旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

三県境

2023-12-31 08:00:00 | ドライブ

道の駅 さかい (茨城県猿島郡境町)

令和5年12月29日金曜日。先日の夜に休憩のため立ち寄った道の駅について調べていたら気になるお店があった。さっそく出掛けてみる。利根川に架かる境大橋を渡り、千葉県より茨城県に入ったところに道の駅はある。夜間と違って利用者は多い。


沖縄県国頭村公設市場 (茨城県猿島郡境町)

茨城県に何故沖縄の国頭村が。道の駅 ゆいゆい国頭(沖縄県国頭郡国頭村字奥間)と道の駅 さかいは友好交流協定を結んでいて、ここはアンテナショップなのだそう。辺戸岬に行く時に国道58号は通ったけど、道の駅 おおぎみ(沖縄県国頭郡大宜味村字津波)で休憩したので道の駅 ゆいゆい国頭には立ち寄っていない。さて店内に入り昼食にする。「レストランくいな」がある。自動券売機で食券を買いお店の方に渡す。麵とおにぎりで受け渡すカウンターが分かれている。昼食時で混雑していたが、何とか席を確保出来た。


ポーク卵おにぎり プレーン(200円)

おにぎりを先に受け取る。出来立てで温かい。


暫くして沖縄そばも出来上がった


沖縄そば(800円)

ソーキそばと何が違うのか知らなかったが、沖縄そばがバラ肉、ソーキがスペアリブだそう。じゅーしーとのセットメニューもある。Juicyではなく雑炊の沖縄読み。沖縄の炊き込みご飯だと認識しているが、沖縄で食べていないので次に行った時の楽しみに取っておく。ポーたまも沖縄で食べていないが、ファミリーマートのSPAMむすびを食べているからいいでしょう。


ホロホロのお肉♪


かまぼこ


麵はこんな感じ♪ これまで令和5年12月29日撮影

沖縄で食べたのとは違う。他の人の書いた記事を見ると、麵は二種類あって注文時に選択するような話だが、何も聞かれた覚えはない。これは沖縄そばではなく自家製麵のようだ。思ったのと違ったが美味しかった。ごちそうさまでした。


沖縄そば(550円) ※価格は当時のものです。 令和2年6月30日撮影

沖縄で食べたといっても那覇空港(OKA ROAH)にある空港食堂で一杯食べただけである。また沖縄に行きたい。沖縄県より茨城県に話を戻す。アンテナショップには数多くの沖縄の商品が。ブルーシールのアイスもあるが、今年は駅のキヨスクで買って食べた。沖縄ポッカさんぴん茶を買う。



道の駅を出発。食事をしたのでお手洗いに行きたくなる。引き返してもいいが、近隣の別の道の駅に向かう。国道354号より国道4号春日部古河BPへ。埼玉県と栃木県とを結ぶ新4号国道を構成するバイパスである。流れは非常にいい。利根川を渡るが県境ではない。レンタカーのカーナビゲーション(情報が古い)に騙され、かなり手前で側道に降ろされてしまったが、再びバイパスに戻り 道の駅に到着する。急いでいるのに。


道の駅 ごか (茨城県猿島郡五霞町ごかみらい) これより令和5年12月29日撮影



幹線道路の道の駅とあって規模は大きい。お手洗いを利用しただけだが。



新4号で利根川を渡り、国道354号に戻る。古河市に入る。東北新幹線のガードを潜り、国道4号日光街道と交差し、東北本線を跨線橋で越して古河市街地に入る。バイパスの新三国橋ではなく、旧道の三国橋で渡良瀬川を渡る。茨城県より埼玉県、下総国より武蔵国に入る。下総国下野国武蔵国の三国で三国橋だが、三国国境は渡良瀬川の中にある。今日はこれから別の三国国境に向かう。三国橋は国道354号と栃木県道・群馬県道・埼玉県道・茨城県道9号佐野古河線との重用区間だったが、国道が分かれて県道単独区間となる。県境を通過。埼玉県より栃木県、武蔵国より下野国に入る。短い埼玉県のドライブだった、と思う間もなく次の県境が現れる。栃木県より群馬県、下野国より上野国に入る。すぐに次の県境が。群馬県より埼玉県、上野国より武蔵国に入る。戻るんかい。この県道、面白すぎる。茨城県を出て、僅かな時間に四県(茨城県・埼玉県・栃木県・群馬県)を通った。カーナビゲーションが「〇〇県に入りました」を連続して言う所だが、このレンタカーのは設定がそうなのか県境については黙して語らない。埼玉県に入ったところで道の駅に入る。


