[いらすじ] 柿の木にイラガの幼虫が大量発生。
庭仕事の後、慎重に帽子を取り、手拭いを外し、上着を脱ぎ、
それぞれをはたいた。
幸い、イラガの幼虫は付いていなかったようだ。
汗だくになったので、風呂に入る。
普段なら、ざっとかけ湯してまずは湯に浸かるのだが、
最初に頭を洗い始めた。
チクッときた。
首の下のこの窪み、なんて言ったっけ、天突、鎖骨の間んとこ、
あ、そうそう、頸窩のところに、
鋭 . . . 本文を読む
今なら、久住昌之さん原作の『孤独のグルメ』の漫画家と言えば
ピンとくる人も多いのか。
いやテレビドラマのヒットのほうが大きいのか。
とにかく、なにかどこか陰のあるような中年男を描くと、うまい。
男は自分のことをペラペラと全部しゃべったりしないもんだ的な
雰囲気が目に宿っている。
やたらに表情を付けたりしないし、
ペンタッチは淡々としている。
それで人間性を醸し出すドラマを描ききる。
そんな漫画 . . . 本文を読む
[あらすじ] 風邪引いた。風邪じゃないよ、副鼻腔炎だよ。
数年ぶりに医者行った。抗生剤と、鼻汁をゆるめる薬と、抗アレルギー薬を服用する。
服薬して5日経ったが、まだハナが黄色い。
抗生剤を変えて、さらに1週間、という処方。
※
庭仕事をしたくない。
雨が多いのも理由だが、止んだ時にできなくもない。
でも庭の奥に行きたくないのは、蚊が多いからだ。
蚊に食われると、痒い。
私はよく蚊に食われる . . . 本文を読む
実を削って発芽させたのは、7年前のことだ。https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/08b1d94e57e2fdbafef94312a7888f082013年5月はかなりせっせと庭をいじっていたようだ。心の余裕を感じられるなあ。ブログも月の半分が庭ネタだ。他にも、柿、銀杏、唐辛子、瓢箪、稲、と書き並べてみると、食う物が多いな。つまみ、薬味とその容器。あ、柿は柿か。柿の種を . . . 本文を読む
風邪を引いた。
と、数日前に書いた。
母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々、が
特別養護老人ホームに入居した後、十日目くらいから、
ハナが出た。
いきなり黄色いハナだったので、
風邪ではなく、何か菌が入ったのだろう、と思った。
しかし、一日おきくらいにのども痛む。
いやそれは、鼻が詰まっているから、寝ている間に口呼吸になっているせいだろう。
とは言えダルい。
やはり風邪だろう。
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[あらまし] 飼い犬ジーロくん去勢オス15歳癲癇の既往有り慢性腎不全。
毎日、自宅で皮下点滴をしている。
翼状針も輸液のパックも無くなった。
今日のうちに動物病院に行って、出してもらわなきゃ、
夕方やっと寝かし付けて、車で飛んで出たが、
金曜日?祝日?もう閉まっていた。
翌日の土曜日はフツウの土曜日で、世の中は動いている。
朝一で行って、点滴セットを受け取った。
この日は15歳の誕生日だ。
お . . . 本文を読む
雑種の保護犬で、誕生日まで判っているのは珍しいのではないかと思う。
[あらまし] 飼い犬ジーロくん去勢オス15歳慢性腎不全癲癇もち。
15年前の8月の十日頃だったか、私は初対面の男女の車に乗せてもらって、
仔犬を見に行った。
荒川に近い所にある土建屋にいるのだという。
荒川と新河岸川の間の地域である。
土建屋や運送屋や自動車工場や板金屋や精密機械屋や土管屋や鉄工屋や印刷屋や。
川の間の低い土 . . . 本文を読む
地元の駅前に、和楽器の店が有る。
壁には琴、こっちの壁には三味線が並び、太鼓だのケースだの笛だのが
所狭しと置かれている。
作業台の上も、物が一杯だ。
楽器屋は、いい。
