さて、サンルームの塗装が済んだ。
サンルームの作業をしている間ずっと、
すぐ外に置いてあるベンチが目に入る。
次はこれだ。
1年半ほど前、ご近所のSさんの家から貰ってきた物だ。
Sさんは以前ゴールデンレトリーバーを飼っていた。
その頃は、午前中、何頭もの犬と飼い主が近所の空き地に集まって、遊んでいた。
Sさんは仲間うちの相談役だった。
ウチで飼っていた2頭は、Sさんによく懐いていた。
ゴール . . . 本文を読む
[あらすじ] サンルームの木部が傷んでいる。雨漏りと陽射しでガッサガサに傷んでいる。塗らねば。あまりに乾いて剥がれている部分は、新しい板で補修した。三脚や梯子を使えば、木部全てに刷毛が届くことを確認した。作業に取り掛かる。まず、ガッサガサになっている表面をきれいにする。古い塗料がガッサガサに薄く浮いて、フケみたいになっている。全体を、真鍮のブラシで擦る。広い壁面はデッキブラシで擦る。高い所もデッキ . . . 本文を読む
庭で野菜を少し、作り始めた。
庭が有るのだから何か畑をやればいいじゃないか、
と、よく言われてきた。
今までにも、少しやったことが有る。
なんだかやたらと長く育つ、一見インゲンのようなえんどう豆や、
ニンニク、ショウガ、唐辛子、など。
ただ、あまり熱心でないので、ほったらかしでもなんとかなる物しかうまくいかなかった。
ニンニク、ショウガはほったらかしで良かった。
あまりにもほったらかしで、 . . . 本文を読む
[あらすじ] たまに雨漏りすることも有って、サンルームの木部がガッサガサに傷んでいる。
塗り替えるべし。
紫外線が降り注ぎ、雨漏りの水が溜まる、
梁の上面が、一番ガッサガサに傷んでいる。
4㎜ほどの厚さの板が貼ってあるのか。
それが、濡れては乾き濡れては乾きするうちに
乾ききって反りかえっている。
カッターで、傷みのひどい部分だけを切り取る。
アホほど軽くなっている。
ウエハースみたいに . . . 本文を読む
カッとなる。怒りが突き上げる。咄嗟に言葉が出る。あるいは手が出る。こういった衝動は、6秒で収まる。と、言う。そんなわけが有るか!と、即座にはねつける言葉を一旦引っ込めて、6つ数える。・・・・・・はあ、なるほど、そういうものかもしれないねえ。※理由が有って怒っていても、その理由に対してどう反応するかということは、その理由が有るということとはまた別の問題なのだ。※「凪咲とザコシ」というテレビ番組が有る . . . 本文を読む
[あらすじ] たまに雨漏りすることも有って、サンルームの木部がガッサガサに傷んでいる。
塗り替えるべし。
置きっぱなしの足踏みミシンを持ち出したり、脚立を持ち込んだりと、
大物をガタガタ動かす。
こういった物音を嫌う飼い犬ウーゴくんが
歯石除去術のため一日動物病院にいるので、できることだ。
※
サンルームの中に、地下室へ降る階段が在る。
その部分は、床に脚立を置いて垂木を塗る、という作業 . . . 本文を読む
サンルームが有る。
冬が酷寒、夏は炎熱地獄のサンルームである。
過ごしにくい。
なんじゃこりゃ。
そこに、老母のミシンが置いてある。
足踏み式である。
木製の箱型の台に設えてあって、蓋を開いて本体を持ち上げて使うものだ。
母は洋裁が好きだった。
しかし、仕事が忙しく、ミシンを使って何かを作る時間はあまり無かった。
台の中に説明書と保証書が入っていた。
見ると、引っ越して来る際に、以前の住まい . . . 本文を読む
[あらすじ] 飼い犬ウーゴ、5歳10ヶ月去勢オス、ビビりくん。
保護団体から引き取って1年半。
半年あまり前から、おくちのにおいが気になるようになってきた。
先代の犬が高齢になって、歯石を抱え、慢性腎不全となった。
腎不全が分かる前に、歯科医に行って、
いづれ肝臓や腎臓に問題が発覚するだろう、ということは言われていた。
犬の歯石除去には、全身麻酔が必要だ。
若くて体力の有るうちなら、できる。
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前に飼っていた犬ジーロくんは、晩年、慢性腎不全になり、
毎日、自宅で点滴を打っていた。
病院に行ったきっかけは下痢だった。
繰り返すようなら検査を受けたほうがいいと言われ、
超音波検査機器の有る病院に移った。
血液検査から腎不全の診断がつき、点滴を始めることとなった。
※
そうなる1年ほど前に、歯医者に行った。
歯科に特化した獣医さんが有るのだ。
おくちが臭くて、どうにかしなきゃと思いなが . . . 本文を読む
木製テーブルの間違いじゃないか、って?
