豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

表情は口ほどにモノを言う…札幌~丘珠空港~函館空港~北斗市

2009-08-22 14:41:18 | ファース本部
衆院選挙の街頭演説が盛んに、しかも賑やかに、そして騒々しく、行われています。党首や大物議員と言われる方が来て大勢の方に聞いて戴く街頭演説は、主に駅前の広場など、個人の方に迷惑のかからない場所を使用しているようです。

個人の家の前で演説をしていたら、その家のおっさんが出て来てマイクを取り上げ、「うるさい!」と一喝して逮捕されたと言う事です。うるさくとも正規の手続きに基づいて行っている選挙の街頭演説なのでマイクを取り上げると選挙妨害で逮捕されるようです。

一喝して逮捕されたおっさんの気持ちが解るような気も致します。
正規の手続きを行っていると言っても、単調なコピーと候補者名を、家の前で何回も何回も絶叫調で叫んでいたらマイクを取り上げたくもなる事でしょう。でも我慢なのですね。

聞いている人に我慢を強いるような街頭演説は決して誉められません。聞いている人の気持ちに入り込めるような内容と伝達方法を工夫すべきです。ただマイクで声だかに叫ぶより、街頭に繰り出して、道行く人の話を聞いて歩く姿勢なども方法のひとつでしょう。名前やコピーの連呼は、移動する遊説車からのみにすべきが良いのではないでしょうか。

このような事を関係者に進言したところ名前もコピーも連呼、連呼で人の脳裏にインプットする事が選挙における鉄則なのだそうです。確かにそのような事を聞いた事もありますが、テレビに毎日でる知名度の高い候補者が落選する場合も少なくありません。

名前を知っているからと言ってそれがそのまま集票に繋がるとは言えません。
その人の表情や雰囲気からは、人柄が滲み出るものです。また滲み出る人柄は、その人の政治行動にも少しずつ表れてくるものなのでしょう。あるネット調査では、政策や名前の連呼は、むしろイメージを悪くすると言う意見が大半をしめたと言います。

今日の北海道は気温が28℃と夏日ですが、湿度が50%を切っているので爽やかです。(写真は今日の丘珠空港)秋空を感じる爽やかなフライトで函館空港に戻ってきました。小さな飛行機で新党大地の鈴木宗男さんと近い席に乗り合わせました。

様々なエピソードを持つ鈴木氏ですが、初めての短い会話から彼の小さな身体から溢れるパワーと情熱を感じ、遊説車に乗り込む後姿にも覇気があり、口よりも表情や態度で訴える力の物凄さを再認識したしだいです。
以前の社長日誌
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
過去のブログの全てを収録・総集編
函館市・北斗市周辺での家づくりは
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする