豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

ビニールハウスは何故温かいのか…北斗市

2015-12-21 17:31:26 | ファース本部

断熱材は、その素材の厚さと熱伝導率で熱貫流率を計算します。
断熱材の厚さは厚いほど、そして熱伝導率が低いほど断熱効果があります。
今日の表題、「ビニールハウスは何故温かいのか」のビニールには厚さがありません。
それでもビニールハウスは、真冬でも一定以上の温度をキープしています。
ビニールハウスは隙間が無いように作られております。
写真は会社の前の花栽培のビニールハウスです。

ビニールハウスは、昼間に太陽熱を取り込み、地べたに蓄熱して保熱します。
太陽の無い夜などは、地熱と蓄熱量が双方で温かさを保持しております。
この気密性能と日射熱を地熱として蓄熱に加え、土が持つ湿気の熱が効果を発揮します。

温かい家は隙間がありません。
どんなに断熱材を厚く入れても隙間があれば熱は逃げてしまいます。
空気が乾燥すると私達、人の身体からは強烈に水蒸気を蒸発し体温を奪い、寒く感じます。
家の中で人が生活すると、かなりの水蒸気を発散させております。
この水蒸気を家屋内に保有することで人の身体からは、水分の蒸発をし難くして、体温を奪われないような環境を保持する事も省エネとなります。

冬のビニールハウスは、気密性能だけで内部の気温と湿度を管理していることになります。
温かさの逃げない気密性。
地べたに膨大な熱を溜める蓄熱性。
地中からの湧き出る湿気の持つ潜熱。
これらの作用が相乗して薄いビニールハウスは、一定以上の温度を保っているのです。
つまりこれらの性能を家の中に作用させたのがファースの家なのです。

さて、今日はこれから上磯中学校の評議員会に出席してきます。

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