豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

ロー・テクノロジーの底力…北斗市

2016-10-16 15:59:14 | ファース本部

今年も日本人がノーベル賞を授賞しました。
ノーベル賞を授賞するような研究の殆どがハイ・テクノロジーの極みなのでしょう。
いわゆる思い付きで主婦や生徒などの発明するロー・テクノロジーではありません。

私達ファース本部の技術も、多くはロー・テクノロジーとも云えそうです。
私達は、科学者の研究ではないのでテクノロジーとも云えないのかも知れません。
しかし発明王と云われたエジソンの蓄音機や電球などもローテクの一種です。

どのような高度な技術研究でも、そこにはローテクが様々な形で関わっているようです。
そもそも一般の方々が使い易くする道具の発明の殆どがローテクですから…
不便さを感じたら、どのようにすると使い易くなるかを工夫することが発明です。

写真は天井裏に隠したエアコン一台で、全館輻射熱冷暖房を極めて省エネで行う、ファースの家の常設モデルハウスですが、すべてロー・テクノロジーで構成しています。
今日もローテクで構成する住宅部材の発明の構成図を書くために出社しておりました。

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エアコン連続稼働は本当に省エネなのか…函館市~七飯町~北斗市

2016-10-15 14:18:07 | ファース本部

昨今は、エアコンの電源を切らずに連続稼働させたほうが、省エネになるとの意見が、ネット情報や専門紙などで見かける事が多くなりました。
私達は15年前からエアコンのエネルギー消費効率の実証を人の住んでいる数百棟もの家に試してきました。

結論から云うと一定の要件を満たした居住空間では、冷房も暖房も連続稼働の方がはるかに省エネになる事が解っています。
一定要件とは、冷房の場合、天井断熱と日射熱をしっかりと遮蔽をしている事です。
暖房の場合は、一定の高気密と高断熱性能、熱容量が伴っていることです。

普通の家でも1・2日単位の時間の中で電源の入り切りを行うと、立ち上がりの際の消費電力が多いので極めて不経済です。同じ状態で連続稼働を行うと、電力消費が少なくなります。
しかしシーズン単位では、一定要件が必須になります。

今日は北斗市内のファースの家モデルハウスと七飯町東大沼にあるゲストハウス「げっかそう」の温度とエアコン状況を見分してきました。(写真は「げっかそう」の吹き抜け)
道南の今朝の明け方は、真冬並みの2℃まで気温が下がりました。

ファースの家は、暖房は10月に入るとエアコン暖房モードで稼働させます。
構造体の温度が25℃なので、エアコン設定温度も25℃のまま来年春まで冬を乗り切ります。
冷房も6月末の25℃の構造体温度を9月末まで保持させます。
つまりエアコン冷暖房熱は、構造体温度をキープするために用いているのです。

構造体の温度を1℃上げたり下げたりするに要する時間は2時間も掛かり、その間の電力消費量も膨大となるからです。
エアコンは家の要件とライフスタイルに合わせて上手に使用すべきです。

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家のメンテナンスと地域工務店…函館市~北斗市

2016-10-14 19:45:26 | ファース本部

メンテナンスの不要な家などは皆無と云って良さそうです。
特に家は、膨大な量の部材で組み立てられており、その他にも人の暮らしに必要な家電や家具などを使用しており、そのすべてが時間とともに劣化してしまいます。
人が生活すると動くだけで床や階段などは擦り減り、ぶつけてしまう事もありえます。

外壁や屋根などは、台風や豪雪、直達日射などでも劣化します。
また毎日使用する生活設備機器の摩耗度は大きく、電気、水道、衛生設備などは頻繁にメンテナンスを伴います。屋根や外壁のメンテナンスは10年程度が目安となりそうです。

定期的にメンテナンスを行っていれば、家の耐久性も向上します。
高額となるリフォームを防ぐことにもつながるでしょう。
この定期メンテナンスは、新築を行った工務店との信頼関係で大きく左右します。

常に施工工務店とは信頼感の伴ったフレンドリーでな関係を保持することが肝心です。
家の街医者的な地域工務店は、施主にとってかかりつけのお医者さん同じく、必須なのです。
かかりつけ工務店を持たない施主は時として悪質リフォーム業者の被害に遭う場合も。

