この家住宅は、坪幾らですかと書かれることが多くあります。
40坪で総工費が2000万円なら2000÷40=坪当たり単価50万円となります。
しかし。この2000万円の中には、冷暖房機器などが入っていない場合も。
また断熱などの温熱性能は、専門数値が載っています。
坪単価なるものは、小さな家なら高額になり、大きな家なら低額になります。
また真四角の家なら安くなり、細長い家や複雑な形状の家は高くなります。
小さな家でも、お金の掛かるキッチン、トイレ、洗面所、玄関などは一緒です。
坪単価と称される建築費は、住んだあとに具現化するランニングコスト、メンテナンスコスト、建替え寿命など勘案していない場合が殆どです。
また安価な坪単価でも住むにあたり欠かせない冷暖房設備は、後付けになる場合もあります。
昔は「家は大工さんが造るモノ」そして冷暖房や水道配管設備などは付帯工事と位置付けていました。しかし、現況を見ますと水道も給湯も排水管も冷暖房も家の躯体と一体になっております。
全てを勘案した家づくりの為されることが重要と思われます。
私達は、30年以上も前から断熱層、気密層と換気設備、冷暖房と調湿機能などを組み込んだ家づくりを行ってきました。家具やカーテンなど限られた趣向以外の後付けはないのです。
ファースの家に住むと真冬は全館温かく、真夏は全館涼しくし、冷暖房費は幾ら以内で済みますと約束できる温熱性能を有しております。
これらの温熱性能を担保出来る家づくりを行って坪幾らとなるのです。
見えないところに相応のお金が掛かりますが、それは住んでから必ず元が取れます。
また家に高断熱機能を持たせ、室温を常に23℃暖房気温キープで病気がし難くなります。
これらのことも加味して坪単価・家づくりの予算を積み上げることが重要かと思われます。
写真はファースの家のゲストハウスですが、この高い吹き抜けでも上下の温度差は殆どありません。
今日の日曜日は、坪単価の質問回答や特許出願などの仕事をしておりました。
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