旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

休日おでかけパスで東京モノレール羽田空港線

2022-12-10 08:00:00 | 鉄道

東京国際フォーラム (東京都千代田区有楽町)

京葉線を東京で下車して山手線か京浜東北線に乗り換える。京葉線の乗り場は開業する事のなかった成田新幹線の乗り場が建設されたであろう場所。山手線などの乗り場とは離れており、乗り換えには駅構内の長い通路を移動する必要がある。ここからなら隣の有楽町駅も近い。出場して隣の駅まで歩く。以前に鉄道のガード下を歩いて移動した事がある。適当な出口から出ると東京国際フォーラムに入ってしまった。地下通路があるのでこれを歩いて有楽町に向かう。かつての東京都庁跡地に建設されている。当選したばかりの意地悪な某知事が東京国際フォーラムについて質問され、「存じ上げません」と答えた事が記憶に残るが、自分もここが何なのか知らない。列車で側を通る時に目に入る建物だが訪れたのは初めてである。美術館とかコンサートホールなどがあるようだ。今日は通り抜けるだけだか、地下通路からガラス張りの壁を通して地上の紅葉した樹木が見えるのは美しい。


JR東日本 東海道本線 有楽町駅《国際フォーラム口》 (東京都千代田区有楽町)

地上に出ると有楽町駅前。昼過ぎまで千葉県の山間にいたのに、ずいぶん都会にやって来てしまった。有楽町で逢いましょう♪




特別企画乗車券「休日おでかけパス」(2,720円)

特別企画乗車券「休日おでかけパス」で入場。上総亀山まで単純往復するだけで元は取れているが、この切符ではJR線以外で利用出来る路線があり乗ってみようと思う。有楽町は東海道本線の駅だが、プラットフォームがあるのは山手線と京浜東北線。この時間、京浜東北線は快速運転をしており通過する。山手線に乗車する。浜松町で下車。モノレールに乗り換える。「休日おでかけパス」は東京モノレール羽田空港線全線で利用出来る。以前の乗り換え通路はJRの自動改札で出場してすぐモノレールの自動改札で入場する流れだったが、自動改札機は一箇所の乗換改札に纏められている。また前はJR→モノレールの乗り換えの一方通行で、モノレール→JRの乗り換えはモノレール改札を出場して昇り降りを伴う少し遠回りとなる別の通路を歩いてJRの南口改札から入場する必要があったが、モノレール→JRも通れるように変更されている。最近モノレールを利用した時は急いでJR→モノレールと乗り換えたので、逆の流れはまでは気付かなかった。プラットフォームに上がる。2面1線の構内。乗車と降車とでプラットフォームが分かれる。列車は出発したばかり。次は普通。その次は空港快速で空港に先着する。今日は航空機を利用するでなし、急いでいないので普通列車を利用する。



モノレール浜松町を出発。高い位置を走り、窓外の眼下には新幹線が走るのが見える。車窓はよいのだが、通常の鉄道と違って東京モノレールは独特の揺れがあって落ち着かない。沖縄都市モノレール(ゆいレール)も跨座式だが揺れが気にならなかったのは路線が新しいからか。速度の違いの方かな。東京港連絡橋(レインボーブリッジ)を見て、天王洲アイルに到着。りんかい線接続駅。「休日おでかけパス」はりんかい線全線でも使える。今日は乗らない。運河沿いを列車は走る。大井競馬場前流通センターと停車し、車両基地のある昭和島に到着する。乗務員は交代し、列車は空港快速の通過待ちをする。


通過待ちで停車中 (昭和島)

2面4線となっている。


空港快速が通過

空港快速を先行させて普通列車は昭和島を出発。整備場に停車し、地下区間となり天空橋に到着。京浜急行電鉄空港線接続駅。初代の羽田駅はこの近くにあったが、空港の沖合展開で旅客ターミナルの位置が変わり、モノレールの線路も付け替えられて二代目の羽田駅として開業。モノレールは新しい旅客ターミナルまで線路を伸ばすが、京急の線路はここまでの時期があり、当駅で乗り換えていた。京急も新旅客ターミナルまで線路を伸ばすと、空港駅との間違い防止に天空橋と改称される。天空橋を出て地下から高架区間となる。次の羽田空港第3ターミナルで下車する。

山手線 普通 1407G 有楽町(15:14)→浜松町(15:18) モハE235-35
東京モノレール羽田空港線 普通 モノレール浜松町(15:26)→羽田空港第3ターミナル(15:46) 1090


東京国際空港 第3旅客ターミナルビル HND RJTT (東京都大田区羽田空港)

羽田空港は正式には東京国際空港である。成田空港NRT RJAA)は新東京国際空港だったが、成田国際空港に改称された。さて、ここのターミナルが開業した時には国際線旅客ターミナルビルで、駅名も羽田空港国際線ターミナル駅だったが、第2旅客ターミナルビルで国際線対応するようになり、令和2年3月14日に名称変更されている。但しこのご時世で第2からの国際線は当面の間、第3に変更されている。国際線の旅客は戻ってきているのだろうか。


