地域密着の工務店の多くは、小規模で零細な経営を行っております。
私はこのような地域の工務店経営者こそ、建主さんと気持ちと一緒になれる環境にあると思います。
私達ファースグループの基本理念である「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」を成就できる工務店だと確信しています。
そのような工務店経営者自らが建主さんとの打ち合わせを行い、奥さんが会計財務を担い、息子の後継者が現場を管理し、嫁さんが電話番やお客様の要望窓口になるのが理想です。
「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」の理念とは、工務店、協力業者の創り手と、住み手との気持ちがひとつに同化し、同等に利益を分け合う事を意味しております。
家を造って売る行為では、この基本理念を成就させる事はとても難しいのです。
家は、建主さんが高額資金と夢、希望を注ぎ込んで出来上がり、その建主さんが住み始めてからこそ、その真価が問われるのです。つまり家の竣工は完成でなく始まりです。
家には、最愛の家族がいつまでも健康で穏やかな生活が出来、そこに住む子や孫の社会性が育まれてゆきます。
その家もまた多くの人々の知恵と工夫と労力が集結して出来ます。
住む人が幸せに住まいする居住空間とは、創り手側がどこまで住む人の気持ちになり切れるかどうかにかかっているのだと思われます。
今日は、地元北斗市で国土交通省主導の平成28年度住宅市場整備促進事業の一環で「住宅・建築物における・省エネ対策講習会」を実施しました。
とてもお堅いタイトルですが、住む人を幸せに出来るのはどのような家なのを再認識させる講習会です。北海道大学総長補佐・工学博士の羽山広文教授の講話(写真)が聴けました。
羽山先生も住宅に住んでからの対応こそが、重視されるべきだと主張されています。
さて、今日は特許関連の仕事や研修会参加でイベント主催者のタキロンさまの製品は、とても興味深いモノばかりでした。新発明のアイデアが閃いております。

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