特に高齢者の方がターゲットされます。
顔の見える地域工務店と親しくしておくべきです。
悪質リフォーム業者は、突然電話がかかり訪問して来ます。

「屋根をこのまま放置すると大変な事になりますよ」など、不安を与える説明をします。
不必要なサービス、モニター契約の割引などを提案する業者もいます。
しつこい訪問販売は、法的規制が施行されていますので警察に連絡することも必要です。

ともあれ家にはメンテナンスが必須なのですが、家づくりを実践した施工工務店との友好関係の保持が、安心して住まい出来る基本となりそうです。
家づくりは生涯付き合える地域密着の工務店を選択すべきかと思われます。

今日は二日間のFAS検査員講習を終え、考査試験でも皆さんが高得点で合格しました。
写真は私の隣から佐賀県鳥栖市の株式会社坂口組の上妻政志さん、栃木県那須塩原市の有限会社室井美好工務店 社長の室井政紀さん、同じく室井志帆さん、同じく人見慶太さん、青森県六戸町の株式会社ニイヤマハウスの佐藤 守さんと講師の研究開発室の藤木です。

いずれも地域密着の工務店さまです。
地域に貢献するためにスキルを磨き、メンテナンス対応も敏速で適切に行うことが出来る事でしょう。この方々ならそれを確実に実践できると思われます。
さて、今日は夕方から技術振興財団主催のセミナーを受講し、懇親会に参加して来ました。

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前向き前進で人は成長する…函館市~北斗市

2016-10-13 17:22:59 | ファース本部

時間は切れ間なく流れて行きます。
その時間の流れに乗じて社会環境など周りの状態も切れ目なく変わっています。
私達は、常に変わり行く状況に順応して行かなければならないのでしょう。

上手く行かないのは社会のせい、あいつのせい、会社のせいだなどと、責任転嫁した時点で思考停止を起こし、その人の成長も止まります。
一人では、社会も企業も変えられないけど、自分の考え方や生き方は変えられます。

「昔は良かった」と言い出した時から既に成長は止まっているようです。
人間は常に前向きに歩み続ける限り、その成長は止まらないものだとも云います。

あれもやった、これもやったなどと、昔の功績の自慢話に明け暮れる人もいます。
過去を振り返って自慢したところで得する事などは何もないのです。
常に前向きな目標を掲げて邁進する限り成長は止まる事などありません。

時代は、常に変動しており、自分も変わろうとする意識改革が必須のようです。
前向きにあらゆる出来事と直面して行くと、その経験が糧となって成長します。
今日はファース検査員講習を北斗市本社で開催しております。
受講者の方々は、全ての方が前進あるのみと積極的です。

講義する方も一緒に成長する気がします。
写真はウエルカムボードに表記された受講者です。
北海道内の参加予定者が飛行機の欠航と、車で移動中のアクシデントで3名が急遽参加出来ずに少人数で行っておりました。

今日はFAS検査員講習の講義の合間を縫って家庭裁判所の少年友の会の意見交換会にも参加してきました。
今夜はこれから受講者と懇親会に参加します。

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リチューム電池の発火と対策…札幌市内~新千歳空港~函館空港~北斗市

2016-10-12 17:57:42 | ファース本部

飛行機に搭乗して最初に耳にするのは、「サムスン電子のギャラクシーノートセブンをお持ちのお客様は国土交通省の告知により電源をお切りください。充電もしないようにお願い致します」と客室乗務員からアナウンスがあります。(写真はギャラクシーノート7)

要因はリチウムイオン電池なのですが、その電池は電子部品の中でもっとも燃焼性の高いPartだとも云われています。バッテリーに有機溶剤を使用しており、幾つかの過熱する状態が続くと燃え上がる場合もあると云います。
我国でも10年前にソニーのバッテリーが発火して、大問題になったことがあります。

決してサムスン電子のギャラクシーに限らず、リチウムイオン電池を使用した器材には、発火の可能性があると云うことになります。
私は今日、札幌の新千歳空港から函館空港へフライトタイム30分の移動でしたが、千歳空港の手荷物検査でチェックが入りました。

