ビギナーズラックという言葉が有る。初めてなので、失敗した経験も無いから恐れず、肩に力が入ること無くできてうまくいったりする。反対に、初めてだと慎重になるので良い結果が得られる、ということも起こる。運動や賭け事などだと、前者のような仕組みが物を言いそうな気がする。※七輪で焼き物を焼こう。初回は、色々と物作りをする友人Mを誘って、二人で焼いた。Mは吹きガラスもやるので、必要以上に火を恐れないところが良 . . . 本文を読む
もう、何ヶ月もかけて、粘土で頭部を作っている。
詳しくはあらためて書く。
今、写真のような状況。
当初は鼻の周囲を作るだけのつもりだったが、
どんどん広げて、ついに首がはえてきてしまった。
うかうかしていると肩も作ってしまいそうだ。
「手芸用デビクレイ」という粘土を使っている。
現時点で3㎏近い。
実物の頭よりはずいぶん軽い。
中は空っぽだからか。
これから脳みそを入れるか。 . . . 本文を読む
おらほ調布は下布田遺跡で出土した耳飾りが、私は日本一の品だと思う。数年前の東京国立博物館での展示で実物を見た。この夏、色々な写真を参考にして、模造してみた。https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/75ab645f4c35516de90de0bb43b264bf近所に住む幼なじみの友人Mに見せたら、「耳飾りなんだから、もう一個作んないとね。しかも対称じゃなきゃ。」ゲゲッ。 . . . 本文を読む
友人Kが、 「七輪でやきものを焼きたい。 近所のバーベキュー場がコロナで使えないから、 す~さんちの庭で焼かせてくれん?」 と言う。 そんな焼き方ができるんなら、ぜひ焼かねば。 ※ 友人Kが来る前に、やってみた。 冬が近くなって来たので、熱い作業もしやすくなったからだ。 ※ ご近所おさななじみ友人Mを誘ってみた。 Mはガラス工芸をやる人なので、 高温の窯だとか物凄い炎だとかに慣れている。 七輪でや . . . 本文を読む
昨年、髪の毛を切って刈って剃った。
丸々と剃ったのは11月9日だった。
丸一年経ったなあ。
その日の写真を一枚。
初めて剃ってみると、
頭は意外とブツブツだらけで、
剃刀負けだらけになってしまった。
ツルツルに剃ろうと剃れば剃るほど血がにじんだ。
坊さん役を演じるためには、
まず期間をかけて頭皮の手入れをしっかりしないと、
きれいな剃髪姿は撮影できないものだ、と思う。 . . . 本文を読む
[あらすじ] おらほ調布は下布田遺跡から出土した、耳飾りを模造しているよ。
二重の渦を基調とした、複雑なデザインに脳が混乱する。
縄文時代の作者も混乱したのか、正確に点対称になっていない部分も有る気がする。
さりとて、ここ間違ってるよ!と言い切る自信も無い。
二重の螺旋と言えば、染色体だ。
遺伝情報をコピーするという機能を持つために、二重の構造を持っている。
二重なのがぴらぴらぴらーと剥がれて . . . 本文を読む
[あらすじ] 縄文時代の耳飾りを模造してみている。
地元調布は下布田遺跡から出土した耳飾りが、やけにイカすんである。
写真をもとにスケッチする。
真上から撮った写真だけでは立体感が分からないので、
斜めからの写真もインターネットで探して見付けて、それもスケッチする。
それでもまだ、なんだかよく分からない。
分からないながらに、作り始めてみる。
※
作っていくうちに、二重の渦になっているら . . . 本文を読む
ついに手を出してしまった。
縄文時代の耳飾りをそっくりそのままに作ってみよう。
としている。
土器である。
粘土をこねて作る耳飾りなんて、単純なものだと思ったら大間違い。
その中でも、日本を代表する美しい作品がある。
