豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

韓国から学ぶ日本ハブ空港の在り方…北斗市

2009-11-08 16:05:42 | ファース本部
先般、前原国土交通大臣が、羽田空港をハブ化すると発言したら千葉県の森田知事から猛反発の抗議を受けた事がニュースとなっていました。成田空港の開港からの歴史を見ると、羽田空港ハブ化に反発したい気持ちは痛いほど解ります。

成田空港のターミナル建築工事には、私自身がトビ職時代に工事施工のため、警備の機動隊員に護衛されながら現場に入っておりました。大反対を押し切って空港建築を行い、ここに来て置いてきぼりを食うのは何とも理解し難いのでしょう。

ところが、10年後を見据えた国際線も含めた首都圏の空港離発着の年間回数は、80万回になり、現在の成田空港、羽田空港を合わせた40万回に対し、成田2本、羽田4本の滑走路をフル活用しても60万回でまだまだ足りないと言う事です。

現在は、函館空港からの成田便が無いので羽田空港から成田空港に乗り換え時間を入れて2時間近い移動が必要です。青森など北東北の方々は、国際線を利用する場合、青森空港から韓国の仁川空港(アジアのハブ空港)に飛んで、世界各国に出国するのだそうです。

このハブ化はどうしても必要でありそのためには、成田と羽田の主導権争いなど全くナンセンスです。それより、羽田空港と成田空港を20分程度で結ぶ高速レールを設置し、一体化を図るべきでしょう。国益を考えた公共事業として優先すべだと思われます。

今のままなら、便利さ、廉価さのどれをとっても韓国の仁川空港に劣ることから、国際的な物流のみならず、人の交流や文化交流までも韓国ソウルに負けてしまいます。今、写真のように羽田空港が生まれ変わろうとしております。

人は独りの個人だけでは生活できないように、国家も国際社会との協調や競争も必要なのでしょう。韓国の仁川空港は、すぐ近くに金浦空港が存在しつつも両空港の使い分けを上手に行っています。日本も韓国、仁川空港から学びましょう。

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