荷物検査では、預ける手荷物の中にリチウムイオン電池が入っているとの指摘です。
確かにパソコンやスマートフォンにもリチウムイオン電池を使用しておりますが、指摘されたのは、量販店で買ったスマートフォンの充電器でした。
この充電器には、リチウムイオン電池が内蔵されておりました。
毎日のように持ち運んでいるモノなのですが今回、初めてチェックされました。

パソコンやスマートフォンのリチウムイオン電池より、容量が大きかったようです。
我国はソニーバッテリーで多くを学び、発火させないあらゆる手段を講じたと云います。
それも量販店で売っている充電器などには、リチウムイオン電池を使用したモノも多く、飛行機のフライト中に発火すると大変な事になります。

飛行機に乗る際は、手荷物検査に積極的に協力するべきなのでしょう。
自宅やオフィス内などでは、充電器も含めスマートフォンやパソコンは万一発火しても延焼させない環境を構築しておくべきなのでしょう。
さて明日は、全国からFAS検査員講習受講に大勢の方が来社され、私も講義を行います。

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関わる人の心の積み重ねが家になる…北斗市~函館空港~新千歳空港~札幌市

2016-10-11 20:56:17 | ファース本部

社長が、何でも思い通りに企業を動かせるとしたら決して良い環境と云えないようです。
部下に指示した事を異なった解釈をされ、別の行動に出る場合もあります。
それが結果として良い状態をもたらす事も無いと言えませんが上司は、部下から教わる姿勢も必要のようです。

家づくりは、建主さんの目指す居住空間の構想と設計段階での刷り合わせが必要です。
施工業者が住む人に最善の方法だと思った事が噛合わない事などは、日常茶飯事なのです。
素人の建主さんとの安易な妥協は悔いを残す場合があります。
建主さんにとっての家づくりは、夢を実現するための一生一代の大事業なのですから。

ところが素人の建主さんと、プロの建築家が、構想時点でその思惑の違いに大きな問題が見つかる事があります。その問題を解決するために、ひとつひとつの課題解決は、知恵を出し合えば互いに知恵が湧いてくるもので、素人から学ぶ姿勢が必須です。

企画段階からプロとアマが相互の葛藤を経ての試練こそ、良い家づくりの基盤となるのでしょう。
試練も葛藤もなく、すんなりと竣工に漕ぎ着ける事は得るモノも少ないようです。
今日はFAS加盟工務店の社長からお施主様との意見衝突で相談がありました。
解決法は、「お施主様から学びなさい」でした。

今日は夕方に札幌移動して重要な役割を担っている方と会談を行いました。
電話では真の意見交換は出来ないもので、息遣いや表情にこそ真意が詰まっています。
家づくりも、人と人とが織り成す物語なのかも知れません。

写真は鎹(かすがい)と云われる木材の連結を強固にする金物です。
「子は鎹」とも言われますが、親どうし大喧嘩をしても子供はしっかりと両親を連結すると言う事でしょう。
人と人の連携にも鎹的な存在が重要だと思われます。

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エアコン性能と家の性能が…七飯町~北斗市

2016-10-10 17:40:52 | ファース本部



エアコン業界は、冷暖房を行う際のエネルギー消費効率(COP・APF)<消費される電力の何倍のエネルギーを取りだすか>を懸命に競っています。
私達はこれをCOP競争と言っておりますが、各メーカーは死闘を繰り返しています。

エアコンの空気の流れをコンピューターで制御し、無駄のない冷暖房を行う技術、熱交換部材の形状を工夫して熱を捉まえ易くする技術、送風機のファン形状を変えて風量を大きくする技術、この全てがCOPの向上に寄与します。

電気機器は、少しでも省エネ機能を向上させ、使い易く、そして安価で販売で出来なければライバルメーカーにあっと言う間にマーケットを奪われてしまいます。
各メーカーは、商品開発、市場開発、技術開発などが同時に進行しなければ直ぐに遅れを。
開発力の停滞は、商品の陳腐化に繋がり、ライバルメーカーの厳しい攻撃に晒され、奪われた市場奪回に長い期間を要します。

