時代の波は常に移り変り、大きな潮流となって私達に押し寄せてきます。
漠然とこの潮流に身を委ねていては、いずれその激流に呑まれて消滅してしまいます。
政府や地方自治体の借金合計が1000兆円を超えていると云います。
政府財政は、歳入に見合う支出を行なっていれば借金国にはならなかったのでしょう。
今日は大阪から移動してきましたが、いつぞや大阪府の元知事の橋下徹さんが借財削減の施策に大阪府の自治体首長は、こぞって大反対で橋下批判を述べておりました。
府からの補助金削減は、自治体住民の生活を困窮させるものだと言う理由です。
今まで行なっていた事が、今から出来なくなるのですから住民不満が出るのが当然です。
自治体行政は、府政や自治体の困窮を開示し、住民に理解させるもの首長の仕事です。
私達の住む北斗市は、地方自治体では財政に余裕のある方だと云われています。
それはそれなりに市民と一緒に苦渋に満ちた自治体経営の施策を打ち出して参りました。
住民サービスのための公共事業を抑え、自治体職員の採用を控えるなどの歳出削減に努め、企業誘致や農産物育成などの歳入確保に懸命に取り組んで来たのです。
自治体の財政は、その自治体首長と住民が何をして来たかが問われるのだと思います。
企業では、社員の供与カットを好む人などおりません。
時代の潮流を見極めながら、英断を下せなかった指導者の責任もまた大きいのです。
企業も自治体も人の繋がりで業態を保っています。
時代背景、時代潮流に合わせた改革は、誰のためではなく自分のために必須なのでしょう。
関西の研究機関で見聞した断熱技術では、輻射熱冷暖房やエンタルピー対応などを実践しているファースの家が、他の住宅システムの圧倒しており自信を深めた大阪出張でした。
私達の家づくり改革も誰のためではなく、自分自身のためかも知れません。
写真は今日の日本アルプス上空ですが、この眼下には多くの人々の暮らしがあります。

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