何もない白紙の紙に何かを描き出して絵画や文章などが出来ます。
構想はしたものの、いざ形にするとなると多くの思いが交錯するものです。
設計企画などは、まさにクリエイティブな世界に入り込む必要があります。
ところが一度、形になると次々とアイデアが出てくるもの不思議なものです。
出来上がったモノを批評することは容易な事です。
出来上がると云う事は、実践してこそ為し得ます。
経営学者が企業経営を行って成功した例は殆どないとも云われます。
経営学と云う学問はありますが、実際に企業を経営する事と別物とも言えるでしょう。
昨日の北海道中小企業家同友会の第10分科会でも話しましたが経営者は、堅実な実践者でなければなりません。
人様の行いを批評は出来ても、実践したことのないホワイトカラーも多いのです。
今日は東大沼にあるファースの家・体験用ゲストハウス「げっかそう」の直ぐに近くにある、水耕栽培施設を見学してきました。
大沼の地下に流れる11℃の冷たい水と、50℃の温泉を上手に活用した大型水耕栽培施設を経営している山根さんとお会い致しました。
水耕栽培に必要なありとあらゆる手段を用い、実際に猛吹雪でも灼熱の暑さの中でも365日を恒常的に新鮮なトマトや青物農産物を生産出荷しておりました。(写真)
山根さんも学識経験者ではなく、現場実践派の経営者で、常に現場主義が生きています。
しかし私達のような現場主義者には、高度なIT技術などが伴っておりません。
そこに「はこだて未来大学」の大場教授や高森客員教授、アグロインフォの曽根代表などがコンピューターハードやソフトの面で関わっています。
物事を実践するには、あらゆる技術を結集させる力も伴うようです。

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
