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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

省エネ・健康長寿と暖房クオリティーは…函館市~北斗市

2015-12-09 18:07:30 | ファース本部

寒冷地における初冬から本格的な真冬に入る変わり目は、特に寒さをカラダで感じます。
「寒い、寒い」と言っているうちに肩に力が入り、カラダが硬くなり縮こまります。
身動きとれずにいると、いっそう寒さを強く感じてくるものです。

寒い部屋で暖房を入れると床面や壁面、天井面の温度も低温になっております。
エアコン暖房では、暖かい軽い空気が頭の上だけを暖める事になり不快を感ずることも。
寒くて固まり、動きの悪い人のいる床付近には、重くて冷たい空気が停滞しています。
これでは、健康的でクオリティーの高い暖房空間になるのが極めて困難な感じがします。

断熱材が薄く、気密層も完璧でない家では、床面を温める床暖房が向いています。
しかし家の断熱、気密、熱容量が優れた家は、床暖房を行うと足裏が熱くて不快感を覚えることがあります。ファース工法展開初期には、床暖房設備を設置したても一度しか稼働させず取り外した苦い失敗例がありました。

断熱性能、気密性能が高い家の場合は、エアコン稼働で室温が上がると、しだいに床材、壁材、天井材が熱を吸収して、その面から輻射熱で放出します。
そのため頭上を温風が撫ぜて行くなどの不快さは、しだいに感じなくなるのです。

空気の乾き過ぎで寒くなるのは、人間のカラダから水分を蒸発させて体温を奪うからです。
外気が氷点下の時には、窓に薄っすらと結露が起きているくらいが最も快適な温湿度となっている事でしょう。快適暖房気温20℃、湿度50%の時の露点温度9.3℃つまりガラスやサッシの9℃以下の部分に結露が生じるのです。(結露したサッシ)

この湿気の持つ熱を「潜った熱」で「潜熱」と言い、気温20℃、湿度50%の時は、この湿気に気温18℃に相当する熱を抱えており、結露した際に凝縮熱として具現化します。
夏場はこの湿気を入れないような工夫を施す必要があります。
省エネ住宅は健康長寿、クオリティーの高い生活空間であり、一石三鳥かも知れません。

さて今日は家庭裁判所での調停業務で難しい案件を成立させて来ました。
調停も一歩ずつ進めました。クオリティーの高い家づくりも一歩ずつ進めましょう。

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