このエアコンの性能競争に比べると、その機材を有効活用するための住宅性能の競争が完全に出遅れているのが実状です。
例えばCOP 3.0のエアコンを、住宅の温熱性能をフィットさせる事で倍のCOP6.0(電気量が半分になる)で使用する事も可能なのです。
住宅産業の温熱性能競争も本来は、COP競争と同じ視点と土俵で行われるべきものです。

今日は、ファースの家体験用モデルハウスの「げっかそう」でエアコン暖房の調整を行ってきました。(写真)
湿度管理もエネルギー消費効率の向上に大きく貢献します。
そもそも湿度の持つ熱を意識した家づくりは行われて来なかったのも現実です。
先ずは私達ファース本部が調湿省エネを実践し、証明して参ります。

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企業規模と経営者の幸福度…北斗市

2016-10-09 16:28:15 | ファース本部

先日の中小企業家同友会の分科会で私は、講話で20年前、弊社に多額のベンチャーキャピタルから投資があり、株式店頭公開のチャンスを自ら放棄した話を致しました。(写真)
講話終了後に質疑応答で、「優れた住宅工法ならハウスメーカーとして全国展開を行ない、もっと多くの人々を幸せにすべきだったのではないか」、との質問がありました。

経営者の方々の勉強会ですから参加者全員が自分の会社を発展させようと必死です。
私も当初は同じように思ってベンチャーキャピタルからの投資を受け入れました。
一方店頭公開を果たした多くの経営者の方々の心労も一緒に目にする事にもなります。

テレビのCMを頻繁に行っている会社が立派で信頼できる企業だと思う人がいます。
立派な社屋ビルを持っている会社が優秀だと思っている人もいるのでしょう。
企業業態が拡大して行くと自社ビルを持ちたくなるものです。
果して自社ビルがお金をどれだけ稼いでくれるでしょうか。

粗末なプレハブ社屋でも優秀な業績をあげている企業も多く存在します。
私も器が先か、中身が先かをもっと吟味すべきでした。
小規模な企業でもとても心豊かに経営している方々も多くおります。
上場や店頭公開した瞬間から会社は、社員や建主のモノでなく株主の会社になります。

あまりにも浅はかな動機だった事に気付き、店頭公開しない宣言を行い、ベンチャーキャピタルには、長期プライムレート+2%を加えて償還することになりました。
その時点から債務超過になり、それから抜け出すのに10年の歳月を要しました。

ハードとソフトを有した地域工務店は、「小さい事は良い事だ」が信念となりました。
今、全国に200社近い工務店仲間がいて、常に一緒にユーザーの幸せを念頭に仕事の出来る環境があります。
ユーザー様の幸せは全て自分の幸せなのだと思えるようになりました。

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実践する人、批評だけの人…七飯町~北斗市

2016-10-08 14:45:08 | ファース本部

何もない白紙の紙に何かを描き出して絵画や文章などが出来ます。
構想はしたものの、いざ形にするとなると多くの思いが交錯するものです。
設計企画などは、まさにクリエイティブな世界に入り込む必要があります。

ところが一度、形になると次々とアイデアが出てくるもの不思議なものです。
出来上がったモノを批評することは容易な事です。
出来上がると云う事は、実践してこそ為し得ます。

経営学者が企業経営を行って成功した例は殆どないとも云われます。
経営学と云う学問はありますが、実際に企業を経営する事と別物とも言えるでしょう。
昨日の北海道中小企業家同友会の第10分科会でも話しましたが経営者は、堅実な実践者でなければなりません。
人様の行いを批評は出来ても、実践したことのないホワイトカラーも多いのです。

今日は東大沼にあるファースの家・体験用ゲストハウス「げっかそう」の直ぐに近くにある、水耕栽培施設を見学してきました。
大沼の地下に流れる11℃の冷たい水と、50℃の温泉を上手に活用した大型水耕栽培施設を経営している山根さんとお会い致しました。

水耕栽培に必要なありとあらゆる手段を用い、実際に猛吹雪でも灼熱の暑さの中でも365日を恒常的に新鮮なトマトや青物農産物を生産出荷しておりました。(写真)
山根さんも学識経験者ではなく、現場実践派の経営者で、常に現場主義が生きています。

