山椒の実がいつにも増して豊作だ。
庭の南端に繁っていた高い木を数本伐ったので、
陽当たりが良くなったからだろう。
自国のみでは消費しきれない。
輸出することにした。
しかし、買って貰えなかったら、困る。
売れ残って古くなったものを自分で食うのはアホらしい。
自分はいくらでも新鮮な物を食べられるのだから。
※
庭で殖えた草花や木の苗や種や野菜などを、
玄関先で安く無人販売している。
蕗なん . . . 本文を読む
3日ほど前、家に友人Lが遊びに来た。
庭先で炭火を熾し、ハンバーガーを焼いて食った。
梅雨入り前。
火を熾している時は強かった風がそこそこ収まり。
暑くもなく寒くもなく。
日が暮れていく。
なんじゃ、最高じゃないか。
※
「暗くならないうちに帰るね」
と、Lは自転車にまたがる。
お気を付けて。
※
翌日、LINEが来た。
「野川でホタルが見られるので、ちょいと回り道して帰った」
そ . . . 本文を読む
蕗が殖えてしょうがない。
茗荷も殖えまくっている。
そこに菖蒲も生えている。
これがまた全員、地下茎の植物なんである。
しかもみんな、浅い。
地表から10㎝ほどの範囲に、
菖蒲の地下茎と蕗の地下茎と茗荷の地下茎が
絡み合って混在している。
例えばそこに生えているシダを取ってしまいたくても、
茗荷と蕗の地下茎の頑丈な網の下に根が在るので、
抜き取れない。
※
5月の初めまでに、菖蒲は分けた . . . 本文を読む
Clueboxというパズルがある。
クラウドファンディングのKibidangoで販売したようだ。
おおよそ立方体の木製の箱を開けるのが目的のパズルだ。
箱の各面に様々な仕掛けがほどこされており、
ヒントがちりばめられている。
見えているヒントの意味を解き明かすという、
謎解き的な要素が強い。
だから、箱根細工のからくり箱とはまったく異なる。
ただ、箱を開けるという、
目で見て手で触って動かせ . . . 本文を読む
都市湧水
なんてタイトルにすると、
街歩きの好きな散歩の達人が喜んで読みそうだ。
私は散歩が好きだ。
目的地を定めずに歩くのは気分がいい。
気になる道が有ったらすぐに曲がってみる。
そういう点では、登山よりすがすがしいかもしれない。
山の場合、コースを外れることは危険を伴う。
あっ、こっちにステキな道が有るから行ってみよう!というのを
山でやると、じきに自分の居場所を見失う。
歩きながら、お . . . 本文を読む
庭に、山椒の雌株が2本在る。
最初っからそこに生えていたのだったか、
いつの日だったかに植え替えて今の位置なのか。
そんなことはどっちでもいい、と言わんばかりの勢いで
実が付いている。
※
先日、山椒の実を外す作業をするために、
実の付いた枝をチョン切った。
途中で作業をやめた。
とても一回で尽くせる量ではない、と気付いたからだ。
その残りを切った。
※
実の付いた枝を切る。
そし . . . 本文を読む
粗大ゴミを出そう。
粗大ゴミは、品目によって処分費用が異なる。
それぞれの自治体が費用の表を公表している。
五十音順に品目の名称が並んでいる。
自分の出したいゴミが、どういう分類になっているのか、
この表の中から見つける。
「ベッド」であれば、「ベッド」のところに見つかる。
けれど、
「物干し竿」なんかだと、「物干し竿」という項目では見付からなかったりする。
「パイプ」とか「棒」とか、なんと . . . 本文を読む
[あらすじ] ゆすらうめが豊作なので、初めてジャムに煮た。
レシピサイトで調べたら、
ホーローの鍋か土鍋を使え、と書いてある。
ふむ。
酸とか色とかにおいとかの理由だろう。
棚の高い所にしまってある鍋を、数年ぶりに出す。
