豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本列島の夏と冬を思考した家づくり…北斗市~函館空港~羽田空港~福岡県内

2016-10-18 20:46:07 | ファース本部

今日は気温が北海道15℃も高い九州福岡に移動してきました。
気温だけではなく、湿度も高くなっております。
本州の家づくりに欠かせないのが、この夏場の湿気対策が不可欠な要素となります。

本州は8ヶ月間が夏なのです。8ヶ月間も冬の北海道とは家づくりの根本が異なります。
気温30℃で湿度80%の時、その80%の湿気は、気温換算で約30℃に相当する熱を潜在しております。本当の断熱とは、気温とこの湿気の持つ「潜熱」をも遮断すること。

更には、天井断熱の手法、窓ガラスの熱遮蔽機能、庇の取り付けなどが必要となります。
このように温暖地の家づくりは、北海道や寒冷地の家づくりよりも、もっと複雑で多彩な技術や知識を要するのです。北海道の高気密、高断熱と云われる住宅システムを、そのまま本州の温暖地に持ち込んでも通用しません。
北海道は、本州の夏のように気温30℃、湿度80%にはなりません。

今日はファースの家の空調キットを製造して戴いている、空調設備メーカーの協立エアテック株式会社様を訪問して、色々な実験風景や試験ハウスなどを見学させて戴きました。
写真は、社長の久野幸男さんです。
豪快で豪放な経営者に見える久野社長ですが、とても繊細で気遣い、気配りの出来る方です。

協立エアテックさまも日本列島の氷点下になる北海道から常夏の沖縄まで、各地地域の気候風土に見合った空調システムの研究開発を行っておりました。
モノづくりに対する取り組み姿勢や社員教育、整理整頓など学ぶところが多くあります。

私達ファース・グループの面々も一度は、協立エアテックさまの本社見学を実践される事をお薦めします。多くのことを学べると思われます。

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