斧がグラつく。
思いっきり振り下ろして、ドスンと丸太に打ち込む。
一振りごとに、斧の頭部がグラついてしまう。
柄の尻を下にして、硬い地面にストンと落とす。
すると、斧がまたガッチリ嵌まる。
しかし打てばまたグラつく。
柄の先端の木が傷んで、くさびが利いていない。
そろそろ、柄の先を切って、削り直して、
くさびも新しくしなければ。
と思って、1年以上経つ。
※
いい加減、作業しにくいので . . . 本文を読む
昨日ここでテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』について書いた。
書いた以上、とっとと観なきゃね、と
観た。
第7話である。
第6話の最後に、とっときの俳優・水川あさみが表に出てくる。
おそらく、ここからストーリーも大詰めに入るのだ。
そうだった。
第7話は水川あさみ演じる宇野真理ちゃんの独白が主な内容になる。
実は…、実は~、実は―、の連続である。
主人公の近藤も視聴者も知らなかった事が . . . 本文を読む
しばらくテレビドラマを観ていなかったが、
この『ブラッシュアップライフ』は楽しみにしていた。
のに、見そびれていた。
気付いたら、もう第6話だった。
ゲゲッ。
見逃し配信サイトTVerに急ぐと、
1,2,3話と最新の6話が配信されていた。
はい。4,5話は見そびれた。
6週も見逃がしていて「楽しみにしていた」とは聞いて呆れる。
※
観た。
第1話を観て、たまげた。
市役所勤めの主人公の日常 . . . 本文を読む
毎朝、近所のドッグランに行っている。
我が犬ウーゴくんは、わりと臆病な犬である。
こういう犬は、毎日の習慣を変えたがらない。
散歩も、決まったコースを決まった方向に周る。
※
2年あまり前に保護団体から引き取って最初の数日は、
排便しなかった。
ウンチしたいわけではないので、
道端を嗅いで嗅いで嗅いでいるのだが、
排便体勢に入らない。
行ったり来たり行ったり来たり。
ちょっと気に入った場 . . . 本文を読む
薪ストーブがお好きな方々が定期購読するマニア雑誌ではない。
薪ストーブの上に置いて、風を送るという機械である。
昨今、キャンプだの焚火だのが流行っているようで、
何かの動画を見ている時に、ストーブファンなる物を知った。
今までも、ストーブの前に小さい扇風機を置こうかな、
と考えたことは有る。
薪ストーブをガンガン焚けば、輻射熱で部屋中が暖まる。
しかし、ストーブが在る位置から、私の定位置は . . . 本文を読む
ワケあって、銅を錆びさせたい。酸がいいのか。塩がいいのか。試せばいいのか。インターネット検索してみると、「塩化アンモニウム水溶液で錆びるよ」という情報を得た。ま、そうか。しかし、そのブログ記事のコメントを見ていたら、「銅板の表面をサンドペーパーで荒らして、醤油を3~4倍に薄めたものを塗る」と言っている人がいるじゃないの。日銀の屋根もそうやったとかやってないとか。日銀の屋根をその方法で作るにはどんく . . . 本文を読む
私はXジェンダーである。と言うことにしている。
今ある言葉の中で、自分を指して言うのに一番しっくりくる
かなー、
と思うから、使っている。
ただ、他人から見たらそれは
トランスジェンダーだったり、レズビアンだったり、
FTMだったり、FTXだったり、ただ女性だったり、
性別不詳だったり、中性的だったり、
いろいろな言葉で表されるのだとも思う。
言葉は時代によって生まれたり消えたりする。
より . . . 本文を読む
深大寺のドッグランは、一年前に半年がかりの改修をした。
以前はひょろりと一本の立ち上げ水栓が有るだけだった。
今は、小学校の校庭のすみっこに有るような、
立派なコンクリートの壁から3本の蛇口が出る形になっている。
3口も必要かね?
と、まず思った。
1つは、専用のキーが無いと水が出せない栓が付いている。
あとの2つは、ポンと押すと一定の時間だけ水が出て自動で止まるものだ。
つまり、
ちゃん . . . 本文を読む
暖かい日が混じるようになり、何やかやと伸びたり萌えたりでやかましい。
追われるように庭仕事をする。
と言うのはかっこつけである。
蔵書の整理の作業をしなければいけないのだが、
しばし現実逃避しているのである。
次に集荷を依頼しているのは来週の月曜日だ。
そろそろ作業しないと、間に合わない。
※
インターネットで探して、宅配買取を行っている所に依頼した。
段ボール箱を送って貰った。
なんと . . . 本文を読む
保護団体から犬のウーゴくんを引き取って、3回目の冬である。
薪ストーブにもそろそろ慣れただろうと思ったが、とんでもない。
12月に煙突とストーブを室内に組み立てたら、もう警戒態勢である。
火を入れて、薪が「パチパチ」なんて爆ぜたら、ビビッて部屋から出たがる。
せっかく部屋を暖めようとしているのに、
犬ウーゴが出入りできるように扉を開けるので、寒い。やれやれ。
ストーブからのストレスのせいか、 . . . 本文を読む
先日、庭に9メートル聳え立っていたチャンチンの木を伐った。その後、知人の調べで、若芽は香り高く、チャンチンジャンという調味料のようなものになること、材は若芽の赤を内包し、良い材になることを知った。そこで早速、伐った幹を縦に切って、板に作ってみることにした。ゆっくり乾かしているところだ。※赤い材ができたなら、今度は黄色だ。以前、庭のハゼの木を伐った。芯の部分が鮮やかな黄色である。我が庭のハゼは、地上 . . . 本文を読む
[あらすじ] 両親の蔵書を遂に古書店に売却している。第一弾は自宅に来てもらっての買取。第二弾は段ボール箱に詰めて宅配便で送るのと合わせ、大型本やケース入りの全集ものなどを、車に積んで持ち込んだ。https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/934c1484421c7935d5af73d7bd7b6cbc運転席以外の全てのスペースに本を積んだ。24束と段ボール2箱。ひと束は15 . . . 本文を読む
[あらまし] 2万は有った蔵書の処分を進めている。
イマドキは、宅配買取というスタイルが一般的になっている。
段ボール箱に物を詰めて、集荷に来てもらい、
運送業者が古物商の所へ運ぶ。
第一段階は、専門の学術書に詳しい古書店に家に来てもらった。
第二段階として、今、宅配買取を進行中だ。
※
書架の写真を撮って、それを見て買取の可不可を決めてもらった。
写真は全部で80枚を超えた。
買取可能 . . . 本文を読む
8歳ほど年下の人と話していた。
小学生の時、木製の机と椅子だった、
と話したら、驚かれた。
どんだけ昭和なんだ、と。
木製の椅子に、防災頭巾を座布団代わりに置いていた。
母はそれを「防空頭巾」と呼んだ。
戦争世代だ。
私は昭和44年生まれである。
私立の小学校だった。
角材で作られた、机と椅子だった。
机の表面には、たまに、彫刻刀で彫った跡なんか有った。
※
特別教室は新しい建物で、机 . . . 本文を読む
風が強い。
冷たい北風が、昨日から吹いている。
明日はもっと強く冷たく吹くという予報だ。
※
2年少し前に保護団体から引き取った、我が犬ウーゴくん。
保護犬にありがちな、臆病な犬だ。
物が怖い。
何かそこに物が置いてあるだけで、怖くて近付けない。
だから、部屋の中に物を置くと、その分だけ彼の行動範囲は狭まる。
部屋の中というのは、物を置くものだ。
椅子を置くことも有る。
冬になればストーブ . . . 本文を読む