旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

あいの風とやま鉄道線

2023-10-09 15:00:00 | 鉄道

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 普通 545M列車 [521系AK14編成]
(高岡)

令和5年9月19日火曜日。高岡駅に来ている。これより、あいの風とやま鉄道線、日本海ひすいラインで直江津へ向かう。旧北陸本線である。高岡から日本海ひすいラインに跨る乗車券は購入出来ず、あいの風とやま鉄道線の最東端、市振までの乗車券を自動券売機で購入。自動改札機はICカード専用につき有人改札より入場する。


乗車券 高岡 ▶ 市振(1,590円)

高岡行普通列車に乗車。2両編成で窓側の席は埋まっており、通路側の席に腰掛ける。途中から窓側の席が空き移動する。富山に到着。富山名古屋行特急〔ひだ14号〕の姿が見える。非電化の高山本線を経由して新型車両HC85系が走る。HC85系はハイブリッド方式の車両で、エンジンで発電した電力や蓄電池の電力で電気モーターを使って走行する。まだHC85系には乗った事がない。富山は新幹線停車駅でもある。5分停車して出発。


車窓には田園風景 (滑川-東滑川)

もう稲刈りの時期か。


日本海が見える

北陸本線時代に何度か18きっぷで北陸に来たけど、変わらぬ車窓にホッとする。今の方が車両が新しい分快適である。18きっぷは使えず、運賃も少し高めだけど。


早月川を渡る (東滑川-魚津)


観覧車が見える




富山地方鉄道本線と立体交差

この辺りは地鉄と並走している。


魚津停車中

地鉄の新魚津駅との接続駅。地鉄に乗り換えれば、新黒部駅で北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅に接続する。魚津は北陸本線時代に下車して駅前のホテルに一泊した事がある。


黒部川を渡る (生地-西入善)


もうすぐ終着 (入善-泊)


そろそろ富山平野が終わりそう…


あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 普通 545M列車 [521系AK14編成] (泊)


metro あいの風とやま鉄道線で泊に到着symbol6

駅名標に二色あるが山側に設置されているのが緑色。



海側に設置されているのが青色なのだそう。



あいの風とやま鉄道線はより二駅先の市振までである。しかし列車はここで富山方面に折り返す。


構内の様子

写真奥が市振方、直江津方面である。


倶利伽羅方、米原方面を望む

高岡市振間の乗車券では営業キロは100kmないので途中下車出来ないのだが、改札に申し出て改札外のお手洗いを使わせてもらう。富山直江津間の連絡乗車券なら営業キロも100kmを越えるので途中下車可能である。高岡直江津間は連絡運輸の範囲ではない。






直江津方面より気動車が入ってきた




えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン 普通 1639D列車 [ET122形K6編成]
(泊) ※泊-市振間はあいの風とやま鉄道線。

ここもまた名前が長い。それはさておき、あいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道の車両が同じ2番線に入った。同一プラットフォームでそれぞれ乗り換えられる。東北本線新白河駅を思わせる。



それでは直江津行普通列車に乗車する。1両編成の気動車。海側の窓側の席は埋まっている。山側の空席に腰掛ける。


metro あいの風とやま鉄道線で泊を出発symbol6


日本海が迫ってきた (泊-越中宮崎)

自席を離れ、海側でも空席のあるベンチシート(ロングシート)の窓から撮影する。


越中宮崎に停車 これまで令和5年9月19日撮影

富山県最後の駅。昨年、親不知に行く時に、新潟県より県境を越えてレンタカーでこの駅までやって来た。目の前に見える駐車場に車を停めて海岸を見た。


あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 越中宮崎駅 (富山県下新川郡朝日町宮崎字横田)
これより令和4年6月23日撮影





ICOCAエリアはここまで。越中宮崎駅以東では利用出来ない。そしてあいの風とやま鉄道線からはIRいしかわ鉄道線を経由して北陸本線大聖寺駅まで、城端線は新高岡駅まで、七尾線は和倉温泉駅までの利用に限られる。富山から金沢は利用出来るけど、富山から福井は利用出来ない。


目の前はヒスイ海岸






親不知を遠望する




JR貨物 貨物列車 [EF510形牽引] (越中宮崎) これまで令和4年6月23日撮影

第三セクターに移管されても日本海縦貫線を貨物列車は走る。




境川を渡って富山県より新潟県、越中国より越後国に入る (越中宮崎-市振)
これより令和5年9月19日撮影

国道8号のドライブはなかなか進まなかったけど、列車は日本海を見ながら快走する。県境付近で車掌が検札に回ってきた。次の市振までの乗車券は所持しているが、その先の切符はない。不正乗車ではなく高岡駅では発売出来ないから仕方がない。あいの風とやま鉄道の切符を車掌に見せて市振直江津間の切符を作ってもらう。


乗車券 駅名式特別補充券 市振 ➡ 直江津(1,310円)

これで有効な乗車券を所持している。もう何の心配もない。


市振に停車

市振に到着。新潟県に入って最初の駅までがあいの風とやま鉄道線。これにて乗りつぶしは終了。このまま日本海ひすいラインに入ってゆく。当駅で海側の座席の乗客が下車。空いた席に移動し、車窓の日本海を存分に見てゆこう。 (つづく)