豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

市橋達也容疑者の生き様で…北斗市~函館空港~羽田空港~東京ビッグサイト

2009-11-12 22:48:10 | ファース本部
市橋容疑者は、囲んだ警察官を振り切って、靴も靴下も脱げたまま、つまり何の準備もしない状態で逃げ出し、二年半もの逃亡生活をしていたのです。しかも人の中に入って働きながら生活費を稼ぎ、逮捕された時には30万円もの現金を持参していたと言います。

自分の情報を知らせると懸賞金の付く指名手配書が街のあちこちに張られているのです。取調べ中で詳細は解りませんが、生き延びようとする意欲が彼に生命力を与えていたのでしょうか。彼の逃亡劇から人は生きようとの意欲があれば生きられるものだと言う事です。

巷には失業者が職を求めて列を作っており、企業が悪い、社会が悪い、政治が悪いなどと嘆きの声が方々から聞えて参ります。強くそして清く生きようとの意欲があるのでしょうか…

私自身の少年時のトビ職時代は、橋梁工事の飯場に泊まり込んで雨風を凌ぎ、三度のご飯を食べさせて戴いて、何がしかの給金を戴きましたが殆どが蓄えとなりました。裸足で逃げた市橋容疑者は蓄えたお金でとにかく逃げ延びようとしていたのでしょう。

彼の行動から日本社会の中で誰からも追われもせず、咎められもせず、五体満足な身体さえあれば、自分と家族の生活は保持して行ける事が明らかになったような気がします。

学歴の無い私は、身体で稼ぎ家族の生活と自分の独立資金を溜めるために必死でした。私の場合、姉からの資金支援があって独立できましたが、単に家族や生業を成就させるためだけなら学歴も、まとまった資金が無くとも意欲さえあれば可能だと言う事です。

人間社会では、人の支えがなければ生きられませんが、強く、清く、堂々と生きようとする気概、意欲、覇気さえあれば、人に迷惑を掛ける事無く堂々と生きる事が出来そうです。

市橋容疑者が犯した犯罪は、しっかりと断罪されるべきです。しかし、彼の生き様は私達に多くの教訓を見せてくれたような気が致します。

今日は私達の仲間が出展しているビッグサイトに激励で訪れました。
私達の関係者もハウジング展示を行っており、後日紹介致します。

写真は今日、羽田空港で撮ったのですが人の洪水の中に潜むのも限界があり、自分を正直に人前に曝け出せずして必ず無理が出そう…
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