しかもそれは、地元調布市内の下布田遺跡から発掘されたものなのだ。
なにやら、誇らしい。
まったく自分の手柄じゃないのに誇らしい。
まったく自分の手柄じゃないものを誇らしく思う . . . 本文を読む
[あらすじ] 『舟唄』の動画で使うため、納豆のパックからユリカモメを作ったよ。傾いてできあがっちゃった。https://www.youtube.com/watch?v=-cwf4e9JdTo〽お酒はぬるめの燗がいい肴はあぶったイカでいい女は無口なひとがいい灯りはぼんやりともりゃいい「~でいい」「~すりゃいい」と言っているから控え目かのように聞こえるが、これはこれで実は注文がうるさい。「お昼何がいい . . . 本文を読む
[あらすじ] 『舟唄』の動画の中で〽沖の鷗に深酒させるために、ユリカモメを作る。納豆パックを合わせて、プチプチクッションでくるんで、障子紙を貼って、段ボールを貼って…時々、マスキングテープで部分的に巻いて、形を整える。障子紙はけっこう硬いので、テープで巻いて寄せると凹みができる。その凹みを覆うようにまた紙を貼る。この繰り返しで体形を少しずつなめらかにしていった。脚の付け根は斜めに紙を . . . 本文を読む
[あらすじ] 動画で使うため、四天王像の切り絵を作る。
モデルにする像で、迷う。どれもそれぞれの魅力が有るからだ。
四天王寺、金剛峯寺、海住山寺、西大寺、唐招提寺、
法隆寺、興福寺北円堂、当麻寺金堂。
嗚呼。
四天王はもともとインド生まれである。
ヒンドゥーの神々の、
ドリタラーシュトラ、ヴィルーダカ、ヴィルーパークシャ、ヴァイシュラヴァナが
それぞれ、持国天、増長天、広目天、多聞天となった。
. . . 本文を読む
切り絵を作る中で、一番気持ちいいのは、
下絵を剥がす時だ。
黒い紙の上に、下絵を貼って絵柄を切る。
下絵無しに切るような自由自在な芸術的切り絵をやっていない。
黒の紙と下絵の紙の2枚を同時に切ることになる。
意外に厚みが出る。
下絵を糊で貼るわけにもいかない。
剥がせる糊もいろいろ有って使ってみるが、
まったくなんの痕跡も無く、また、細かく切った所を損ねることも無く
剥がせる糊なんてのは、無理だ . . . 本文を読む
[あらすじ] 「『草枕』はタロットカードで読み解けます。」と
オカシなことをシショーが言う。
『草枕』は大好きな小説だ。
二十代の頃だったか読んで、びっくらこいた。
鮮やかな風景描写、いきいきとした人物たちが話し、
時々思い付いたように芸術論が続くかと思うと、
下世話と言っていいほどの世間的な物語が繋ぎになっていたりする。
なんじゃこりゃ。
主人公の一人称は「余」で、西洋画の「画工」であるとい . . . 本文を読む
「漱石の『草枕』はタロットカードなんです。」
と、シショーがまたオカシなことを言い出した。
ここ数年、シショーにドライブがかかりまくっている。
月に一度会うか会わないかなのだが、
会えば必ず新ネタを卸してくる。
面白い。
※
何事も、良い指導者について学べば、ラクだ。
疑問が有れば教えてくれるし、
間違いが有れば正してくれるし、
学び方も教えてくれる。
分かっちゃいるけど、
なぜだか独習する . . . 本文を読む
服部良一作曲、黒澤明作詩、昭和23年に笠置シヅ子の歌った『ジャングルブギー』を演奏してyou tubeにアップしたから見ろね。https://www.youtube.com/watch?v=lA9q7KcKAx0リアレンジして全ての楽器を私す~さんとやまちゃんの二人で演奏した。金管楽器と打楽器に歌をのせた。私は歌と合の手と、トロンボーンが約6本分、チューバ、太鼓2種、笊、甕。全編に「シャッシャッシ . . . 本文を読む