夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

モモ その2

2005年12月21日 23時55分54秒 |   私の小さな恋人たち
お茶の先生のところのモモ君については12月3日に書いたけど、この猫は本当に勇猛、大尽の風格を持った猫だった。
マツに言わせれば、猫にしとくのは惜しいというところか。

先生の隣の家に犬がいた。
通りを通っている程度なら問題ないのだが、ちょっとでも門に近づくと猛然とダッシュしてきて相手をにらみつける。
家の人と話し出すと、嫉妬してか、狂ったように吠え出す。
見かけは獰猛だけど、このうちの嫁に出た娘さんが大好き。
里帰りで返ってくるときなど、車が見えないうちから、吠え出し、尻尾が千切れるのではないかと思うほど振っている。
車が着いて、娘さんが門を開けて入ってくるともう、一騒動。


この犬がモモのからかいの種。
モモはすることが何もなくなると、隣の家との間の塀に登る。犬は噛み付きそうに吠え出す。飛び掛れないことを知っているモモは悠然と塀の上を行ったり来たり。犬をからかっているのが判るのは、決して犬の死角には入らない。何時も犬にその姿をみせて、ちらちらと視線を送り、犬が吠えるのを楽しんでいる。

ところが先生が隣に用があっていくときには、モモも一緒に後をついていく。
門を開けて入っても、全く平然としている。どうしたことかこのようなときにはこの犬も全くお客様を迎えるような態度で、先生とこの敵を迎え入れる。

公私のはっきりとした犬と猫の関係。
第三者にはちょっと理解しがたい。

納税 人を殺す気?

2005年12月21日 16時21分38秒 |  姥捨て山は大騒ぎ
今日税金を支払ってきた。150万。
これに関しては税務署との間で大喧嘩があったが、海外で治めた源泉徴収された分を認めないという日本の税務署の判断は未だに理解できない。でも2年かかってやっと全てを払い終えた。
頭の中は怒りで一杯。

先月も50万の税金を支払った。
先月はその上に田舎へ帰ったりして25万近く支払いがあり、その他の事も含めるとこの二月で300万近くの出費。
首を切られて逆さにつるされても、血の一滴も出ない状況。

ただの年金生活者になぜこのような税金がかかる?
年金が生活できる水準なら文句は言わない。
ヨーロッパなどでは給与の6割から7割は年金として支払われる。
日本では2割ちょっと。
しかも私のような厚生年金をもらえる人はまだいいほうで、国民年金だと本当に生きていけないと思う。
一生懸命働いてきて、身体が動かないようになって、老後を少し楽しんでから、人生にオサラバしようというお国の戦士に対しての処遇としてはあまりにも冷たい。
おまけにそのような人からもまだ所得税や健康保険などを徴収しようというのだから日本は原始国家以前。

理由はさまざまだろう。人口の逆ピラミッド化とかいろいろな理由が聞かれるけど、私には単純に資金運用の不手際としか思えない。

日本の政治というのは最低。