木星なのよ。
ご覧のとおりよ。
[あらすじ] 引っ越して来て以来47年間使ってきた食卓を塗り替える。
傷んだ天板の塗装を落としたが、木目に汚れがしみ込んでいる。
さらに削ったら、合板の薄い木目の層が尽きて次の層に到達してしまった。
削れてしまった部分がまるで木星の大赤斑のようだよ。
食卓惑星。
全体としては、塗りたてなのでペッカペカである。
こっち . . . 本文を読む
[あらすじ] 47年前に引っ越して来て以来使っている食卓が、
年月と介護を経て、汚れ傷んでいる。
塗り替えようとして削ったら削り過ぎたので、張り替えようかと考えたが、
やっぱり塗り替えることにした。
脚部分は色付きの柿渋で暗めに染め、
天板はオイルステインで明るめに色を付け、
油性ニスを塗って仕上げた。
週間天気予報を見て、2日連続で降らないタイミングを見計らって作業を始めた。
幸い、翌日の . . . 本文を読む
[あらすじ] 47年前に引っ越して来て以来使っている食卓が、
年月と介護を経て、汚れ傷んでいる。
塗り替えようとして削ったら削り過ぎたので、張り替えようかと考えたが、
やっぱり塗り替えることにした。
合板も品薄なようだ。
コロナ在宅で北米の木材需要が増えたことと、
経済封鎖でロシアからの輸入が途絶えたことで、
供給が足りず、木材の価格は1.55倍に高騰している。
何もこんな時に板を買うことは無 . . . 本文を読む
[あらすじ] 47年使ってきて、数年間は介護暮らしで汚れて傷んでしまった食卓を
きれいにしたい。
天板を削ってみたものの、乾燥して開いた木目深くに汚れがしみ込んでいる。
削っているうちに、一部分、合板の接着剤の層が出て、すぐに中の厚い板の層まで見えてしまった。
置く部屋がわりに暗いので、明るい色に仕上げたい。
暗い色で良いなら、こんなに削らなかった。
濃いめの色で全体を染めてしまえば、木目の汚 . . . 本文を読む
食卓の天板が傷んでいる。
塗装が剥げている。
木目に汚れがしみ込んでいる。
きれいにしたい。
しかし、この上から何か塗るだけではもう追っつかない。
剥げかけの塗装をきちんと剥がしてから塗るか。
※
老母が特別養護老人ホームに入居して、来月末で2年になる。
入居前の数年間は、この食卓が母の居場所であった。
毎日毎食、食べ物も飲み物もこぼすので、食卓は汚れた。
いやだったけれど、最後の頃は . . . 本文を読む
ペットとして飼うならどういう動物がいいか、
という時に、
毛の生えているものがいい、
という返事が有る。
ウロコのものや、ヌメッとした表面のものより、
フサフサしてたりモフモフしてたりするものを撫で撫でするほうが
気持ちがいい、ということだ。
私は犬好きであり、この気持ちはよく分かる。
亡父は池に鯉を飼ってかわいがっており、
餌を求めて水面近くに来たものを撫でたりしていた。
えーと、
きもち . . . 本文を読む