3年前に特別養護老人ホームに入居した母が、以前使っていたものだ。
スウェーデンのメーカーのもの、と母は言っていたが、
後々知ったところによると、ノルウェーのものだ。
あらた . . . 本文を読む
ジャムを煮るということをやったことが無い。
実が穫れたなら食えばいい、と思ってきた。
しかし、豊作だとそうそう全部食ってもいられない。
3年前に、同居していた母が特別養護老人ホームに入居して、
私は余裕ができた。
そして庭仕事をよくするようになった。
その効果が現れ始め、何かと豊作なんである。
鬱蒼と繁っていた高木を何本か伐ったので、
日当たりが良くなったのだ。
そりゃ豊作にもならぁな。
昨 . . . 本文を読む
春は埃がひどかった。
黄砂しかり。
北向きの台所の壁は、明るいベージュ色のタイルだ。
そうだよ。
明るいベージュだよ。
ちょっと拭いてみると、思っているよりも「明るい」のだと思い知らされた。
あーあ。埃が溜まっていたのだ。
うそみたいに汚れていたのだ。
拭いたら、ツヤが良くなり、映り込みがハッキリして、色はぐっと明るくなった。
やれやれ。
春の埃で暗い部屋になっていたのかい。
老母と同居の . . . 本文を読む
今年も実山椒が豊作だ。と言うか、
昨年以上のような気がする。
庭の南際に生えていた高い木を何本かぶった伐ったので、
庭全体の日当たりが良くなった。そのせいか。
※
まず、枝ごと切る。
それから、実の部分だけを切り落とす。
元の木はつんつるてんになるけれど、
ひと夏でまたすっかり繁る。
だから、収穫のたびに枝を切り払うくらいでちょうどいい。
それに、若い枝にはトゲが無い。
切れば切るほど、 . . . 本文を読む
ほうれん草の花。
だと思う…
種を採れるのか。
採れたところで、それは作物として育つような種なのか。
ほうれん草の場合はどうなんだろうか。
試してみるか。
そもそも、ほうれん草の花を見たことが無い。
以前、クイズ番組「東大王」で、
ネギを作る過程が映像問題で出た。
私は種を見てすぐ分かった。
そんなことを自慢げに書いたけれど、
ほうれん草の花を見たことが無いぞ。
ケッ
※
ユキノシ . . . 本文を読む
[あらすじ] 子どもの頃からおらほ調布の道をくまなく自転車で走り回った。『散歩の達人』のサイトの中、オギリマサホさんの記事には調布市内の写真が散見される。見ただけでどこだか分かる。と言ってのけたいじゃないの。『もともと何を言いたかったのか? 「赤だけ色あせ看板」問題を考える』道端に立て掛けて、通行人に注意を促しているのだが、赤文字は褪色してしまって読めなくなっていて、いったいなーにを注意しているん . . . 本文を読む
[あらすじ] 『散歩の達人』のサイトが楽しい。オギリマサホさんというイラストレーターの記事が面白くて、ついついいくつか見ていると、どうも、おらほ調布で散歩したらしい。調布市内という限定が有れば、なんでもない住宅街の写真もそこがどこだか読み解くことができそうだ。子どもの頃、自転車であっちこっちの道を走りまくり、帰宅したら地図を開き、通った道を赤鉛筆でなぞる、という遊びをしていた。国土地理院の2万5千 . . . 本文を読む
ブロック塀の上に看板を取り付けたい。どのような例が有るか、インターネットで画像検索してみた。すると、ブロック塀の面に貼った看板もいろいろ表示された。そんな中、ちょいと気になる画像が有った。『ブロック塀の古文書~サビた金属看板を解読する~』https://san-tatsu.jp/articles/94386/雑誌「散歩の達人」のサイトの記事だった。この手の視点は大好物だ。看板の設置方法のことはひと . . . 本文を読む