おおよそ病というものは、自分の癖が作っている。
食生活や運動は言わずもがな、立ち方や座り方などの姿勢、
歩き方などの動作、ものごとの受けとめ方や考え方、などなど。
自己というもの、性格や自分らしさ。
それと、身体のあり方は密着している。
生活習慣で病が作られているなら、生活習慣で健康も作られる。
健康なんて言葉は私は嫌いだ。嫌い嫌いシリーズの一つ。
病って言葉も嫌いだけどね。これはまたあらためて . . . 本文を読む
毎日、家の前の道を犬の散歩で通る方がいる。
70前くらいの女性。
痩せ型、浅黒い肌、しゃがれた声。
いかにも喫煙者らしい特徴だが、散歩中にタバコをふかしている姿は見たことがない。
この一年くらい、行き会えば挨拶するうち、少しは話もするようになってきた。
話してみると、亡父のことも老母のことも見知っていてくださることがわかった。
ご近所の方というのも大切なものだ。
昨日、「芸術家?」ときかれた。 . . . 本文を読む
[あらすじ] 肩こりや腰痛、日頃の癖が原因になっているのでは?
前回は肩こりの原因の一つに、「日本人のひと目を気にする癖」
つまり、外の価値観に照らして自分を評価するために
肩がこる、という意外なお話を書きました。
前回っていつ?
すみませんねえ。損はしないと思うから、ブログの左側のカテゴリー[からだ]
の中から探してみてください。
分かりやすいタイトルを付けてありますから。
さて。
ここ . . . 本文を読む
生活習慣病、と言うように、大体の病気は自分の性格や、姿勢や動きなどの癖や、
ものごとの受け止め方(認知)や考え方、食生活などの積み重ねによってできている。
多くの遺伝が原因とされている病気も、必ずしも遺伝だけが原因ではない。
これについてはあらためて書きたいと思う
何かの治療で何かの病気が治っても、今までと同じ生活してたらまた同じ病気になっちゃう。
治った自分は、今までの自分と違う。
再発しな . . . 本文を読む
なあにがハッピーハロウィンじゃ!
昭和育ちガチガチの私にゃまあるでピンと来ない。
ハロウィンと言えば、普段は日本のサラリーマンの酔っ払いを
批判し冷笑している欧米人が群れをなして酔態を曝す一夜。
としか思っていない。
ところが近年は日本でも広がってきているらしい。
意味がわからん。
どうせどこかが儲けるためだろう。
フン。
要介護1の母のところへ、月に一度ケアマネージャーさんがやってくる。
. . . 本文を読む
80歳の母。
股関節の変形が一因で痛みがあったので、5年ほど前に全置換手術を受けた。
しかしその後、両脚の長さの差が出てきて、立ち歩きがしんどくなってしまった。
片方の足だけにスリッパを履いていると思えばいい。
立ちにくい。
バランスを取るために、屈み続けることになる。
腰が痛む。
両脚を割に大きく広げて立つと、長さの差の影響が減る。
鍼の先生にそういう指導を受けた。
ところが、母は古い教育 . . . 本文を読む
[あらすじ] だらしない動作をしていると、体もだらけてくる。
普段の動きをきれいにコントロールしていれば、適度に筋力は付く。
たとえば電車の中で。
○吊革や手すりにつかまらないで立つ。
揺れる電車の中で立つと、バランスを取り続けるので
無意識の運動神経が鍛えられる。
○シートにはそっと腰掛ける。
ストンと尻を落とすように腰掛けると、隣の人に振動が伝わってしまう。
シートを揺らさないよう . . . 本文を読む
[あらすじ] 運動のコントロールをするのは錐体外路系。
その働きを鍛えるのはマナーのある動作だ。
さてここで、話のきっかけになった男性にまた登場してもらう。
よろしくない例にひとを引っ張り出すのは気が引けるのだが、
彼ははまり役なのだ。
図書館のカウンターに利用カードを放り出す。
この動作がコントロールに欠けていて、マナーにもとる。
ということなのだが、この男性、40代半ばなのだが
腕が非常 . . . 本文を読む
[あらすじ] 動作が投げやりだと、周囲の人に不快感を与える。
動きをコントロールするのは無意識の運動神経:錐体外路系だ。
何かの動きをするだけなら、どうにもできるが、
それを丁寧に、きれいに、美しく、感じ良く、
あるいは狙ったところにちょうど良くする、となると錐体外路系が大いに活躍する。
ドアを静かに閉める
足音をしのばせて歩く
グラスを音を立てずに置く
自動改札にタッチする
アパートの階段 . . . 本文を読む
[あらすじ] 図書館のカウンターで利用カードを放り出す男。
動きを無意識にコントロールするのは、錐体外路系という運動神経だ。
さて、図書館員の側から見ると、どう感じるか。
館員から利用者にカードを返す時は、利用者の方に向きを直してきちんと手渡す。
物の受け渡しのマナーを守っている。
ところが、かの男性はカードをカウンターの上に放り出すのだ。
これは館員にとっては気分の良いことではないだろう。
. . . 本文を読む
図書館のカウンターで、自分の利用カードを投げ出すようにする人を見かけた。
いや何も投げ出しているわけではない。
しかし、腕をだらっと差し出して、ほいっとカードを手放すので、
カードは投げ出されてしまうのだ。
カウンターの上にカードを置く、とか
職員の手に渡す、とかそういったことをしようとしていない。
置いたり渡したりという動きには、無意識のコントロールが必要だ。
だが、たぶんこの人はそういう . . . 本文を読む
こんにちは。
先日15日に、稲城のウェブマガにリンクされたおかげか、
こちらのブログの読者数が増えている。
http://paper.li/inaginaganuma_b/1335453395
ツイッターで検索かけてキーワードさえ合えばばかすかリンクしてるんだろうが、
読んでもらえりゃそれで重畳。ウェルカムですぅ。
はじめて読む人も多く来ているようだから、ひさしぶりに自己紹介しましょうか。
須 . . . 本文を読む
はじめてこのブログに来てくださった方に、
私の書くもんを読んでいただけるのも嬉しいですが、動画も見てね。
っつうことでまとめてみました。
ウクレレ悲喜騙り
http://youtu.be/L8AcSgcYyjQ
http://youtu.be/fbPuUzQ5bOA
http://youtu.be/hMldPvl9WHA
トロンボーン吹き語り
http://www.youtube.com/wa . . . 本文を読む
[あらすじ]東京郊外に残された里山もニュータウン計画で消えて行く。
ほんじゃそんなにお好きな里山ってどんなところか。
まず、丘陵地特有の地形がある。
東京郊外で言えば、狭山や多摩だ。
なだらかな山が連なり、その間(かい)の浅い谷に水が湧く。
こういう浅い谷を谷戸(やと)と呼ぶ。
谷戸の両側の斜面の下から水が湧き、谷戸は湿地になる。
この湧き水をうまく水路を作って流せば、水は澄み、湿地は田に . . . 本文を読む