メンバーはあと3年で定年退職を迎えようという年齢。
そんなオヤジバンドでトロンボーンを吹いている。
私はみなさまより11歳だか後輩だ。
何のご縁か、5歳まで育った大塚が、バンドの拠点だ。
駅前にある小さな8階建ての雑居ビルの最上階に
1年ほど前にできた練習スタジオを使っている。
なんでも中学生の頃にバンドを組んだというのだから、
もう歴史は40年以上になるのだろう。
「この曲も35年やってる」 . . . 本文を読む
雑草ってなんだろう。
道端に生える草。
勝手に生えてくる草。
名もない草。
いや、名前はあるだろ。
名前を知ることによって、勝手に道端に生えている草も、
雑草ではなくなる。
だろうか???
庭の中においては、
蒔いたんじゃないのに花壇に生えてくる草。
取っても取ってもまたどこかからやってきて生えてくる草。
といったところだろうか。
私にとっては、
やたらに増える草。
滅法丈夫な草。 . . . 本文を読む
出不精でいると、歩けなくなる。
柔らかいものばかり食べていると、歯が悪くなる。
消化の良いものばかり食べていると、胃腸の病気をする。
事実から目をそむけてばかりいると、目が見えなくなる。
ひとの話をよく聞かないでいると、耳の聞こえが悪くなる。
自分の意見を持たないでいると、思考に問題が出てくる。
自分の思いをちゃんと伝えないでいると、声が出にくくなる。
老化も病気も根は同じことで、もとは自分が作 . . . 本文を読む
ヤブカラシだのドクダミだのといった大敵との戦争に明け暮れているすきに
雑魚どもが庭中で騒いでいるではないか。
一面の草の芽には、強力な兵器、長柄鎌を投入。
一気に掃討。
かがまないでいいし、とにかく速い。
面積をやっつけられる。
土ごと根こそぎだが、しっかり干せば枯れるだろう。
かかってこい。
(写真は戦場。かかってきている状態。) . . . 本文を読む
「からだが言うことを聞かない」って、
からだは奴隷でわたしはご主人様か!?
からだは自分自身じゃないのか?
からだが思い通りに動かないのは、なぜだろう?
からだと意思疎通を良くするためには、どう過ごしたら良いだろう?
いつも動くのが当たり前と思っていないか?
言っただけ働くのが当たり前、と思っている経営者のもとで働いていたら、
ストライキを起こしたくもなるってもんだろう。
わたしはからだのご . . . 本文を読む
[あらすじ] ヤブカラシ戦争中、戦場は家の土台や水道管の下に及んだ。
http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/1231ce07dc6ca4df84bacf899b82f13a?fm=entry_awc
庭で、ドクダミと戦争していると、背後からかすかに水音がした。
池に水は出していないし、お隣さんからの音にしては方向がおかしいし。
そう思ううちに、音がはっきりと聞こえる . . . 本文を読む
[あらすじ] 使っていない身体機能は衰える。
「痛くて歩けない」というのは、よくよく考えてみると、
「歩くと痛むから歩くのがいやだ」だったりする。
「関節がかたまってしまってまるで動かないので歩けない」のと、
「関節を曲げるとひどく痛む」のとでは、
状態はかなり異なる。
適切な治療方針を立ててもらうためにも、自分の状態は正確に伝えたほうが良い。
それに、「歩けない」という言葉を自分に刷り込む . . . 本文を読む
老母は、戦後の食料難の際に、薯や南瓜ばかりを作って食べた経験から、
庭に作物を育てることを嫌う。
そんな母も足腰が弱って庭に出られなくなった今、
目の届かないところに野菜を作るチャンス到来。
近所の農家の直売所で苗を売っていたので、
万願寺唐辛子を植えてみた。
数日後、ドクダミと戦争中にふと見ると、
万願寺唐辛子の茎に、みっっっちりと虫が付いている。
茶色い、カメムシだ。
割に細身で、腹の縁 . . . 本文を読む
定席では、毎日々々、入れ替わり立ち代わりで落語をやっている。
合間には色物と呼んで、漫才だの曲芸だの手品だのが見られる。
定席は東京に4ヶ所あるが、私は自宅から便利な新宿末廣亭に行く。
会員になるとお得と言われりゃ、会員になる。
年会費を払って、チケットとオマケの非売品をもらう。
オマケってのは楽しいもんだ。
去年はパスケースをもらって、たいへん重宝している。
http://blog.goo.n . . . 本文を読む
[あらすじ] 歩かないでいると、歩けなくなる。
使っていないと機能が落ちるのは、
なにも筋肉に限ったことではない。
消化力とか、視力や聴力とか、
記憶力や思考力などの脳みその働きもそうだろう。
体温調節とか、呼吸や心拍の調節といった、
自律神経の働きも、同様だ。
使っていないと、なまる。
ちょこちょこ自律神経を使って、力をつけておかないと、
機能が下がる。
冷暖房完備で快適な生活を送っ . . . 本文を読む
根茎で増える植物はおそろしい。
いくら地上部分を刈り取っても、根が残れば生きのびる。
地上部分を繰り返し取れば根が弱る、なんて駆除方法を言うひともあるが、
それはかなりまめにしかも長期にわたって戦わねばなるまい。
私は根こそぎ掘り起こし突貫作戦あるのみ。
ヤブカラシの場合、地下組織は発達していても
地上では散発的にレジスタンス攻撃をしかけてくる、という感じだ。
一方ドクダミは、地上部分はお茶と . . . 本文を読む
骨折して、しばらくギプスを嵌めて固定し、
動かさないでいると、その部分が痩せ細る。
自分自身の経験でなくとも、一度は身近に見たことがあるのではないだろうか。
使っていないと、筋肉はあっという間に落ちる。
ギプスが外せてから、リハビリが必要なのには、
筋肉が減ってしまって力が弱くなっているから、という理由も大きい。
何もギプスを嵌めなくとも、使っていない部分は多い。
最近、ジャンプした?
息が切 . . . 本文を読む
この時季の庭の草取りは、追いつかない。
明るい陽射しを浴びてすくすくと。
数日おきの雨を浴びてまたぞろと。
横に縦にと雑草は勢いを増す。
一週間もぼんやり過ごしたら、庭は庭でなくなる。
雑草の中でも、つる性のものはタチが悪い。
伸びた先の節でまた根を下ろす。
引っ張って取っても、途中の根のところで切れて、残る。
トカゲと同じで、切れることで身を守る。
切れて残るのは、地上のつるばかりでなく、地 . . . 本文を読む
「膝が痛くて歩けない」
と、言う。
痛いところたいへん気の毒だが、この言い方は間違いだ。
正しくは、「歩くと膝が痛い」。
「歩けない」のは関節がまったく動かなくなったとか、
短肢症であるとか、戦禍で脚を失ったとか。
歩けるうちに「歩けない」なんて言っては、身体がかわいそうだ。
歩けるのに。歩きたいのに。
「膝が痛くて歩けない」んじゃなくて、
「ちょっと歩くと膝に痛みが走って、それが怖くて歩く . . . 本文を読む
1993年にWHO(世界保健機関)が
「同性愛はいかなる意味でも治療の対象にならない」
と宣言した。
1990年までは、同性愛はICD(国際疾病分類)の
一項目であった。
http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/94090b748f8d0dae57aa06f132fd3543
ただもちろん、治療に効果の無いことは分かっていた。
つまり、「同性愛なんですか?じゃあ治んない . . . 本文を読む