暑さ寒さも彼岸までという言葉どおりになったのは、ひさしぶりだと感じる。ここ数年は、10月まで夏がはみ出ていた。9月もぶっ通しに暑く、10月に入っても30℃を超える日が有ったりする。じゃあ季節がずれ込むかっていうとそういうわけにもいかないのだから、突然、秋深し、となる。手足が冷えて柿食って紅葉見て瞬く間に短い秋が終わり、冬が来る。厳しいよ。すがすがしい秋の日々をもっと堪能したい。そんな思いが今年は叶 . . . 本文を読む
[あらすじ] 愛車ホンダCD50を整備。
タイヤとチェーンとスプロケットとクラッチを交換。
「けっこうバイクは自分でいじるんですか?」と
バイク屋のおっちゃんに聞かれた。
いやー、バイクはやらないです。
今回も、チェーンのたるみを調整しようとは思った。
だが、そのためにはチェーンカバーを外さねばならないと分かり、
わりとあっさり諦めた。
調整するネジ部分は、外からいじれると思っていた。
一旦何 . . . 本文を読む
[あらすじ] 長くお世話になった近所のバイク屋が廃業してしまった。探したら、その200m先に業務用バイク専門の店があった。なんせ、新聞配達用のスーパーカブばっかりを扱っているので、シャッターもいつも閉まっている。ガレージ・センシミリアという店名もアヤシい。自分の乗り物らしいロードバイク(自転車)が掛けてある。前2段後5段で細いタイヤの速そうなヤツ。自分の乗り物らしいスーパーカブが置いてある。途中で . . . 本文を読む
[あらすじ] 20年お世話になったバイク屋が廃業してしまった。
自宅から800mほどのところのバイク屋でもっぱら修理してもらっていた。
エンジンがかからなくても、押して行ける距離だ。
ところがここが閉店してしまった。
バイトに入っていたクロネコヤマトに専念している。
腕に技術があるのに、惜しいことだ。
思えば近所の魚屋さんも廃業後にヤマトだし、
隣の酒屋もヤマトのバイトで食いつないでいる。
町 . . . 本文を読む
全国で秋の交通安全運動が展開されるのに合わせて、
私も秋の交通身の安全運動を十日間書こうという企てを持っている。
しかし今年はこの期間に入った日に、旧知の友人が他界して、
私の脳みそはそのことを最優先する。
人の読むところでこんなふうに書くことはふさわしいことではないようにも思う。
ただ彼女の目に届かないことをこっそり願う。
[あらすじ] サックス奏者の高木がこの世を去った。
折り畳み式の . . . 本文を読む
[あらすじ] 20年以上の付き合いになるサックス奏者がこの世を去ってしまった。
どうもちょっと脳みその隙ができると、高木のことばかりを考えてしまい、
他のことが手に付かない。
毎朝更新しているブログも昼下がりになってまだ書けていないという様だ。
彼のことを書けば書けるのだけれど、
そういつまでも書いてもいられない、
しかも秋の交通安全運動に合わせて、
この十日間はわがブログでも秋の交通身の安全 . . . 本文を読む
[あらすじ] 20年以上の付き合いになる、サックス奏者がこの世を去った。
散漫である。
集中できない。
旧友の死にあって、どうも気分がすぐれない。
しかたない。
落ち着くのを待とう。
「高木から音楽を取ったらただの良い人」
と、表現した人がいた。
これはたいへん貴重なことだと思う。
音楽を取ってしまったら
「ただのエキセントリックな人」だったり
「ただのコミュニケーション障害」だったり
「た . . . 本文を読む
今度出演するライブハウスの店長がファンクバンドをやってるらしい、見に行こう。
とバンドのリーダーが言う。
それで、秋葉原のGoodmanに行った。
ってえのは、20何年前だったろう。
