東武鉄道 野田線 新柏駅 (千葉県柏市新柏)
平成31年3月10日日曜日。茨城県へ出掛けてきた。新松戸から乗った常磐線は、南柏に到着したところで運転を見合わせてしまう。柏駅で人身事故が発生したという。快速線の上り線で事故があり、今乗っている緩行線の下り線にも支障があるという。1時間くらい動かない。南柏から2kmほどのところに野田線の新柏駅があるというので、改札を出て歩いてみた。茨城県に行くのに、どうして柏市内を歩いているのだろう。無事に新柏に到着する。
駅頭の様子!
改札口
片仮名で冗長な名前で案内されているが、知った事ではない。
野田線で新柏を出発
東武鉄道 野田線 普通列車 [10030型] (柏)
野田線で柏に到着
新柏から柏まで1駅。程なく終着の柏に到着する。運転を見合わせていた常磐線を見ると、運転を再開している。ちょうど常磐緩行線の下り列車が入ってきた。地下鉄の車両である。南柏で降りた列車だろうか。大人しく車内で運転の再開を待つのが正解だったようだが、こんな事でもなければ新柏駅を利用する機会もなかったろう。
常磐線 普通 941S 新松戸(11:06)→南柏(11:11) 東京地下鉄16906 IC運賃154円
野田線 普通 新柏(11:53)→柏(11:57) クハ16631 IC運賃144円
最初の予定では我孫子で唐揚げそばを食べるつもりだったが、予定変更は仕方がない。柏から特急を利用するが、乗る予定だった特急〔ときわ59号〕の出発時刻は過ぎているが、人身事故の影響で遅れている。今から切符を買ってきて間に合うのか。車内で切符を買うと割高になるので、駅で買っておきたいが、遅れている特急の到着見込み時刻を確認したい。しかし出札口、改札口とも列が出来ている。一刻を争うので、改札氏に声を掛けて列車の遅れを確認する。そして出札口ではなく、指定席券売機を利用する。今すぐ乗車の選択肢があるので選ぶが、〔ときわ59号〕の出発時刻を過ぎているせいか、1時間後の次の特急が案内されている。それでは困る。〔ときわ59号〕の切符が欲しい。自由席があればいいが、〔ときわ〕は全車指定席である。自由席特急券ではないが、座席未指定というのを選ぶ。これで〔ときわ59号〕に乗れるはずである。入場してプラットフォームに降りる。まだ特急は到着していない。しかし売店でゆっくり弁当を買ってくる時間もない。
JR東日本 特急〔ときわ59号〕 59M列車 [E657系K7編成] (柏)
全車指定席なのに指定された切符は持っていないので、どこに乗らなければという事もない。特別車両(グリーン車)以外の普通車両なら構わない。先頭車両の10号車に乗車する。台湾で無座票で自強號に乗る感じである。
特急〔ときわ〕で柏を出発
乗車券・特急券(座席未指定) 柏→水戸(2,490円)
E657系普通車の車内の様子!
E657系普通車の座席!
車内は空いている。適当に窓側の座席に腰掛ける。指定券を持っていないので、車掌の検札がある。車内で車掌から切符を買う事も可能だが、特急料金は260円増しの車内料金が適用される。さて、検札を受けたが、今座っている座席が自分の席と確定した訳ではない。
座席の頭上のランプ
この座席が空席なのか、指定券を持った乗客が来るのかランプの色で示される。今は空席でも、途中の駅から指定されて乗客がやってくる可能性がある。それまで大きな顔をして座っておればよいが、誰か来るのではないかと思うだけで落ち着かない。これが立席券で料金が少しでも安ければ納得がいくが、座席指定でも未指定でも同額である。車内で車掌が検札した時点で座席指定出来ないものだろうかと思う。幸い、自分の座った席の指定を持った乗客は現れなかった。
車窓には偕楽園! (赤塚-偕楽園)
今日は偕楽園を訪れる。切符は水戸までだが、偕楽園は臨時駅で、営業キロの設定がなく、上野・柏方面から偕楽園まで行くには水戸までの切符を買う事になる。17分くらい遅れて偕楽園に到着。
JR東日本 特急〔ときわ59号〕 59M列車 [E657系K7編成] (偕楽園)
特急〔ときわ〕で偕楽園に到着
特急〔ときわ59号〕 59M 柏(11:50)→偕楽園(11:57) クハE567-7
◆柏-水戸間の運賃1,490円(※参考 IC運賃1,490円)・特急料金1,000円
プラットフォームでは艶やかなお着物の梅大使がお出迎え。
梅を見る前に…
JR東日本 特急〔ひたち11号〕 11M列車 [E657系K2編成] (赤塚-偕楽園)
JR東日本 特急〔ひたち11号〕 11M列車 [E657系K2編成] (偕楽園)
列車の写真を撮って…
腹ごしらえ!
唐揚そばが食べられなかったので、これから昼ご飯。まだ梅林には入らない。少し待ってレストハウスの席に案内される。
ビール(中ビン)(550円)
麦酒は茨城県産だと思う。麒麟麦酒の取手工場がある。
水戸納豆御膳(1,080円)
茨城産コシヒカリに、苞豆腐(つととうふ)、地場産野菜の揚物といった郷土料理。
水戸と言えば納豆!
水戸の納豆はやっぱり違う気がする。梅干の天ぷらが意外と旨い。かき揚げも納豆入りか。そして味噌汁にも納豆が。恐るべし、納豆御膳。ごちそうさまでした。ちょっと水戸藩ラーメンも食べてみたかった。
偕楽園レストハウス (茨城県水戸市常磐町)
さて、目の前の東門より梅林に入らず、外側を回って表門に向かう。
偕楽園 好文亭 表門 (茨城県水戸市常磐町)
一の木戸
杉と竹が生い茂る!
孟宗竹林
斉昭公が弓の材料とするため、京都男山より移植したそう。
好文亭中門
好文亭入口
好文亭には入館料200円が掛かる。一度、入った事があるので今日は入らない。
茨城県マスコット ハッスル黄門
いよいよ梅林へ!
いつも来る時期が遅くて、見頃に間に合わない事が多いが、今年は少し早いくらいで、本園の梅を楽しむ事が出来た。
あのドラマのテーマ曲が聞こえてくる。公園内では黄門さまとの記念撮影に列が出来ている。
好文亭 いずれも平成31年3月10日撮影
後半につづく。