性的マイノリティのプライドパレードのマスコットキャラクターは、
トビーという。
ムササビの飛膜が虹色に染められている。
虹色は、性的マイノリティのプライドを象徴している。
6色の場合が多いが、できた当初は8色だったそうだ。
1994年の第一回の時、実行委員たちはピンク色の逆三角形のワッペンを付けた。
これは、ナチスが同性愛者を差別して、その印に付けたものに倣ったのだ。
差別の印をプライドに昇 . . . 本文を読む
今年のレインボープライドにも、一人知人が訪ねて来てくれた。
バンドのお客さんで、その後もSNSで私の投稿を読み続けてくれている方だ。
去年も、盆踊りで知り合ってから、ブログを読んでくれている方が来てくれた。
パレードから帰って、暑い陽射しの中で演奏している時に、
背後から声をかけてもらえて知人の顔がそこにある、ってのは
なかなか嬉しい。
俄然張り切っちゃうね。
今年来てくれた方はイケるクチなの . . . 本文を読む
去年から、東京レインボープライドのブラスバンドに参加している。
去年からなのは、去年そういうことをやっているのに気付いたからだ。
1994年に第一回のレズビアン・ゲイ・パレードの実行委員をやったわりには、
それで燃え尽きてしまい、その後は翌年に遊びに行ったくらいで、
すっかりパレードから離れてしまっていた。
20年を経て参加してみると、浦島太郎状態。
隔世の感がある。
パレード 3,000人、 . . . 本文を読む
日本で最大のLGBTイベントであろう、東京レインボープライド。
代々木公園のステージの所で2日間にわたって催された。
テントが張られ、100あまりのブースが出された。
当事者や支援者によるボランティア団体のブースをはじめ、
外国のブースや企業のブースも多い。
法律、医療、保険、老後、住居などなど、
テーマは生活の全般にわたる。
ことに今年は、同性婚の制度化に向けての活動が多く目に入った。
渋 . . . 本文を読む
近所の幼馴染Mの母:M子さまは、自宅の隣の土地で菜園を楽しんでいる。
そこは数年前まで家が建っていた所で、畑にするにあたっては
土を作ることがまずたいへんだった。
耕せば耕しただけ、いつまでもいつまでも石くれが出てくる。
石ころというのは不思議なもので、深く下の方から、
だんだんと浮かび上がって来ているんじゃないかと思うほど、
いつまでも湧いて来るものなのだ。
それから、秋には500m先の神 . . . 本文を読む
庭の、生垣にしているツツジの根方の雑草を取っている時、
ある年、見慣れない草を見つけた。
きれいな雫型の葉の三つ葉で、厚めで照りのある葉、
あざやかな若葉色、ただそれだけ。
いろいろ検索してみたが、わからなかった。
近所の友人Mの母M子さまが通りかかったので、指し示して聞いてみたら、
「ああこれは○○ね」と簡単に教えてくれた。
その名前で検索してみたが、まったく違うものだった。ありがちなことだ . . . 本文を読む
明日明後日は、代々木公園イベント広場で、東京レインボープライドだ。
昨年のプライドパレードの日に、ここブログでカムアウトして、
一年が経つ。
なんのことやら、という人のために添えれば、
私は、生物学的には女性だが、自分としては女性な気はしておらず、
かと言って男性になりたいわけではなく、
だからホルモン投与とか性別適合手術などは望んでいない。
恋愛対象は女性。性自認が女性でないので、同性愛とい . . . 本文を読む
[あらすじ] 一昨日の夕方の雲のうねは迫力があった。
調べてみたところ、
高度の低い、2000mくらいのところにできる層積雲の一種の、
波状雲というようだ。
雲の解説書にもまさに「畑の畝(うね)のよう」と説明してある。
なかには「アスペラトゥス(荒波)波状雲」なんて呼ばれる
激しいものもあるようだ。
見た目におそろしげなので、地震とつなげて考えたくなるのだろう。
ただ、地震雲として説明し . . . 本文を読む
昨日の夕方の雲が見ものだった。
雲の底、つまり我々が見る面が、
大きなうねのようになっていた。
どういう気流だとこうなるのだろうか。
調べてみようと検索すると、ちらほらと、ブログに書いている人がいる。
どれもが、「地震雲」と呼んで、注意を促している。
ほんとかよ。
朝から眉毛が唾でべちょべちょだ。
真偽のほどは別として、おもしろい話だとは思う。
が、地震と切り離して、なぜこのような形にな . . . 本文を読む
[あらすじ] アレルギーや自己免疫疾患は、免疫力が弱いからこそそれを補うために
過敏になって症状が起きているのではないか。
免疫力を付けるためには、自律神経の働きを良くすることが必要だ。
自律神経の働きを良くする方法を考える前に、
そもそもヤツら(交感神経・副交感神経)が何をやっているのか、
もう一度おさらいしたい。
それは、ヤツらをのびのびと働かせるためにはどう暮らせば良いのか、
ということ . . . 本文を読む
にらはおひたしに限る!
庭に、ニラが生えている。
ニラは、高く花茎が伸びて、それが倒れて種を落とす。
なるべく自分から離れたところに繁殖しようという工夫だろう。
だから、庭の韮は、ほっとくと拡がる。
ほっとくわけがない。
どんどん食べる。
春の陽射しですいすい伸びた柔らかくて瑞々しい韮。
さっとゆがいただけで、うまい。
この時季ならではの味だ。 . . . 本文を読む
13日に、グラスが死んだ。
また、「戦後」がひとつ過ぎ去っていく。
グラスの一番有名な作品は、『ブリキの太鼓』だろう。
映画化されたのは、第三部まである、第一部だ。
主人公のオスカル坊やは、3歳の誕生日に、自ら成長することを止める。
と同時に、奇声を発するとガラスが割れる、という妙てけれんな能力を
身に付ける。
赤と白の鋸歯状に塗り分けられた、おもちゃの太鼓を叩いては、
ガラスを割る。
物語 . . . 本文を読む
引っ越して35年、西側に細い砂利道を挟んだ隣の土地は、
植木畑という実質、林だった。
引っ越して来た当時5歳の私とさして違わない高さだったヒバの木は、
5mを超えていた。
その向こうのアパートとの目隠しになり、駐車場に出入りする車のライトを遮り、
西日を蔽い、風を止めてくれていた。
数年前にその林が伐られ、更地になった。
そこへ、温州みかんの苗など植えられたが定着せず、
この頃はただ雑草が伸び . . . 本文を読む
「あの人はいい人なんだけどねえ、酒を飲むと人が変わってしまうのよねえ。」
「いつも穏やかな人なんだけれど、ハンドルを握ると人が変わるのよ。」
「昔はこんなじゃなかったんだけどね、年を取ったら変わっちゃったわね。」
「人当たりのいい人なんだけど、ご家族には手を上げるらしいですよ。」
「「「「不思議ねえ…。」」」」
なんの不思議があろうか。
酒で人は変わらない。
酔いでタガが外れて、素 . . . 本文を読む