=BAD★GUN=のステージは、メンバーひとりひとりが際立っていて、刺激的で、
私は自分のホームバンド以外で、参加したい!と熱く思ったのはこのときが一番だった。
願いは後で叶うこととなったが、
その前にまず、そこ . . . 本文を読む
たまに交通マナーについて書いている。
雑にまとめると主旨は、
「ルールは条件が揃えば守らなくても良い場面もあると思う、
けれどそれを自分で判断するにはそれなりに状況を見る力が必要、
それに、ルールにはやっぱり根拠が有る。
ルールを守るのが身の安全。」
といったところだろうか。
交通ひとつ取り上げても、じっくり考えて良いポイントがいくつも含まれていると思う。
ルールを守るべきか。
デキの悪いおかし . . . 本文を読む
[あらすじ] 近所の友人とのやりもらい、玄関先に何かが置いてあることはしばしば。
いつからだっただろう。
荷物をお隣に預けておいてくれなくなったのは。
留守にしていると、宅配便はお隣に預けておいてくれたものだった。
ウチの場合は、お隣が商店で、いつも開いていて人がいるから
預けやすくもあっただろう。
しかし、このように条件の良い所ばかりではあるまい。
近隣とのトラブルなどがあっただろう、苦情 . . . 本文を読む
3年ぶりに幻のユニット「やきとりリマ二郎」が帰ってきます。歌は廣島リマ、ウッドベースは堀端大路、ウクレレがわたくしす~さんという3人組。で、このユニット名はおかしくないか?「リマ」はもちろん歌姫リマのこと、「二郎」は大路ろうさんのこと。ということは、あたしゃ残る「やきとり」のところだろうか。いくら酉年生まれだからって、そりゃあない。会場が門前仲町のやきとり屋、apolloなのである。だから、「やき . . . 本文を読む
[あらすじ] 近所の友人との、お裾分けのやりもらいは、なかなかいいもんだ。
歩いて行き来できる距離であるし、
もらいもののお裾分けであったり、
地元直売の安価な野菜であったり。
余らせて腐らせるよりは、分け合って新鮮なうちに口に入れるのがいい。
適当に玄関先に置いて行ってくれるのも、いい。
適当に玄関先に置いて行ってくれる人が、もう一人いる。
ただ、ちょっと規格外なのである。
この人は老母の . . . 本文を読む
[あらすじ] 隣の商店のおばちゃんが、たまに夕飯のおかずを分けてくれる。
留守なら鍋を玄関の上がりがまちに置いて行ってくれる。
近所の幼なじみが、お土産を置いて行ってくれることもある。
玄関のドアノブに掛けてあったり、
上がりがまちに置いてあったり、
家の中のドアノブに掛けてあったり。
人それぞれだ。
犬も吠えたり、吠えなかったり。
老母84歳が以前通っていた教会のお仲間が近所に住んでいて、 . . . 本文を読む
この頃の家は高機密性だかなんだかで、ドアを閉めてしまうと物音ひとつ聞こえてこない。
隣の200坪あまりの土地に何軒か家が建って、どこも子どものいる家族が入居した。
日中はにぎやかに外で遊ぶが、日が暮れて子どもらが家におさまると、
物音ひとつ聞こえない。
家の中でわがまま言う声やらきょうだい喧嘩する声やら親が叱責する声やら
まったく聞こえない。
つまらん。
それに引き換え、以前から建っている両隣は . . . 本文を読む
[あらすじ] 昼の図書館でも朝のスーパーでも常連を見るよ。
風呂屋の向かいの小さなスーパーも良いのだが、
規模は小さく品数は少ない。
より近くの大きなスーパーにも度々行く。
客が多い。
レジは6台ある。
客の多い時間帯は列もできる。
夜も客が多い。
夜、7時に向けて客の増えるささやかなピークがある。
値下げを待っているのだ。
私も、数分の差でさらに1割安くなるなら、と7時頃行く。
業務放 . . . 本文を読む