明星食品の深大寺そばという乾麺を愛用している。
安価であり、この価格帯の乾麺の中では、できが良い。
メーカーは長野県のようだが、スタートは深大寺だったらしい。
マツキヨで売っているので便利だったのだが、
どうも、この頃置かなくなってしまった。
マツキヨがやめただけなのか、明星食品でもう生産していないのか。
いづれにしろ、私の食生活はちょっと困っている。
年越しそばはカップ麺で済ましちまおうか。
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朝6時前後に介護のヘルパーさんが来る。
その前後に犬の散歩をする。
この頃は日の出が遅いのと、ヘルパーさんと相談しながら進める事が有ったりで、
犬の散歩は介護の後になることが多い。
6時過ぎに家を出ると、町はまだ静かだ。
新聞配達はとうに終わっているが、出勤する人はまだ少なく、
バス通りに車もまだほとんど無い。
そんな住宅街を、犬を連れてのんびり歩いていると、爆音がする。
重低音も激しく、狭い . . . 本文を読む
私も鍼灸師のはしっくれだから、今時分忙しそうにしていても文句は言われまい。
師走と言うのは師が走るからなんてのは、
しはすという音が決まってからその音に師走という字を当てて
そこから逆にできた語源説だろう。
と、たかをくくっている。
語源説に強いとか、書物の初出を押さえているとか、
そういったところで評価の高い、日本国語大辞典で師走を引いてみる。
暇か?
語源説の最初の一つに、「経をあげるた . . . 本文を読む
「ハンドルを握ると人が変わる」というのは、間違いだと考えている。
人間性がそんなことで変わるわけではない。
ちょいと負荷がかかって余裕が無くなったところで、素が出る。
'普段は穏やかなのに運転は荒い'という人がいるなら、
本性は荒いのに普段は抑えている、ということだと思う。
運転すれば誰しも必ず人が変わるわけではない。
運転に慣れて余裕が有れば、普段と同じように抑制が効く。
だから運転が穏やかな . . . 本文を読む
おならが多い。
子どもの頃から多い。
ひとと比べて多いのかどうか、
ひとがどれくらいおならするのか分からないから、比べようもない。
人前で屁をひるのはマナー違反である。
臭いからだろう。
でも、自分がこいたとバレなきゃ良いとばかり、
スカすという方法も有る。
なぜだろう。すかしっぺのほうが、臭い気がする。
「ブッ!」と勢い良くこいた屁のほうが、におわない気がする。
いや、音がしても臭いという時 . . . 本文を読む
[あらまし] 母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。
日々、何かしら変化が有る。
幻視の人物が平面だったのが、サイズが大きくなったり、
数が増えたり、立体になったり、動いたり、声をかけてきたり。
少しづつの変化が有る。
見えるものが変われば、本人の心持ちも変わる。
平面の人が一人見えているうちは、それが幻視だということに気付きやすく、
怖くもなく、割り切りやすかった。
しかし、何人もの人 . . . 本文を読む
[あらまし] 母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。
数年前のこと。
眼科での診察を終えて、はす向かいの薬局へ向かおうとしていた時
のことだったか。
少しの間、母一人で道を歩いていた。
駅から少し離れて、人通りの少ない道。まだ明るい時間。
私は後ろから母を追って歩いている。10m以上は離れている。
後ろからサッと追い越した自転車の高校生が、母に声をかけている様子だ。
母は人にすぐ対応 . . . 本文を読む
[あらまし] 母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。
「転倒のおそれが有るようでしたら、在宅もやっていますから、
伺いましょうか?」と
神経内科の先生がついに言い出した。
実は先生、行きの車で私も考えたんですよ。
そろそろ往診していただくことも考えていいのかな、と。
でもまだなんとか車も乗れるし、転倒が起きているのは今のところ夜間だけだし、
通院の時はむしろ私の目も有るので安全とも言えるか . . . 本文を読む
[あらまし] 母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。
そんな母はキリスト教徒なのである。
キリスト教徒にとって、今日は教祖様の誕生記念日である。
ぜひとも教会に集まりたい。
クリスマス礼拝に行くのを諦めた時も有った。
今思えば、今年よりもずっと体調は良かったのではないかと思う。
しかし、その時はその時なりに、自分の体調の変化を受け入れられずにいたのだろう。
※
できなくなった事を受け . . . 本文を読む
去年は、11月と12月に2本づつライブをやることができた。
これは、久々のことであったが、とまた同時に、
これでしばらくライブできないかもしれないな、とも思った。
思った通りで、丸一年経ってしまった。
それにはいくつかの理由が重なっており、
私個人の都合だけというわけでもない。
※
古本マニアというわけでもないが、古本屋は好きだ。
神保町なんか行ったら帰れなくなるし、
ある大型古書店が東京郊 . . . 本文を読む
[あらすじ] お爺さんのかわいがっている雀が、糊を舐めてしまったので、
日頃から妬んでいたお婆さんは、雀の舌を鋏でチョン切ってしまった。
お爺さんが雀を探し出すと、竹藪の奥の雀のお宿で、恩返しにご馳走をした上、
おみやげをくれた。
お爺さんの選んだ小さいつづらには宝が詰まっていた。
それを見たお婆さんは真似をして雀のお宿に行き、おみやげには大きいつづらを選んだ。
「家に帰るまで開けてはいけませんよ . . . 本文を読む
毎年、待降節がやってくると、クリスマス讃美歌を歌って、 you tubeにアップしている。 何かしらもう一曲を合わせて、二曲一本の動画に編集している。 待降節に間に合うようにと目指してはいるが、 クリスマスぎりぎりになったこともある。 んが。 今年はダメじゃ。 間に合わない。 なんとか選曲して、なんとかアレンジしてはみたが、 まーるで練習が間に合わない。 そもそも、日々の中で楽器をいじる時間 . . . 本文を読む
[あらまし] 母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。
ケアマネさん曰く「須山さんは優等生の返事しかしないから。」
もともと、何かと言い訳をする人である。
理由というより、理由づけ、という感じだ。
後付けの理由で辻褄を合わせて格好を付ける。
自分は悪くない。
ということを証明するために、理由をひねり出す。
自分は責められるいわれは無い。
何かを聞かれると、責められているような気持ちにすぐな . . . 本文を読む
[あらすじ] 母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。
ちょうど一年前、室内での転倒が増えたので、
介護体制を整えるためもあり、
介護度の認定の変更を申請して、要介護1から2になった。
あの頃から比べると、また今のほうが状態は良くない。
しかし、介護度という意味では3まではいかないのだろう。か。
今の状態が日常になって、そして、また何か大き目の変化が有って、
そしてそれが介護度に反映され . . . 本文を読む
[あらすじ] 毛筆の書を独習し始めたのが二年前。
一年やって、一年サボって、最近再開した。
というのも、年明けに顔真卿の展覧会が東京国立博物館で開催されるからだ。
見に行く前に、臨書しておきたい。
古いのから順にやっつけよう。
顔真卿(がんしんけい:709-785)が、自分の流儀を確立する経過を追ってみたい。
ある本に、郭虚己墓志銘というのを見つけた。
よく知られている、多宝塔碑より三年前の . . . 本文を読む