私達は、人生の3分の1の時間を睡眠に費やしていると云います。
その睡眠の在り方こそ、人として豊かな時間を過ごすためのベースとなるのでしょう。
常に睡眠時間の不足や睡眠環境の在り方で、肌の色艶だけでなく、カラダの健康や、社会的活動にも大きく影響することになります。
人の睡眠状況は、寝室の気温、湿度などが大きく影響していることは解っていたのですが、具体的な詳細について不透明な部分も多いのが現実です。
「日本睡眠環境学会」と組織があり、学者の先生方が学術大会を実施しております。
日本睡眠環境学会は、寝具メーカーさんなどが中心に研究して組織運営をしているようです。
就寝時における寝室の温度、湿度、衣服、寝具の重さなどは直接的な影響を与えそうです。
厚生労働省健康局は、健康保持のため、時代に合わせ「睡眠指針」を発表しています。
しかし寝る場所の状況が、睡眠にどのような影響を与えるかの研究資料は少ないようです。
今日は、断熱住宅の健康調査研究を行っている、法政大学の川久保教室を訪問しました。
講師の川久保先生は、工学博士で建築物の観点から、睡眠や健康に関する研究も行っています。
この法政大学大学院デザイン学科建築学専攻の出口・川久保教室所属院生、木村源太さんは、睡眠環境の具体的な詳細実例を実測するなどの研究を行っておりました。
写真は、手前から川久保先生、私の隣が院生の木村源太さん、そしてゲストとして、私と一緒に訪問したパナソニック営業部の馬杉課長さんです。
今日は、パナソニックの馬杉課長さんにエアコン特性などの様々な情報やご提言、アドバイスを頂きました。
木村源太さんの研究にもいっそう磨きがかかりそうです。
このような研究成果は、私達のような家づくりを実践するモノにとって、住宅の温熱性能の在り方を左右する重要な情報となります。
快適な睡眠をとれることは、健康体を保持し、医療費削減にも貢献しそうです。
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新