しかし私達のような現場主義者には、高度なIT技術などが伴っておりません。
そこに「はこだて未来大学」の大場教授や高森客員教授、アグロインフォの曽根代表などがコンピューターハードやソフトの面で関わっています。
物事を実践するには、あらゆる技術を結集させる力も伴うようです。

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北海道中小企業家同友会の活動…函館市~北斗市

2016-10-07 21:44:23 | ファース本部

去年と同じことを行っていたら1年前より今年は確実に何かが劣っています。
先ずは自分自身が確実に齢を重ねおり、身体はその分、劣化していることに。
劣化するのは、自分を取り巻くあらゆる仕事の道具や設備なども同じこと。

誰にでも同じように遣って来る年月の経過で、流れに身を委ねていれば在るモノも無くなって行くことでしょう。特に私達企業経営者には厳しい末路が待っていることになります。

今日は、北海道中小企業家同友会の「第33回全道経営者“共育”研究集会in函館」が開催され、私は第10分科会の講師を務めさせて戴きました。(写真)

経営者が勉強するのは、流れゆく時間で劣化を抑えるための潤滑油的な効能があります。
本を読む、テレビを見る、ラジオを聴くなどの情報の取り方もありますが、多種多様な職業を持つ経営者が一同に介し、触れ合う人の心の波動を受けることはより効果的です。
見聞きしたことと、人の放つ波動の違いは確実に異なります。

今日の基調講演に登場する講師の先生の山口絵里子さんは、不登校から非行少女に、それをスポーツ柔道で矯正して立ち直り、一流大学を卒業してから、あえて貧国バングラデシュの大学院で修士号をとったそうです。
そのキャリアを生かし、カバンなどをデザインする会社を起業して現在に至り、講師として立つに足りる経歴の持ち主です。
山口先生の講話もさることながら、参集する経営者の気概に意義がありそうです。

今日はファースの家のモデルハウスなどをご見学後に、1時間の話をさせて頂きました。
モノと異なり人は、情念や波動で感じ、覚えることが出来るようです。

「講釈師 視てきたような嘘を云う」と諺があります。
講釈師を揶揄する前に自らが先ずは見て来る、感じて来ることが大切なのでしょう。

今日は、「第33回全道経営者“共育”研究集会in函館」の懇親会もお付き合いをさせて戴きました。
一期一会、まさに人の出会いに感謝です。

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地域工務店経営の強みは仲間との連帯が…鹿屋市~鹿児島市~都城市~宮崎市

2016-10-06 18:14:02 | ファース本部

私達のFAS加盟工務店の仲間では、宮崎4兄弟と云われる工務店社長連中がいます。
本州の都道府県でもっとも年間平均気温の高い宮崎県で、20年以上も前にFAS加盟工務店に加盟したのが宮崎市のハウスケア岩切の岩切社長です。

4兄弟の長男と云えそうです。
次男は岩切さんとサーフィン仲間で親友の大塚工務店さん。
三男が大塚工務店さんの協力業者さんのご兄弟で都城市の清栄建設の清水社長です。
そして四男は、宮崎市田野町のカワコウの川越社長。人呼んでFAS宮崎4兄弟です。

この4兄弟は、宮崎だけでなく、鹿児島の保住宅さんや昨日訪問した鹿屋市の有馬工務店さんにも声を掛け、色々な連帯関係を築こうとしております。
九州や四国にまで足を伸ばし、ファース・グループの拡大活動を行ってくれます。

私達ファース本部が頼んだ訳ではありませんが、ファース・グループの拡大こそ、自分達FAS加盟工務店の存在感と発展に繋がると心から思って行動しております。
4兄弟のエリアが重なっている地域もあり、いわゆる商売敵とも云えるのですが、まったく関係なく、仲間意識が薄らぐことはありません。

北の果てのオホーツクFAS会の工務店経営者もとても仲良く連帯し合っています。
南と北の仲間だけではなく私達ファース・グループは、総じて工務店経営者どうしの仲間意識が強いように思います。これはまさに誇るべきことだと自負しております。

さて、台風18号に翻弄されながらも南九州出張を終えて夕方に北斗市本社に帰社しました。
写真は移動中に機内から撮った富士山ですが、有意義な出張を祝ってくれているようです。
本社で来社された「はこだて未来大学」の教授の先生達と「雪の積もらない屋根」のIT制御における技術レクチャーを受けました。ハードに見合ったソフトが必須です。

