住宅ネット相談の回答で出社していました。
建築した住宅で、打ち合わせと異なる箇所が解り、ハウスメーカーに改善依頼をしたところ、来る人が不愛想なだけでなく、次々と不具合の所が多くなったと云います。
最初は寝室と子供部屋のドアが選んだモノより、格下の部材であったのだそうです。
良く調べたらドアだけでなく、床材やキッチン部材も仕様書と異なる部材だと。
ハウスメーカーが手配した業者の来る人の全てが良い訳ばかり、とうてい納得など行くはずがないと憤慨しています。いまや家を建て直して欲しいと主張しています。
ハウスメーカーも反論してくるのですが、施主は完全にノイローゼ気味になっていると。
この家の不具合で、夫婦間の意見も異なり、離婚の危機に瀕しているともいいます。
私が扱った家庭裁判所の夫婦関係調整事件も、新築間もない離婚案件もありました。
住宅相談では、雨漏り、結露などとハード的な対応策の質問が殆どです。
この案件が問題となったのは、ドアのノブが固く、開け閉めの不具合からです。
ドアの不具合を、丁寧で誠実に対応していたらこのようになっていませんでした。
実際に「家を建て直して」と云うほど、ハード的な問題はありません。
ハウスメーカーの法務部回しの対応は、施主に対して完全に心情を害したケースです。
ハウスメーカーの初期対応の拙さは、施主の家族間紛争にまで及んでしまいました。
相談者には、感情の高ぶりで交渉すると、得るモノより失うモノの方が多いのだと…
さて、写真は会社近くの樹木ですが、今日も好天で気温19℃、穏やかな北斗市での日曜日でした。
明日からは、クールビズ期間を終えてネクタイ着用です。

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