豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

野田政権の政局と住宅業界の現況…北斗市

2012-06-06 17:59:16 | ファース本部
現在の政局は私達、住宅業界にも大きな影響を与えています。
住宅の新築やリフォームには多額な費用が掛かります。
増税内閣と言われる野田政権が出来、昨年の下半期あたりからは、消費税増税マインドが作用しているといわれます。

実際に私達のお客様の中にも、いずれ上がる消費税なので今のうちに新築をしておきたいと考えた方も存在しています。
野田内閣が予定通りに進捗すると今年下半期から徐々に新築やリフォーム需要が増え、来年後半は駆け込み需要に追われそうだとの見通しでした。

消費税増税が行われるのであれば、それなりの覚悟と段取りが不可欠となります。
ところが、現在の政府与党内の状況は、分裂含み状態です。
自民党との連携増税も高いハードルがあり、果たしてこの増税法案はどうなるのか。

選挙民は、民主党や自民党などの既成政党からその信頼感が失せてしまっているようです。
政権がコロコロ変わり大臣も名前の覚えられないうちに交代劇が続きます。
それでも何とか政治が動いているのは、政治のコアが官僚主導で実践されていることを示していそう。

ともあれ消費税増税が決まると、駆け込み需要で資材不足や人手不足が予想されます。
実質的な建築費は15%程度の値上がりを想定するシンクタンクもあります。
すると消費税率が5%増税を支払った方が落ち着いて良い家づくりが出来ることにもなります。

まともに消費税増税のあおりを受けると、津波のように押し寄せる需要と、その後には、津波に浚われた廃墟と化した市場が垣間見えます。
ところがこのように政局が混迷していると増税対策の段取りも出来ません。
もういい加減に政局政治をやめて決着を付けて貰いたいものです。

さて、終日小雨が降り続いた北斗市でしたが写真は小雨に濡れたスズランに似た花です。
この可憐な花は、党利党略に明け暮れる政局を呆れていそうにも見えるのですが。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする