私達モノづくりの研究開発を行う人間は、1・2度の失敗で、諦めた時点が負けなのです。
無いモノを創り出すには、上手く行かない事が当たり前だとして挑戦しています。
企画し、実践して一回で成功するようなモノは、既に世の中に存在しているはずです。
この一回で成功したモノづくりを行っても、深みがないため、予期せぬ事象が発生した際の対応策に、右往左往する事になるのでしょう。
誰もが失敗などしたくないのですが、その失敗からは何を学ぶかなのだと思われます。
失敗から学べることは、モノづくりが成就してからその対応策も自然に備わっています。
今日は、栃木県那須塩原市のFAS販売代理店、星野アルミ建材さまを訪問しました。
星野アルミ建材さまとは、開口部からの熱損失量を小さくするため、いろいろな試作品を作っては試したのですが、ことごとく失敗ばかりを繰り返してきました。
その失敗から学んだことは、既存の資材活用に拘ったのが要因だったようです。
今回は用いる素材や形状を従前からの観念を根本から変えようとしております。
資材メーカーのタキロン様の新しい部材を用いて次の段階に入ります。
写真は、訪問した星野アルミ建材さまの複層ガラス生産ラインの前で撮りました。
私の隣から社長の星野岳央さん、工場長の渡辺章弘さん、副社長の磯 宗秋さん、品質管理責任者の萩原裕一さん、タキロン株式会社管理一級建築士の磯永聖次さんです。
モノづくりを成功に導くためには、これからまた幾つかの試練に遭遇します。
今回は総力をあげて再度、再再度のチャレンジになります。
諦めずに目的を達するまでは、粘り強い根気や強かさは必須となります。
その創り出すモノを、達成させるまで継続することは、すなわち必ず成就すると云う事です。
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