[あらすじ] ケアマネさんは面談するだけで介護関係を少し円滑にする。
もう一人、老母に良い刺激を与えてくれる人がいる。
週に2回、鍼をしに来てくれる先生だ。
数年前は私も母に鍼をしていた。
私の基本的な考えとして、病気なんぞというものは自分が作っているものであって、
誰かが治してくれるものではなく、自分が自分で自分の生活を見直して、
変わることによって治せるものだ、と思っている。
しかし . . . 本文を読む
[あらすじ] ケアマネさんが老母からうまく話を引き出してくれる。
母は話すのが得意でない。
十代の頃、私はずいぶんそれでやきもきしたことを思い出す。
いっぱしの反抗期が訪れても、親はまるで受け止めてくれない。
しゃべるのが得意でないので、逃げられてしまうのだ。
思いを言葉にして出すチャンスを逃し、結局ひとりで日記帳にぶつけることになる。
こうやって、親に似た子が一丁上がりだ。
母が、ケア . . . 本文を読む
老母は良く言えば穏やかである。
悪く言えば弱虫の話下手である。
言いたいことが10あったら、5は飲み込んでいる。
と、
短期間だが担当してくれるというケアマネさんの前で話した。
カッとなるのが嫌いということと、
自分の感情や要求をはっきり口に出すことに慣れていないことから、
おさえて、黙る。
「でもそれはまだまだお元気な証拠ですね。
我慢するのは体力が要りますから。」
と、ケアマネさんは言う . . . 本文を読む
老母(もうすぐ82歳)が介護保険のお世話になるようになって、何年経つだろうか。
最初のケアマネージャーさんに、母はよくなついた。
落ち着いて知的な雰囲気の方で、ウチが本だらけなのを見て、
母の性質をよく知って、うまく接してくれた。
家の中のあちこちに手すりを付ける手配が素早かった。
この方のおかげで、ケアマネに対する信頼を持つことができた。
この人が異動したため、受け継いだ人は後輩らしく、この . . . 本文を読む
[あらすじ] ヘルメットを塗り直してガッチャマンを吹き語りしたよ。見てね! https://www.youtube.com/watch?v=8leBWwqBNYc さて。科学忍者隊のみなさんはヘルメットをかぶって 交通安全事故防止につとめておられるようだ。 が、そのヘルメットの頂点から少し後ろに、何かでっぱりがある。 位置はまさに、ツボで言うところの後頂(ごちょう)あたりである。 体の中央を走 . . . 本文を読む
[あらすじ] 塗装のはげかけたヘルメットを真っ白に塗り直した勢いで
ガッチャマンの歌を吹き語りしたよ。
https://www.youtube.com/watch?v=8leBWwqBNYc
塗装ができたら、今度は目。
鷲の瞳の部分は、なぜかでっぱっている。
ここを作るために、ペットボトルのキャップを切って、3枚重ねた。
もう片方は何かのキャップを一回り小さく切って、くっつけた。
その「切って . . . 本文を読む
[あらすじ] 20年使ったヘルメットをきれいに塗装し直したついでに
ガッチャマンになってみたよ。
友人から、ステンレスの板を預かっていた。
ちょうど数週間前に預かったのだが、このステンレス板に、
薄青い保護シールが貼ってあった。
こいつはお誂え向きだ。
大鷲の健のヘルメットのシールドは、薄いブルー。
ステンレス板からはがして、シールドに貼ってみると、
意外に粘着良く付く。
気泡が入らない . . . 本文を読む
[あらすじ] 20年愛用したヘルメットを塗装し直したイキオイで、かっこよくした。 途中経過はいろいろあるのだが、イキナリほぼ完成! なんだかキレイに塗れているではないか。 そう、ガッチャマンである。 『科学忍者隊ガッチャマン』は、1972年10月~1974年9月放映。 ワタクシが3~5歳のご幼少のみぎりのことである。 誰だ!誰だ!誰だーー!で始まるテーマソングは『ガッチャマンの歌』。 作 . . . 本文を読む
[あらすじ] 20年使ったヘルメットの塗装がボロボロだから、塗りなおし。
スプレーと紙ヤスリを繰り返しかけた。
なめらかな白に塗れたので、無地では物足りないから、
かっこいいカラーを入れることにしたよ。
去年、トロンボーン吹き語りのために戦艦ヤマトを作った時に
久しぶりに買ったプラモデル用のアクリルカラーがある。
これまたきっちりマスキングして、まずは赤いライン。
刷毛ムラが残らないように . . . 本文を読む
スプレーは、一回じゃない。
液だれしないように、薄く噴霧して、乾かして、また噴霧する。
これを繰り返す。
5回やったところで、凹凸が気になった。(写真)
前の塗装が欠け落ちたでこぼこの箇所は、
なんど塗り重ねてもやっぱりでこぼこなのだ。
そこだけ埋まっていく、ということはない。
そういう穴ぽこは、先にパテで埋めておくと良いのだが、
もう遅い。
やっぱり準備段階をひとつすっとばしてしまっていた . . . 本文を読む
下準備がいい加減なせいで、あとあと失敗することが多い。
おまけに詰めが甘い。
細かい作業をはしょりがちな性分は、物を作るのにどうかと思う。
根気出さなきゃ。
というわけで、まず、前の塗装をなるべく落とす。
やすりをかけて、ツルツルの面を曇らせる。
境目だけでなく、他の部分も覆うように、
さらにマスキングする。
シールドを取り付けるためのスナップボタンも、
ちまちまとテープで覆う。
20年 . . . 本文を読む
1994年8月28日に、日本で初めて、セクシュアルマイノリティのための
東京レズビアン・ゲイ・パレードが開催された。
私は数ヶ月前にレズビアンのミニコミ誌で実行委員の募集記事を見て
すぐに参加を決めた。
性的マイノリティが身の周りに実はたくさん存在するのだ、ということを
伝えるために、
個人的なカムアウトと並んで、社会的なカムアウトをすることが必要だと
その頃は考えていた。
25歳だった。
米 . . . 本文を読む
20年前、バイクを買った。
ホンダのCD50。
おっさんバイクだ。
ただし、本格的おっさんはこれの90ccや125ccに乗っている。
私なぞはやっぱりフェイクおっさんだ。(謙遜)
ヘルメットもその時に買ったもので、何度も落としているから
塗装が細かくハゲている。
メタリックなツヤが台無しである。
塗り直そう。
塗らないところはマスキングテープで丁寧に覆う。
流行りのカワイイのじゃなくて、実 . . . 本文を読む
材木はよく乾いているので、ぽんぽん燃えて、
それはそれで良い薪になる。
ご近所で、ウッドデッキを解体するというので、
廃材をもらいに行った。
デッキにしていたような材は、厚くて硬めなので、
薪として申し分ない。
端っこは朽ちかけている。
朽ちたところはスカスカで、あっという間に燃え尽きる。
ストーブの煙から木酢液を作れないか考えたことがある。
しかし、こういった材を燃やすことがあるので、簡単 . . . 本文を読む
みっちり硬く重い木は、ゆっくり燃えて、良い薪になる。
よく乾いた材は燃えやすい。
細い枝は焚きつけになる。
どれもそれぞれに必要だ。
近所のお庭で桜を切る、なんていうと、飛び付く。
桜は密で、パチパチと爆ぜながら、強く燃える。
林の中でゆっくり育つ雑木も、良い。
裏山が欲しいなあ。
略して、
うらやましい。 . . . 本文を読む