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家づくりの女性カーペンターは…鹿屋市~鹿児島市~都城市~宮崎市

2016-10-05 18:46:27 | ファース本部

建築業界の人手不足は深刻な状態となっています。
私は、政策的な業界バブル的要素が影響しているように感じます。
しかしながら地域工務店の大工さん不足は、今後も恒常的な悩みになって行きそうです。

今日訪問した宮崎県都城市のFAS加盟工務店の清栄建設さんは、女性の大工さんと高卒の見習い大工さんを毎年採用しています。写真は、ファースの家の施工現場に励んでした、女性カーペンターの桜木順子さんと高卒大工見習の木幡直樹さんです。

桜木順子さんは、純粋に木に触れる仕事がしたいと職業訓練所で木工を勉強したそうです。
ところが女性の大工さんでは、就職先が見つからず、教員と一緒に職場探しに苦労したそうですが、清栄建設さんは二つ返事で引き受けを決めたそうです。

清栄建設さんに就職して6年目で桜木順子さん自らの手で一棟のファースの家を、墨付けから仕上げまで出来るようになりました。その後、結婚して出産し、今はママさん大工です。
そのママさん大工さんを慕うように高卒見習の木幡君が懸命に仕事を習得しておりました。

このような取り組みは、地域密着の工務店だから出来そうです。
清栄建設さんに大工さん不足の不安は抱えていないと云います。
「人手不足」ではなく、私達工務店経営者の「意識不足」とも云えそうです。

さて今日は鹿屋市から鹿児島のFAS加盟工務店を訪問後、都城の清栄建設さんに。
その宮崎県田野町のカワコウさんのファースの家ユーザー様を2棟訪問してきました。
いずれもこの夏の灼熱の暑さを快適に過ごされたと笑顔で迎えて戴きました。

人の暮らしがある限り、家づくりの仕事が無くなる事はありません。
また大工さんが高齢化していると云いますが、女性カーペンターや新卒見習いのニーズも潜在しております。意識を持てば手不足も解消することでしょう。

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地域工務店を司る経営者とは…鹿児島空港~大崎町~鹿屋市

2016-10-04 18:10:40 | ファース本部

大隅半島の先端に佐多岬があり、10年前に家内と2人で薩摩半島の指宿温泉の帰りに訪れたことがあります。
今日の訪問先の大崎町や鹿屋市も通過した街だったのです。
大隅半島には、やはり南国らしい家々を目にした記憶が微かにあります。

家は、地盤などの敷地情報や地域ごとの気候風土、家の方向と住む人のライフスタイルなど多くの諸条件が織り生って構築されます。
また住み手側の感性も加わるのですから、これは哲学的な意味合いもありそうです。

家づくりが、私達造り手側の都合や自己満足になっている場合もあります。
家づくりが、現場に入らない学識者の理屈の延長になっている場合も。
私達の家づくりにおける研究開発は、あくまでも住む人達が師匠となり、そこで起きる事象を丁寧に受け止めながらハード(住宅性能)を確立しなければなりません。

工務店としては、適切な利益を出し、アフターメンテナンスをしっかりと行なうことが。
しかし、行過ぎた金儲けは誰かを必ず不幸にするのでしょう。
突き詰めればその被害者は、自分自身であることに気付いていないことが問題です。

地域の工務店経営者は、「住む人と幸せを分かち合う家づくり」を理念にすべきと。
FAS仲間の工務店経営者、協力業者さんの笑顔の先には、建主さんの笑顔があります。
その笑顔に満ちた幸せの分だけ、自分の幸せが確保されそうです。

今日は、新しくファース・グループに加わった鹿児島県大崎町の株式会社 有馬工務店さまを訪問。
写真は代表取締役の中牧 忠さんと取締役部長の新城正明さんと撮りました。
ファース工法を見出した新城部長や中牧社長は、ファース工法のハードより先に、上記の理念や信念に感銘したそうです。賛同者の共鳴者の存在に感謝です。