ツリーが飾られている

西洋人の男女がツリーの前で写真を撮っていた。ターミナルの店舗を見てみると閉めてしまっているところもある。なかなか国際線の旅客は戻らないのだろう。




展望デッキに出てみた


RWY34Lに全日空機が着陸




日航機も着陸



空港の外にも目を向けてみる。


東京スカイツリー(634m)を望む

まだ登った事はない。


東京タワー(日本電波塔)(333m)を望む

こちらも登った事はない。スカイツリーが出来る前に登ろうと行った事はあるが、連休中で待ち時間の長さに断念した事はある。


東京ゲートブリッジ(2,618m)を望む これまで令和4年12月4日撮影

開通日に歩いて渡った事がある。それきり行った事はない。


東京ケートブリッジ(2,618m) (東京都江東区若洲)
これより平成24年2月12日撮影


開通初日とあって車道は大渋滞


歩道は都心側のみ


中防側から地上へは降りられません

何と橋を渡った中央防波堤外側埋立地の土を踏む事は出来ない。来た道を引き返す。東京都港湾局のウェブサイトを見ると令和4年12月現在も「中央防波堤側へは、降りることはできません。若洲側に戻ってください。」とある。なお、10年前には中央防波堤外側埋立地の帰属は未定だったが、江東区と大田区との間で境界が確定。橋を渡った辺りは江東区となった。


これまで平成24年2月12日撮影

それにしても橋の名前に片仮名が入る風潮はどうかと思う。有名な橋の名前を真似ているし。




金門橋 ゴールデンゲートブリッジ(2,737m) 西暦2000年1月30日撮影
(米国カリフォルニア州サンフランシスコ市)

Golden Gate Bridge (8,980 ft) - San Francisco, California, USA
January 30th, 2000

西暦1937年開通の金門橋。日本の年号で言うと昭和12年に完成している。金門橋は観光バスで渡ったし、歩いても渡ったし、レンタカーを運転しても渡った。橋から見る海はきれいで風光明媚な場所だった。東京ゲート云々とは比ぶべくもない。もうアメリカに22年も行っていないのか。サンフランシスコ San Francisco(SFO KSFO)行の便も発着する第3旅客ターミナルビルから国内線の発着する第1旅客ターミナルビルに移動する。




羽田空港第2ターミナル方を望む これより令和4年12月4日撮影

改札内に降りる駅を間違えた人がいる。駅名に羽田空港とあるので反射的に降りたのだろうか。ターミナル別で下車駅が異なるのは日本では羽田と成田くらいか。関空(KIX RJBB)は駅が第1ターミナルに直結し、第2ターミナルへは無料バス連絡だった。福岡(FUK RJFF)も駅は国内線ターミナル側で、国際線ターミナルへはやはり無料バス連絡となる。


東京モノレール 東京モノレール羽田空港線 普通列車 [1000形] (羽田空港第3ターミナル)

この列車はモノレール浜松町行の普通列車。羽田空港第2ターミナル行の空港快速に乗車する。


metro 東京モノレール羽田空港線で羽田空港第3ターミナルを出発symbol6



高架より再び地下区間となると新整備場を通過し、羽田空港第1ターミナルに到着した。終点は羽田空港第2ターミナルだが第1ターミナルで下車する。

東京モノレール羽田空港線 空港快速 羽田空港第3ターミナル(16:13)→羽田空港第1ターミナル(16:16) 2016


第1旅客ターミナルには大きなツリー

国際線の第3ターミナルと比べると国内線の第1ターミナルに旅客は戻っているように感じる。それほど混雑している。もうガラガラだった時期に戻っても欲しくない。ターミナルの商業施設はショッピングモールのよう。今もビッグバードと言うのかね。




展望デッキに出てみた

第3ターミナルとは反対側からA滑走路(16R/34L)を望む。


RWY34Lにハワイアン航空?の航空機が着陸

あゝ憧れのハワイ航路♪


着陸しようとする航空機が次々飛来する!

これから着陸しようとする航空機の灯りの後ろに次の航空機が見える。隣のC滑走路(16L/34R)にも同様に着陸しようとする航空機の灯りが見える。安全な距離は取っているのだろうが、いかに羽田が混雑しているのかを目の当たりにする。朝の羽田行の便を利用した時、羽田に到着する頃に混雑するので出発地で離陸を待たされるという事があった。


日航機が着陸


fuji 富士山(3,776m)が見える


第1ターミナルが日航系で、第2ターミナルは全日空系となっている


スターフライヤー機が着陸

スターフライヤーは全日空系と思うが、第1ターミナルを使用する。一昨年、スターフライヤーを山口宇部(UBJ RJDC)から利用したが、その時に第1ターミナルを利用した。羽田では全日空を利用する事が多いので近頃は第2ターミナルばかりである。その第2ターミナルに移動する。モノレールに乗ってもいいが、歩いて移動する。モノレールはターミナル毎に駅があるが、京急は羽田空港第3ターミナル駅羽田空港第1・第2ターミナル駅の二駅で、第1・第2ターミナルは同じ駅を使う。元の駅名は羽田空港国内線ターミナル駅。それぞれのターミナルに接した改札の隣に地下連絡通路入口があり動く歩道もあるのだが、工事中で利用出来ない。第2ターミナル側に到着する。品川乗り換えが便利なので普段は京急を利用するが、今日はもちろんモノレールを利用する。


車止め

羽田空港第2ターミナル駅は始発駅。帰りは空港快速を利用する。


metro 東京モノレール羽田空港線で羽田空港第2ターミナルを出発symbol6



列車は出発するとすぐ次の羽田空港第1ターミナルに停車する。全日空で第2からだと始発駅だが、日航で第1からだと途中駅となる。次の停車は羽田空港第3ターミナルで、もう終着のモノレール浜松町まで停車駅はない。19分で到着する。


東京モノレール 東京モノレール羽田空港線 空港快速列車 [2000形] (モノレール浜松町)


metro 東京モノレール羽田空港線でモノレール浜松町に到着symbol6

東京モノレール羽田空港線 空港快速 羽田空港第2ターミナル(17:05)→モノレール浜松町(17:24) 2025
(後略)
※本日の全列車で特別企画乗車券「休日おでかけパス」(2,720円)を利用。




新松戸駅頭のイルミネーション

最後に今年のイルミネーションを紹介。 (おわり)