「10年は偉大、20年は畏敬、30年は歴史となる」との名言があります。
コツコツと行いを積みあげていれば10年は続き、それこそ偉大である言う事か。
継続は力なりとも云いますが、ただ漠然と同じ事を続けていても長くは続かないものです。
10年続いている事は、時々の状況に対応出来るよう、様々な工夫を施しているのでしょう。
時間の流れは、時代の潮流となり、関わる人々も齢を重ね、自身の身体も変化しています。
その全ての事を包含していなければ10年の歳月を続ける事は困難なのでしょう。
それが20年で畏敬の念で見られ、30年となれば歴史に名を遺すのも頷けます。
一時代を謳歌して何時の間にかその存在がなくなっている人、モノ、仕組みもあります。
今を生きて、明日を拓き、5年先、10年、20年、30年先を見据えた朴訥で実直な経営こそが歴史に名を遺す経営者と為り得る例は多いようです。
歴史に名を遺す経営者は、もとから名を遺そうとの野心などまったくありません。
地域に密着し、何十年も工務店経営を行っている経営者も多くおります。
狭い地域で何代も継承されている工務店とは、その地域における家づくりの歴史に名を刻んでいるのでしょう。まさに偉大で畏敬、そして歴史に名を遺す工務店経営者です。
そのような工務店経営者は、ひたすら地味に目立たず、朴訥で実直な人々ばかりです。
私達の住宅業界は、華々しくデビューし、賑々しくマスコミに登場して存在感をアピールし、そしていつの間にか、市場から消えてしまった企業が少なくありません。
多くの経営者を見てきましたが「継続こそ経営力なり」それは、ひたすらコツコツと地味に目立たず、朴訥で実直で誠実な経営者だと云えそうです。
さて、来月2月17日金曜日は第19回全国大会を富山県高岡市で開催します。
写真はその大会冊子の表紙ですが、全国から朴訥で実直誠実な工務店経営者が参集します。
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