いつまででもいられる。
端から全部いじってみたい。
けれど、和楽器屋ともなると、
楽器のことをよく知らないことも有るし、
なんせ高価だと思っているので、気軽に触れない。
あ、何楽器屋でも気軽に触っちゃダメか。
どうも、明大前 . . . 本文を読む
部屋の中の棚に、蜘蛛が一匹いる。
足先から足先まで5㎝あまりの、アシダカグモだ。
昨日いた場所に今日もいる。
※
老犬ジーロくんの皮下点滴を手伝いに毎日来てくれる友人Mが言う。
「ウチの風呂場にも一匹いる。ずっといる。
ある程度大きいから、他の虫とかGとか食ってくれればいいと思って放置しているけど。」
※
掃除機を掃除した。
埃と湿気を吸っているので、本体のクズが溜まる部分と吸い口が特に汚 . . . 本文を読む
[あらすじ] 多摩丘陵のどこぞの谷戸の奥やどこぞの田んぼで、
オタマジャクシやドジョウの幼魚を掬ってきたよ。
なんちゃらモノアラガイやサカマキガイやヒラマキミズマイマイが殖えてイヤだよ。
エビの姿が見当たらない。
半透明ですばしこいから、じっとしていても動いても見付けにくい。
生きてんだか、死んでんだか。
※
貝類を、箸でつまんで出す。
つままれると、貝は身を殻の中に隠す。
すると、粘着 . . . 本文を読む
[あらすじ] 多摩丘陵のどこぞの谷戸や田でドジョウやオタマジャクシを掬ってきたよ。
水槽の中には、よく見ると他の生き物もいる。
泥の中にいたのだろう。
エビがいる。
一匹だけ、小さいのがいる。
何かものすごいスピードで泳ぐものがいる。
泡の粒が付いていて、光る。
水生昆虫の何かだろう。
何日か経つと、貝がやたらと増えてきた。
適当な時に駆除しないと、雌雄同体で一気に繁殖する。
※
本当 . . . 本文を読む
[あらすじ] 多摩丘陵のどこかで、アマガエルのオタマジャクシやシマドジョウを掬ってきたよ。
風邪を引いた。
母が特養に入居して、すぐに気が緩んで風邪を引くかと思っていたが、
意外にもちこたえた。
しかし、十日目くらいの朝、目が覚めるとのどが痛かった。
犬の世話も有るし、家の片付けも有るし、母に荷物を届けることも多いし、
風邪を引いている余裕は無い。
せっせと水を飲んでのどを洗うと、昼くらいには . . . 本文を読む
[あらすじ] 3週間ほど前、とある田んぼでオタマジャクシを2匹掬ってきた。
やがて足が出て手が出た。アマガエルのようだ。
3週間ほど前、別の日。
多摩丘陵のとある谷戸の奥で、魚を10匹ほど掬ってきた。
谷戸の下は民家が有る。
その上が畑になっていて、その上は藪。
その上は、田だった様子だが、葦などが高く繁っている。
谷戸の端の道を奥へ進む。
一旦は竹藪になるが、その奥はまた田の跡だと分かる。
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[あらすじ] 母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々、
3週間前に特別養護老人ホームに入居した。
3週間経ったのだ。
だが、まだまだ生活は落ち着かない。
母の入居の十日後くらいに、朝、のどが痛んだ。
気が緩んで風邪を引くなら、もっと早く引くだろうと予想していたが、
案外遅かったな、と思った。
しかし、風邪を引きたくない。
飼い犬ジーロくん去勢オス14歳11ヶ月慢性腎不全癲癇持ち。 . . . 本文を読む
主人公の大前春子は派遣社員として働く。
「契約延長はしない、担当セクション以外の仕事はしない、休日出勤、残業もしない」
という条件で、しかも破格の時給を要求しているらしい。
休憩時間、退社時刻は一分一秒と違えない。
しかしその分、仕事は速い。
指示を出した時にはその作業に既に着手している。
英語、スペイン語、ロシア語に堪能なばかりでなく、様々な資格を持っている。
調理師、栄養士、ふぐ調理師、食品 . . . 本文を読む