[あらすじ]
「情報」という言葉が嫌いだとかまた言い出したよ。
情報と、それによく似た知識などとの違いは、何か。
具体的にどういうものを情報と呼ぶか、考えてみた。
たとえば
「30日(月)のみ、牛豚合挽き100g58円!!!」とか
「映画会、公民館にて、18:00~、入場無料」とか
「鬼太郎ナンバープレート申し込み、○月○日まで、市役所○○課」とか
「大盛りグルメランキング」とか
「京王線、 . . . 本文を読む
情報、という言葉が嫌いだよ。
世の中、なんでもかんでも「情報」と呼んでいる。
そこには情報ではないものも含まれているようだ。
「ヨモギは五月、30cm以上の丈に伸びてから、よく育った葉を刈って使うとうまい。
若い葉は香りが弱いんだ。」と伝えたら、
「情報をありがとう」と返事がきた。
これは「情報」じゃなくて、知識じゃないか。と思った。
と同時に、私はあまり情報を発信したりはしないゾ、とも思 . . . 本文を読む
っていうか~、仮面ライダーの私。
http://youtu.be/NkQSWDawidc
仮面ライダーの枕を使っていた私。
仮面ライダーを「ライダーさん」と呼んでいた私。
変身ベルトを持っていた私。
40年を経て、遂に、仮面ライダーになってみた私。
http://youtu.be/NkQSWDawidc
暑い日だった。
深い長靴はさらに暑かった。
ゴム手袋もさらに暑かった。
お面はも . . . 本文を読む
生き方、考え方に深い影響を与える本てのが、たまにある。
池川明著『子どもは親を選んで生まれてくる』も、その一冊。
これは、
子どもが生まれながらの病気や障害を持っている親や
自分の親との関係が良くない人や
子どもに否定された親や
子どもがいる人や
子どもがいない人や
親から生まれた人
つまり、
すべての人に読んで欲しい、と思う本だ。
これだけじゃ読む気になれない?
まあ、なんかの縁だと思っ . . . 本文を読む
自然治癒力って言葉が嫌い、ほっといて自然に治る、っていう印象を与えるから。
と書いた。
自分自身の身体が、四六時中闘って身体の機能を維持しているのが、自己治癒力。
その自己治癒力が存分に発揮できていると、病気をしにくいとか、風邪を引きにくいとか、
ケガや病気の治りが早いとか、ケガしにくいとか、
簡単に言えば、元気である。
ところが人は、食生活の偏りや、睡眠不足や、生活のリズムの乱れや、姿勢の崩 . . . 本文を読む
東京薬科大学の薬草園の畑。
入ってすぐのところに、ウマノスズクサがある。
実を干したものを馬兜鈴(ばとれい)と呼んで、去痰などの生薬になるのだそうだ。
が、ウマノスズクサと言えば
私がすぐに思い浮かぶのはジャコウアゲハの幼虫の食草だということだ。
ウキウキして近づくと、草はハゲチョロケ。
2匹の幼虫がもりもりと齧っている。
まだら模様の入った黒い体に先っちょの赤い角が全身から出ている。
なん . . . 本文を読む
8月初旬、暦の上で秋となる頃から虫は鳴き始めている、
ほんとうにその頃から秋なんだよ。
と、前日書いたが。
今朝、風の音が変わった。
きちきち正確に言葉にすれば、風で揺れて葉が擦れる音が変わったのだ。
どう変わったのか、というのはこれまた難しいことだが、
とにかく、秋風の音に変わった。
夏の風とはまったく違う。 . . . 本文を読む
今日は朝から出突っ張りだったので、こんな時間になっちまいました。
写真は先日の、東京薬科大学の薬草園のウコン。
ところで、自転車のライトは、数m前方の路面を照らすように
角度を調節すると良いですよ。
ちょっとでも上を向いていると、すれ違う人の目くらましになって
マブシい!危険!迷惑! . . . 本文を読む
京王線の長沼の駅から、数分歩くと
もうすぐに道は沢に沿って丘の森の中に入って行く。
長沼公園では、多摩丘陵の森を手入れして、保全している。
沢の音、森、コジュケイの声、山のにおい。
ついそこまで都市化が迫っている証拠に、車の音は遠く聞こえてくる。
しかし様子はすっかり山道。
そんな谷あいを歩いていると、向こうから爺さんが一人歩いてくる。
腰は曲がって、杖をついてはいるが、スタスタと歩調は速い . . . 本文を読む
昨日は、東京薬科大学の薬草園を見学。
麻黄だの当帰だの芍薬だのと、日頃、漢方薬の名前で聞くものが
いろいろ育っている。
薬草園には、畑と、山道と、温室がある。
この温室も充実している。
小さいけれど、地元神代植物公園の温室とも引けを取らないくらい中身は濃い。
山の際を流れる小さな流れにかかる橋の手前に、生姜やウコンの仲間が
並んで植わっている。
大きな葉が高さ2mくらいに成長していて、独特の . . . 本文を読む
秋の虫の声がするようになった。
と、この頃よく言われるけれど。
秋の虫は、秋になった時から、鳴いている。
暦の上での秋だ。
今年の立秋は8月7日。
虫が暦を知っているわけはないが、
ちょうどその頃に鳴き始める。
夏のはただの「暑」さだが、暦で秋になると「残暑」と呼ぶ。
秋のはじめは暑いのだ。
夏の続きで暑いので、うっかりするとずっと夏のような気がしてしまう。
しかし、秋は始まっているのだ。 . . . 本文を読む
よく言われることだから、一度は耳にしたことがあるかもしれない。
体の声を聞く。
体は、毎日その時々の状況に対応している。
女性なら、生理周期に伴って、むくみが出るとか腰が痛むとか
感じたことがある人は多いだろう。
体からの小さなサインを見逃さなければ、大きく体を壊すことなく、
未然に病を防ぐこともできるかもしれない。
葛根湯は風邪の引き始めに飲むと良い、と言う。
では、風邪の引き始めとは、 . . . 本文を読む
多摩川の河岸段丘のうち、深大寺は国分寺崖線(がいせん)の上にある。
上というのは上下の上でなくて、ちょうど線上にある。
本堂の裏が崖だが、これが崖線だ。
崖線なんて耳慣れない漢語ではなく、やまとことばなら、ハケと言う。
水はけ、という時のハケだ。
崖線には湧き水が多い。
深大寺界隈も、湧き水が豊富だった。
私が子どもの頃は、まだあちこちに湧き水が有った。
家やマンションが増えたり、道路が舗装 . . . 本文を読む