豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

孫子の言葉「風林火山」から学ぶ…函館~北斗市

2009-11-06 21:12:52 | ファース本部
NHK大河ドラマで放送していた「風林火山」がBSで再放送されています。
「風林火山」とは孫子が書いた兵法書だそうです。

「疾(はや)きこと風の如く、除(しず)かなること林の如し、侵掠(りゃく)すること火の如く、動かざること山の如し」とドラマ冒頭のナレーションは、聞く度に心に響きます。

『風林火山』は、信玄軍の軍旗に記され、用兵の理想として自らの戒めとしたと言います。ある経済コラムに、四文字は、現在の会社経営の基本となるのだと言う解説がありました。

『風』風の如くとは、迅速に行動し、スピードが重要なファクターである。
『林』林の如くとは、冷静沈着に物事を見極めるのもまた重要なファクターである。
『火』火の如くとは、実践の時は猛烈な戦闘モードで対応すると言う事でしょう。
『山』山の如くとは、機が熟するまで落ち着いて静観し無駄な動きを起さない。

この風林火山の用兵で、武田信玄は負け知らずの最強軍だったと言われます。
私達の会社では、この逆の行動となってはいないでしょうか。

「風」勉強会に参加し会議を何回行っても何も変わずスピード欠如ではないか。
「林」錯綜する情報を冷静に受け止める寛容性に乏しいのではないか。
「火」企画や行動に人を感動させるような迫力、情熱が欠如していないか。
「山」せかせかと落ち着きが無く、行動に無駄が多いのではないか。

この武田信玄用兵法を、私達の企業経営の行動パターンに置き換えて行けば、きっと見えてくるものが在りそうな気もしてきます。
今日はFAS検査員講習試験(写真は講習風景)が行われ全員が合格して帰って行きました。

今回の講習で学んだ事を「風林火山」の例えにして実践して戴きたいものです。
今日は、受講者と入れ替わりに来社された防水加工メーカーの社長さんと意見交換を行い、今、帰社したところです。

朝から穏やかな天気が続いた北斗市でした。
この時間、満月に近い月が真っ赤になって浮かんでいます。
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