従来に無かった工作物を創作してみるには、まさに試行錯誤を繰り返します。
私達は86件の特許出願を行っておりますが、従前に存在するもので用事が足りるならそれを使いこなす工夫を優先します。それでも満足でないので新しい研究を行うのです。
新しい技術などは、何一つ一朝一夕で出来上がったモノなどありません。
多額の費用を掛けて繰り返し実験をしても、途中で費用対効果が合わないと判断される場合もあります。そのような苦労で出来た新技術をあっさりと模倣する輩がいます。
中国の製品は他の技術のパクリを平気で行う国だと言います。
その結果、いつまでもトヨタやホンダのような一流メーカーは生まれて来ません。
脳みそと額に汗をながす苦労があってこそ他国に誇れる製品が出来るのでしょう。
弊社では「雪の積もらない屋根」を本格的な雪の降る前まで設置を行うため施工を急いでいますが、急ぎ過ぎるとデリケートな箇所にひずみが生じ、中間テストでチェック事項が多く出てきます。冷静沈着に事を進めなければ想定外の事態となることも。
特に家づくりの施工現場では、机上で想像し難い事象が出る場合もあります。
理論通りに行かないことの方が多いようです。最終的には現場でモノが出来て行きます。
勿論、企画段階では、様々に起こり得る事案を想定するのですが現場は怖い生き物です。
今日は業務提携している倉敷紡績の関連会社で断熱ボードと吹き付け断熱施工を行う、クラボウ関西化成の代表取締役、池田安利さん(私の左隣)と同社課長、田中康生さんにご来社を戴き、弊社智専務(右)と研究開発室長、村上一人と意見交換を行いました。
クラボウ様や関西化成様とは、新時代に見合った新素材の取り組みについての相談です。
さて午後5時で北海道の外は真っ暗になりました。
今日から師走、気温0℃、無風ですが季節の変わり目は、いっそう寒さを強く感じます。
この時期は、熱くてフウフウして食べる鍋物がカラダに合いそうです。
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