夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ヒグラシ

2009年07月17日 18時22分37秒 | 私も作ってみました


カメラお爺の私としては、カメラを忘れるなんてどじをやった今回のいすみ市への旅行は、外出の意欲もそがれて、一日椅子に座って外をぼんやりと眺めてるだけ。

今日は曇り。かなり雲が厚く、薄暗い一日でした。
この間から見える下の田んぼの青い稲と、昨日とは打って変わって涼しくなった風。
朝から、ヒグラシの合唱が私を余計にアンニュイな気持ちへと誘っておりました。

でもそのヒグラシ。
先日も桔梗や撫子の日記で書きましたけど、意外と身近にあるものでも間違った捕らえ方をされているものがありますね。撫子は夏の季語だけど一年中咲いているし。桔梗に至っては秋の季語だけど、梅雨ごろから夏の終わりごろまでが花の時期。
コスモスも最近は5,6月に咲くものが多くなっています。

そして、ヒグラシ。
こちらも秋の季語ですけど、やはり梅雨時から秋にかけて鳴いている蝉。
そのことは以前にも書いたことがあると思います。
ヒグラシはニイニイゼミと同じくらいに早く鳴き出す蝉なのですね。

昔は、今よりも季節感はあったと思います。先人たちがそのことに気がつかないはずはないのですね。たぶん彼らは、ヒグラシの声とうだる暑さはそぐわないと思ったのでしょうか。

私もこの蝉が鳴き出すと、夏も終わった、、秋はすぐそこって、節目の終わりの悲しさを子供心にも感じておりましたからね。


ヒグラシの声を届けて
       夏の夕風
         風車


カミキリムシ戦争

2009年07月17日 08時36分24秒 |  岬な日々
今、岬ではカミキリムシ戦争が続いている。
あまり詳しくはないけど、たぶんキマダラカミキリムシ。
気がつくと、岬のうちがこれに占拠されそうになっていた。

昨日もこちらに来て2,3匹を強制退去させたのだけど、退去させる前に、必ず、「ここはお前たちの家ではないのだから、来るな」って言っているにもかかわらず、翌日にはまた、この家の中を闊歩している。

今朝も、カミキリムシがいるのに気がつかなくって、うかつに手を出したら、手に飛び掛ってきて、思いっきりかまれてしまった。
血が出ている、、、、オトンとオカンにもらったこの大切な体、カミキリムシごときに汚されてなるものかと、ペルソナ・ノン・グラータとばかりに、国外退去させたけど。。。。

既成事実を作られると困るから、登記簿のコピーに近くの清水寺の護符を貼って窓に掲示しておこうかな~
もっとも、そんなもんでおとなしく引き下がるとは思えないのですよね。

でも、この家は虫さんたちには豪華ホテルに思えるみたい。
熊蜂はこまるけど、甲虫も、カナブンも、いろんなのが予約もなしに一夜の宿を過ごしていく。
「アンエクスペクティド ゲストス アー ウェルカムド」なんて能天気なことをいってられたのはとっくの昔に終わったね。
今や、こちらは臨戦態勢。
24時間体制の防空識別。
ジェット式の毒ガスやら、最近は電気ショックの防衛網まで、、、

自然は美しい、心休まる、、、、なんて誰が言った?




さざえの蓋置

2009年07月17日 07時38分54秒 |  非・常識的茶道
ところで、さざえの蓋置って炉と風炉で扱い変わりましたっけ?
尻尾を火の方へ向けるということや、口を上にしたり、下にしたりするのは覚えているのですけど、もしかして炉と風炉で扱いが変わったかなって思い始めたら、気になって気になって、、、、

本を見たり、ググったりしても、何も出てこないのですよ。
前回も、認知症まっしぐらをお見せしましたけど、ほんと、「あれっ? どうだったっけ~」 が始まりだすと、とてもいろんなことに手間がかかります。

えぇっと、、、、、
思い出せない、、、、、



教えてください。



追加
裏千家の方と宗徧流の方から、尻尾は常に火のほうに向けるということを教えていただきました。確かに表千家以外ではそうするように思えますが、表千家の場合はもしかして、扱って、尻尾は常に左に向ける、、、、風炉なら火のほうになりますが、炉なら火と反対になりますね、、、、のじゃなかったかなというのが私の疑問でした。