家には必ず換気口や換気扇などが取り付けされます。
外壁の空気の入り口を囲っているのがベントキャップと追われるフードです。
このベントキャップから風雨が、北海道なのでは風雪の侵入があります。
ベントキャップには、風雨や風雪侵入を防止させるために様々な細工を施しています。
一般的に目にするのは、フードの下側にスリットを細かく設けているものです。
単純なスリットだけでは風雨の侵入を防止することが困難です。
だからと云って、スリット幅を細かくすると通気性能を阻害してしまいます。
たかがベントキャップ、されどベントキャップなのです。
必ず取り付けられる換気口や換気扇の外部フード、ベントキャップには、様々な要素を加味した工夫を行わなければなりません。
例えば直径100㎜の排気パイプを用いて100㎜用ベントキャップに繋いだとしても、その有効開口面積が100㎜以上あって要件を満たします。
しかしながら市販されている多くのベントキャップの有効開口面積は、その70%くらいしかありません。つまりは最初から30%をロスしている事になります。
今日は、東京からベントキャップを製造する会社の株式会社 大佐様の冨永社長(写真右)がエンジニアで開発営業課長の阿部尊治さん(左)を伴ってご来社されました。
大佐様とは、有効開口面積を確保しつつ、暴風雨や猛吹雪の侵入を防止するベントキャップの共同研究を行っております。
写真はファースの家常設展示場で撮りました。
輻射熱暖房が有効に機能するものベントキャップも含め、すべての機能が確保されているからこそなせる体感温度です。

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