有馬工務店さんは創業50年の老舗工務店だそうです。
私は初めて中牧社長とお会いしましたが温厚なお人柄であり人格者です。
中牧社長とは、次世代に見合った工務店経営の在り方で意気投合しました。
大隅半島にもファースの家の絆が広がって行くことでしょう。

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落雷を受けた飛行機と客室乗務員…北斗市~函館空港~鹿児島空港

2016-10-03 21:35:56 | ファース本部

台風18号の接近で明日4日の予定を1日早く鹿児島に移動してきました。
北斗市から函館空港へは、雨に濡れずに到着したのですが、飛行機に乗り込むあたりから、空模様が怪しくなりました。

私が乗り込んだ羽田空港行きANA556便は、ポツポツと降り出した雨中の函館空港の滑走路を、羽ばたくように飛び上がり、通せんぼでもするような厚い雲を突き抜けて行きます。

大揺れのまま20分くらい経過した際、客室乗務員が「暗雲の中を飛行し揺れておりますが、飛行の安全には全く影響……」ここまでアナウンスした時、突如機内に閃光が走り、同時に耳をツン割くような爆発音が鳴り、当時に女性客の殆どが「キャ!!!」と云う悲鳴が。

その爆発音は、ドスン、バーン、ガーンのような「“」濁点の付く音でなく、キーン、カーンを合わせたような金属音で青白い閃光が機内全部に及びます。
しかも激しい揺れは更に強くなり、泣き出す客も出てきます。

この機内の緊張状態の中でも、客室乗務員のアナウンスは、全く変わらぬトーンで続きます。
「…今日は特に厚い雨雲の中を飛行しておりますが、今暫くすると揺れが収まりますので、どうぞご安心ください」。まさに動じない冷静なアナウンスに乗客は落ち着いて行きます。

水平飛行になった時点で機長から説明があり、「離陸時の大きな音は落雷を受けたのですが、飛行機には何の影響もありません」と報せがありました。
私も乗った飛行機が過去に数回ほど落雷を受けた事はあります。
しかし今回のような、乾いた激しい音は初めての経験です。

落雷で墜落した飛行機はないそうですが、経験の少ない乗客の方々は驚いたことでしょう。
あの客室乗務員が落雷の後に取って付けたような説明では安心出来ません。
客室乗務員のアナウンス中に発生した閃光爆音でも、冷静沈着な乗務員の態度は見習いたいものです。
さて明日は嵐の中での工務店訪問となりそうです。

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住宅の事象がクレームになるとき…北斗市

2016-10-02 16:06:22 | ファース本部

住宅ネット相談の回答で出社していました。
建築した住宅で、打ち合わせと異なる箇所が解り、ハウスメーカーに改善依頼をしたところ、来る人が不愛想なだけでなく、次々と不具合の所が多くなったと云います。

最初は寝室と子供部屋のドアが選んだモノより、格下の部材であったのだそうです。
良く調べたらドアだけでなく、床材やキッチン部材も仕様書と異なる部材だと。
ハウスメーカーが手配した業者の来る人の全てが良い訳ばかり、とうてい納得など行くはずがないと憤慨しています。いまや家を建て直して欲しいと主張しています。

ハウスメーカーも反論してくるのですが、施主は完全にノイローゼ気味になっていると。
この家の不具合で、夫婦間の意見も異なり、離婚の危機に瀕しているともいいます。
私が扱った家庭裁判所の夫婦関係調整事件も、新築間もない離婚案件もありました。

住宅相談では、雨漏り、結露などとハード的な対応策の質問が殆どです。
この案件が問題となったのは、ドアのノブが固く、開け閉めの不具合からです。
ドアの不具合を、丁寧で誠実に対応していたらこのようになっていませんでした。

実際に「家を建て直して」と云うほど、ハード的な問題はありません。
ハウスメーカーの法務部回しの対応は、施主に対して完全に心情を害したケースです。
ハウスメーカーの初期対応の拙さは、施主の家族間紛争にまで及んでしまいました。
相談者には、感情の高ぶりで交渉すると、得るモノより失うモノの方が多いのだと…

さて、写真は会社近くの樹木ですが、今日も好天で気温19℃、穏やかな北斗市での日曜日でした。
明日からは、クールビズ期間を終えてネクタイ着用です。

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