[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々、
十日間のショートステイ中。
飼い犬ジーロくん14歳去勢オス慢性腎不全、
ひとりでお留守番できない。
ないちゃう。
「オオオオオ…オオオオオ…」と
私を呼び続けてしまうのだ。
お気の毒様。
寝ている隙を狙って、近所のドラッグストアに買い物に行く。
スーパーの買い物は後で犬を連れて来よう。
なぜか、そこのスーパーとコンビニだけは、鳴か . . . 本文を読む
[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々、
2ヶ月に一度、十日間のショートステイに行った。
床に敷き詰めたタイルカーペットを剥がす。
こぼれた食べ物の汚れを取る。
乾いているほうがマシだが、グチョグチョのものが多い。
食卓の上には、母の「整理している」書類や手紙や伝票などが山になっている。
少しづつ「整理」しているが、減ったり増えたりして、結局一ヶ月有った。
いただいた手紙 . . . 本文を読む
自分の判断に、自信を無くしつつある。
※
朝、上の一行だけを書いて、
その後はショートステイに母を送り出す準備と、
送り出してからの片付けと掃除と洗濯に追われていた。
[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
2ヶ月に一度、10日間のショートステイを利用している。
生活の中の様々な事について、考えて、選択して、判断している。
ここはこうしようね。といったことを、母に伝 . . . 本文を読む
[あらすじ] 亡父の書斎を片付ける中で、親戚の写真などを見る。
兄は亡父と亡くなった先妻との間の子で、二十歳で死んでしまった。
親戚が具体的にどういう繋がりなのか知らされないので理解できず、
また次第に付き合わなくなっていったのは、そういう事情だったのだと
よく分かってきた。
私は亡父と関係が良くなかった。
何が原因なんてことは、どうでもいいことや重要なことの色々が
降り積もってひとかたまりにな . . . 本文を読む
私は、親戚づきあいをほとんどしていない。
世の人が親戚づきあいをしているのを、横眼で見ては、
なんだかよくわからない、と感じている。
わりに近くに住んでいるので、親切にしてくれる親戚がいる。
それはありがたいと思う。
しかし、それは友人知人と付き合うのと、感覚として違わない。
※
親戚づきあいの話を聞くと、
いとこ世代がいる人ほど、付き合いが濃厚になっているような気がする。
やはり、同世代が . . . 本文を読む
[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
[あらまし] 飼い犬ジーロ去勢オス14歳慢性腎不全。
台所と居間が、老母の居場所になっている。
居間に据えた介護ベッドの脇に、犬の寝床が在る。
台所から続いている三畳間の奥が、犬のトイレにしてある。
居間の床には大きなマット、台所の食卓の下にもクッションフロアのようなシートを敷いている。
その他の、床板の部分には、45㎝四方のタイ . . . 本文を読む
アラフィフ同世代友人Yが言う。
「ヘイヘイ(仮名)はシェアを大きくしたいから、ポイントバックで利用者を増やしている。
利用する側としては、5%還元と合わせて、早く利用するに越したことはないよ。」
へいへい。
※
スマホに替えてやっと7ヶ月。
使えればいいや。というだけの態度ではいけない。脳みそ腐る。
地図アプリや歩数アプリだけでなく、あれこれ使い始めている。
野山だの川だの磯だので見かけた動 . . . 本文を読む
[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
夜9時半過ぎ、帰宅した。
玄関を入ったところには、ネットショップから届いた大きな段ボール箱が3つも重なっている。
ペットシーツだの、リハビリパンツだの、作業手袋だの、嵩張る物ばかりだ。
母はまだ起きていて、食卓のわきに立って何かしている。
まずは犬のトイレ掃除だ。
上手にペットシーツの上にたっぷりオシッコがしてあり、
更にその上 . . . 本文を読む
[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
調理台からシンクと食卓の周辺で、食品を毎回こぼすので、
歩く妨げにならない部分には、ペットシーツを敷いている。
犬のトイレに用いるもので、
吸水性、におい消しの機能が高く、裏に水分が透過しない。
もう、なんだったら部屋中にペットシーツを敷きめぐらしたいくらいなのだが、
さすがに美観とプライドの問題が有るだろう。
というより、歩きに . . . 本文を読む
[あらすじ] 前輪のエアが抜けるので、虫ゴムを交換した。
ナメクジに舐め齧られたハンドルグリップと
古くなって跳ね上がりきらない片足スタンドを交換した。
ところが、スタンドの長さが合わず、ほとんど傾かないので、
不安定極まりない。
スタンドが長過ぎるのには、原因が有るはずだ。
サイズは26インチ用で、間違ってはいない。
まず、虫ゴムを交換したものの、前輪のエアがなんとなくパツッと詰まらない。 . . . 本文を読む
年に一度くらいはカラオケに行くだろうか。
十八番の一つに、井上陽水さんの「心もよう」が有る。
一人称は「私(わたし)」で、相手は「あなた」だが、
全体を読み通しても、語っている主人公の性別も相手の性別も分からない。
本題とはずれるけれども、私はこういう、性別の分からない歌詞が好きだ。
それは、自分が自分の性別がよくわかんないXジェンダーだから、
そして今まで主に異性愛者を自覚する女性と恋愛して . . . 本文を読む
[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
何年か前、母は週に1回、介護老人保健施設のデイサービスでの
リハビリに通っていた。
いくつかのリハビリのうちの一つに、こういう動作が有った。
ベッドに仰向けに横になる。
両側に杭が出ていて、輪っかが10個入っている。
その輪っかを、右から左へ移し、それが終わったらまた
左から右へ移す。
寝返りを打つような要領である。
これを母は . . . 本文を読む
元旦に散歩に出るべく、駅まで自転車で行こうとしたら、
途中でタイヤがへこんだ。
家を出て200メートルも行かないうちから、
どうも前輪が路面に接する音が妙だと感じた。
そして、国分寺崖線の急坂を下ってつきあたりを左に曲がった後、
どうにも前輪の空気が足りない。
抜けていっている。
元旦では駅前の大規模チェーン自転車店も開いていないだろう。
駅まで行けたとしても、帰る頃まで空気が残っているか、あ . . . 本文を読む
[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
自宅で自由を満喫しておられる。
昨日紹介した動画の中で、漫才コンビEXITのりんたろー。さんが言う。
「こういう時にいっちゃうんだろうな、と思った。」
高齢の家族を殺してしまう介護者がいる。
それは、一部のアブナイ人のすること、というわけではない。
「育児と決定的に違うのは、成長が無い、ってこと。」
毎日同じことの繰り返しで、出口 . . . 本文を読む
[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。 介護の助けになる何かしらが得られないかと、私は12日に 「第2回ちょうふ高齢者応援大会」に行ってきた。 某日。 朝、近所の大学病院に母を連れて行き、月に一度の神経内科受診。 帰宅して、飼い犬の点滴。 急いで薬局へ行き、処方箋を提出。 しばし休憩。 14時半、ケアマネさん来訪。 介護度の変更申請についてと、次回のショートステイについ . . . 本文を読む