豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

中卒者だから出来ることがある…北斗市

2012-06-21 16:17:17 | ファース本部
私は、人は皆が素晴らしい能力を持ち合わせていると思っていた時代があります。
東京で創業した当時は、自分の周りを見渡しても中卒者は自分だけでした。
高卒者よりもの大卒者が多く、中学しか出ていない自分はとても卑屈に感じたものです。

その自分が出来ること、そして実践できることは、他人などもっと上手に、もっと高度に行えるのだろうと思い続けていたものです。
ところがいつのころから意外とそうでもなくて、自分でも人より色々なことが出来ていることに気付いた時があります。

中卒者というのは、自分の人生プロセスに多くの資金的、あるいは時間的な投資をしてこなかったのではないか。
然るに失うものは最初から持っていなかったように思われます。
失うものが無いことは、怖いものもなく、どんなことにも立ち向かうことが出来そうです。

時には自分自身がアンコントロールになってしまう危険とも隣り合わせです。
しかし、だからこそ果たせそうなこともありです。
しがらみがないことは、自由奔放な生き方が可能となり、この奔放さに社会性が備わってくると面白いモノを生み出します。

戦後の創業者の半分以上は中卒者だったそうです。学歴や教養がないために、肉体労働者に成りざるを得ません。
その肉体労働から得た知恵や工夫を起業に生かした結果です。
高校や大学を出て学歴と知識を身につけると、出来ないことも多く背負込んでしまいそう。

しかしながら昨今の経営者は、その殆どが高学歴の持ち主ばかりです。
昔のようなバラエティーに富んだ経営者ではなく学識経験が企業経営に必要な時代となったのでしょうか。
視点の傾け方の工夫で学歴に関係なく企業経営は行えると思うのですが。

さて、私のような中卒者でも新聞や雑誌の執筆依頼があるのです。
写真は昨日発売の月刊誌「住まいと電化」です。
4ページにわたり「これからのエコ電化住宅」と題して私の書いた記事が掲載(連載予定)されています。
日本工業出版から発売になっています。
全国の書店や電力会社の窓口、或いは出版社に直接お取り寄せてください。
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