衣食住は、人が生きるための三要素である。
衣服をまとい、何かを喰って、雨風凌げる住まいがあれば生きられます。
どのように生きるのかは、人間だけに与えられた選択肢なのかも知れません。
衣服もデザインがあれば、アート的要素が必要に。
食事も旨味、苦味、辛味、甘味のバランスに対してアートを意識することも。
住まいは、洞穴だって雨風を凌げますが、屋根、外壁、家の形状などアートの神髄に。
人間は、その生き方に彩を与えるのが芸術だと言えるのでしょう。
音楽がある。雅楽がある。書がある。色彩がある。形状の違いがある。花がある。
これらは人間が単に生きるためには、まったく不必要なものばかりです。
衣食住を彩りながら、人生に豊かさをもたらすのが芸術なのでしょう。
今日は、長男が経営する総合藝術喫茶「茶会記」の年末イベントに参加してきました。
あらゆる芸術携わる人々が参集してきます。
その長男は元々システムエンジニアであり、無機質な世界で仕事をしていました。
平成3年に私が仕様書を書き、当時弊社の社員であった長男がプログラミングした熱計算ソフトは温熱シミュレーションソフトの先駆けになったようです。
その熱計算ソフトの組み上げた彼は、とっとと東京に出てシステムエンジニアと活動し、いつの間にか総合藝術喫茶「茶会記」として独立しておりました。
彼は、無機質な空間を作ってはいけないと言うのが持論となっていたようです。
私達が生業にする家づくりは、屋根や壁、床や天井、窓や玄関があれば良い訳でなし。
心豊かに過ごせる空間を創り上げるには、芸術的感覚が活かされるべきなのでしょう。
今日は、異次元の世界に浸る時間を過ごせましたがアートに感謝です。
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