夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

有終   山石 

2006年08月05日 20時57分03秒 |  漢詩を長崎弁で
空が白んできた、散歩にでる
目的があるわけじゃなか
目の前の道を足の向くままに歩いていくとじゃ
丘を登って、谷を渡って、朝靄のなかをどこまでも
山は紅、谷川は緑
綺麗じゃね~
大きか木があちこちに生えとる
流れでは、靴を脱いで川石を踏んで行く
水の音がゴーって鳴る。川風は服を翻す
人の一生なんて、こんな風に楽しむもんちゃ
仕事やら、立身やらのために、自分を曲げ、ぺこぺこする必要はなかじゃろが
歳をとってまで、あくせす仕事にしがみつく理由なんてなんかあるとね?





空がまだ明けぼらけのころ散歩にでる
別に目的があるわけじゃないし
目の前に出てくる道を気の向くままに辿っていく
丘を登り、谷を渡り、朝靄の中をどこまでも歩く
山は紅をまとい、谷川は緑を飾っている
その景色に心を奪われる
周りには時として大きな木々がそびえている
流れに来て、靴を脱ぎ素足で川石を踏んで渡る
水音はゴーゴー、川風は服を翻す
人生なんて、こんな風に楽しむべきもの
仕事や、立身のために、節を曲げ、ぺこぺこと過ごすことはないじゃない
ねえみんな。歳をとってまであくせく仕事にしがみつく理由なんて何がある?

天明獨去無道路
出入高下窮煙霏
山紅澗碧紛爛漫
時見松櫪皆十圍
當流赤足踏澗石
水聲激激風吹衣
人生如此自可樂
豈必局束為人鞿
嗟哉吾黨二三子
安得至老不更歸
    山石
    韓愈

確かに、これはたくさんの人が夢見るところ。
私も岬を手にいれ、その賭場口にはいるのだけど、でもあまりにもさまざまな問題が起こってくる。
これだけ進んだ社会が、戦士として働き、その余生を平和に送ろうとしている人々に、生命が誕生して以来連綿として起きてきている問題や、悲劇に、何もできないでいるということが信じられないくらい。


蕎麦のクッキー 質問

2006年08月05日 17時26分08秒 |  食べるために生きる
3年ほど前にそろそろ新蕎麦がでるからと古いそば粉を整理するために、蕎麦を打ちました。その一部をオ-ブンで焼いてクッキーを作りましたが、
見事に、石になりました。

出来上がって、試食って歯で噛もうとして、危うく歯を折るところでした。
蕎麦のクッキー、石じゃなく、食べれるように作るにはどうすればいいのでしょうか?