ウチの木や、ご近所からもらった切り枝を片付けたら、
見る見る棚がいっぱいになって行く。
歪んだ棚も、薪の重みでどっしりとしてきた。
この調子なら再来年も暖かく過ごせそう。
しかし庭木だけではそんなに毎年切らないからね。
山欲しいな… . . . 本文を読む
旧い知人とすれ違い、あまりの変わらなさに
悪魔に魂を売ったんじゃないか
と思うほどであった。
高校生だったのが40代後半になってんのに、
本気で変わってないんだもの。
驚きも落ち着いた頃に通りかかった、神田川かも。 . . . 本文を読む
世界中の人間がほんの一瞬でも楽を感じられるように、
私の時間をそれに振り替えてください、
と、祈ったとする。
私が幸せに生きる時間を、私のためでなく世界中の人のために
与えてください、
と。
計算してみる。
世界の人口×ほんの一瞬÷60(秒)÷60(分)÷24(時間)÷365(日)
いやあ、世界の人口って45億だと思ってたけど、
それは私が小学生の頃に図鑑で見た . . . 本文を読む
右は陶器、左は獣。
って分かるか。
以前、メーター検針の仕事をしていた頃。
マンション内を回っていたら、玄関先にこういう
犬が…
リードで繋がれていて。
よく見たら陶器。
二度びっくりした。 . . . 本文を読む
はずかしながら、初3D体験。
映画です。
観たのは『ヒューゴの不思議な発明』。
邦題って、ヘンだなぁ。
ヒューゴは発明してないでしょ?
彼がこだわってるのは「修理」じゃないの?
ま、『ヒューゴの鮮やかな修繕』ではヒットしないだろうから、いいけど。
私はあまり劇場で映画を観ないんだけれど、
水曜レディースデーを狙って行った。
3Dなら劇場で観なくちゃ、と思って。
行ったら、調べて行った時 . . . 本文を読む
咲いた!
一気に香が広がる。
もう少し暖かければ窓を開けておきたい気分だ。
庭の入り口に植えたのは、通りがかりの人にも香が届くように。
さて、雨も上がったから散歩に出て、
よそんちの夕飯の支度を嗅いで来よう。 . . . 本文を読む
ラリーは人と人とを繋げる人だった。
というのが、ラリーの弔いに行って得た、最高の賛辞だった。
一介のベース弾きの"お別れ会"だが、東京のはずれの葬祭場の会場いっぱいに
人が集まった。
中には、お互いがラリーの知り合いだということをこの日に知った人たちもいた。
そのくらい、ラリーはいろんな人と繋がっていた。
ま、もちろん、切れた人たちもこの背後には沢山いるんだろうけど。
今日、ふと . . . 本文を読む
庭の隣家との境目に、珊瑚樹が植えてある。
これが、一昨年からどうも元気が無い、ということだ。
一昨年と言えば、猛暑の始まりだ。
珊瑚樹は特に暑さに弱いものでもない。
むしろ、暑さによってサンゴジュハムシが大勢さん発生したんじゃなかろうか。
木は葉付きが悪く、枯れ枝が目立ち、成長が悪いため細い枝も節くれだった
ようになっている。
枝葉は木の上の方にばかり付いており、そこばかりが込み入っている . . . 本文を読む
一昨日くらいのテレビで、東京大空襲について扱っていた。
3月10日未明が有名な大空襲だが、東京は繰り返し空襲を受けてきた。
その時のことやその後の人生について、やっと語ることができるように
なってきた人たちを映し出していた。
一人は、母親を空襲で亡くした人。
遺品を、「祈念館」を作るという東京都に寄贈したが、
計画は頓挫しており、14年あまりそのまんま。
この、母の遺品を一旦返 . . . 本文を読む
母をお誕生日検診に連れて行こうと、先日のある朝。
車のキーを回したが、カチとも言わない。
またか。
こないだも有ったぞ。
消し忘れが何も無いのに、バッテリーがすっからかんに上がっていたんだ。
あれ以来、ひどく用心深くなり、
ルームライトは常時OFF側。
エアコンはエンジンを切る前にOFF。
そう。
キーを完全にOFFにしても、エアコンはゴウゴウと働いていた。
「おかしいな」と思ったが . . . 本文を読む
実家の庭には池がある。
池の縁には桶が置いてある。
桶には稲が植えてある。
稲には米が実ったままにしてある。
ほんの、狸がひなたぼっこするほどの芝生があって、
目の前の部屋に寝泊まりしている。
朝、物音がするので見ると。
烏が桶の稲を引っ張っている。
巣材を取ってんのかな、と思ったが、
稲穂を引きちぎっている。
ちぎれた稲穂を、池に渡してある材木の上で、ついばむ。
そこでついばむ . . . 本文を読む
春一番吹いたの?
そうだったの?
暖かな夜。
早速出たよ出ましたよ。
夜中ずっとクウクウクウクウ鳴いていたよ。
蝦蟇は姿は美的でないが、
その声はひどく優しい。
私も恋に落ちそうさ。 . . . 本文を読む
ラリーのお別れ会が済んだ。
もう少し、思い出したり書き忘れていた逸話や昨日のことをいくつか。
Ebony-Bの時に姪ッ子さんを連れて来たことが有った。
5つか、それくらいだったかな。叔父のラリーのことを"わたるちゃん"と呼んでいた。
「トイザらス行く?」「行くー!」「女の子が簡単にイクなんて言っちゃいけません!」
ばかラリーばか教えてんじゃねえよ!
ピアノのリュウタロウさんは古くからラリ . . . 本文を読む
明日は弔いだ。
アタクシ、二十代はバンドをいろいろとやってたんですが、
その中で、一時期のEbony-Bと、BAD★GUNでご一緒していたのだ。
ラリーも無茶していたけど、私も体調が悪かったりして、
痛風で片足を引きずるラリーの真似を、マネじゃなくマジでできたりしてたり。
まあよく食うので、見てても気持ち悪いくらいなんだけど、
本人もたまに食い過ぎて気持ち悪くなってたりして、
足腰が強いのは . . . 本文を読む
昨日書いた、七曜の星勢揃いの天体ショー的初日の出だが、
多摩丘陵のある場所に行った。
ここは尾根で、東西がよく見渡せるので、日の出と月の入りがよく
見えると思ったのだ。
人のあまり通らない裏道を下って帰ろうとすると、
雪の上に点々と、ドウブツの足跡が有った。
一直線。
足型は見えない。
狸は肩幅があるので、前足の跡を後足で踏んだとしても
足跡は一直線にはならない。
ギザギザのようになる . . . 本文を読む