豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

故人を偲ぶお盆の一日…知内町~北斗市

2009-08-14 17:02:26 | ファース本部
弊社副社長で私の家内は、演歌歌手、北島三郎の親戚筋で知内町に実家があります。函館の西側に我町北斗市、そして木古内町、その西隣町、約40kmに位置するのが知内町で人口5300名の小さな町です。北島三郎の本名は大野穣(みのる)さんと言いますが、知内町には大野姓の所帯が多くあり、家内もサブちゃんの本家筋で大野家の一員です。

サブちゃんは、この小さな町から進学校である函館西高等学校に片道1時間半を掛けて通ったと言い、偶然ですが私の二番目の姉もこの学校でサブちゃんと同級生でした。卒業写真に一緒に写っておりました。家内の父親は、近くに住んでいたサブちゃんのお父さんと、とても仲が良くて、毎日のように一緒に過ごしており結婚当時はよく庭先で見かけました。

私達の子供が小さい頃は、知内町の実家の向かいの浜辺で遊んで貰った記憶があります。今日は、孫達を連れて知内の大野家の墓参りに行ってきました。その帰りに昔遊んだ浜辺に出てひと時を過ごして来ましたが写真は、息子で専務の次女の果歩(かほ)です。後ろに見える埠頭で、義父やサブちゃんのお父さんと一緒に釣り遊びをした事があります。

あれから既に30年も前になるんですね。息子や娘たちも写真の孫娘と同じくらいの年頃でした。テトラポットの置いてある付近に埠頭から釣り糸を垂らし、私達に付き合う、サブちゃんのお父さんと義父の、孫達を見る穏やかな笑顔が思い出されます。その二人と連れ合いが亡くなってから既にまた何年、何十年と過ぎ去って行きました。

お盆とは、縁のあった故人の方々を心の中に思い起こし、その生き様を偲ぶう機会なのかも知れません。サブちゃんと同級生だった私の姉も3年前に細胞ガンで亡くなりました。私が独立のために上京する際、当時15万円のお金を出してくれた姉です。そのお金が弊社の独立資金となって今現在に至っています。

孫を連れて墓参り、そのついでに浜辺で遊んだ事を思い出してきました。そこで埠頭で過ごした義父達の笑顔の中に、自分達のために骨身を削った姉の姿が回想できました。お盆とは、心に宿る、ゆかりの故人達を自分の前に来て貰える機会のように思われます。

自分達もいずれは人の心の中に宿るのでしょうか…せめてお盆の時期には、一瞬でも呼び起こして貰える存在になれるよう、生きてる間に奮闘しなければ…
今日は、北海道では珍しいくらい暑さを感じる夏日でした。
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