道の駅 かぞわたらせ (埼玉県加須市小野袋)

現在は加須市だが、以前は北埼玉郡北川辺町だった。埼玉県だが利根川の左岸にある町だった。


屋上より渡良瀬遊水地を望む


渡良瀬遊水地には調節池の谷中湖がある

かつて栃木県下都賀郡谷中村があった。




群馬県 板倉町

道の駅のすぐそばに埼玉県・群馬県の県境がある。


栃木県道・群馬県道・埼玉県道・茨城県道9号佐野古河線


栃木県 栃木市

その先には群馬県・栃木県の県境がある。


埼玉県 加須市

さらに先には栃木県・埼玉県の県境がある。



県道にはここから見える範囲で三つの県境がある。


三つの県境が一点に集まる場所がある



道の駅から歩いて行ってみる。



道の駅より階段を下ると早くも県境を越えている。埼玉県より群馬県、武蔵国より上野国に入る。邑楽郡板倉町。「つる舞う形の群馬県」だと鶴のくちばしにいるのか。


テッポウ厳禁

また県境を越えていた。群馬県より栃木県、上野国より下野国に入る。栃木県栃木市。現在は栃木市だが、以前は下都賀郡藤岡町だった。栃木県内を歩いて県境の集まる地、三県境に到着した。


三県境 (栃木県栃木市藤岡町下宮)



三県境は三国境でもある。では三県(三国)を一巡りする。




栃木県(下野)より群馬県(上野)へ


群馬県(上野)より埼玉県(武蔵)へ


埼玉県(武蔵)より栃木県(下野)へ

あっという間に一巡り終了。






埼玉県マスコット「コバトン」


中心には三県境界標が設置されている

令和3年8月に前の三県境界標は盗難に遭っている。これは同年11月に再設置されたもの。ところでアメリカ合衆国には四州境である Four Corners があり、ユタ州、コロラド州、ニューメキシコ州、アリゾナ州の境が一点になっていて Four Corners Monument が設置されているそう。






三県境を後にする

ところで、ここはどこだ。


栃木市

栃木県にいます。踏切の鳴る音が聞こえる。東武鉄道日光線柳生駅より歩いて訪れる事が出来る。






群馬県に入り…もういいか


群馬県より道の駅(埼玉県)を望む


道の駅の名称が変更されている

以前は道の駅 きたかわべだったそう。昔の町名は残らなかった。



道の駅を出発。少し北に行くと県境。埼玉県より群馬県、武蔵国より上野国に入る。県道の県境の確変は続いていた。そして群馬県より栃木県、上野国より下野国に入り確変は終わった。さて新4号国道に戻ろうかとも思ったが、県道で宇都宮を目指す。楽しかった栃木県道9号より栃木県道11号栃木藤岡線に入る。(東武)日光線に沿った経路。跨線橋で越えてゆく。途中から往復4車線となった。快適な道が続く。栃木市街地で知らぬ間に栃木県道309号栃木環状線に入り両毛線を跨線橋で越えてゆく。(東武)日光線・宇都宮線を跨線橋で越えてゆく。市街地をバイパスする素晴らしい道路。また知らぬ間に栃木県道2号宇都宮栃木線に入る。宇都宮線に沿った経路。ここで言う宇都宮線は元国鉄本線の一部区間に付けられた愛称の方ではない。県道は往復4車線が続く。栃木県の道路がよいのは新4号国道だけではなかったのか。下都賀郡壬生町に入り宇都宮線を跨線橋で越える。北関東自動車道のガードを潜る。壬生ICがある。国道121号との重用区間となり宇都宮市に入る。重用区間が終わり県道単独となる。(JR)日光線を跨線橋で越える。県道2号の起点まで来て右折。国道・県道からなる道を宇都宮駅へと向かう。途中で東武宇都宮駅のある百貨店も見える。


正面は宇都宮駅 (栃木県宇都宮市駅前通り)

駅には用はない。東北本線・東北新幹線をアンダーパスで抜けて、駅の東側に出る。



適当に曲がって路面電車の走る電車通りに出た。鬼怒通りという。栃木県道64号宇都宮向田線。しかし、なかなか走っている電車を見掛けない。国道4号を跨道橋で越えた先で、宇都宮駅東口停留所に向かう電車とすれ違う。道路の真ん中を通っていた線路が高架になって離れてゆく。路面電車は別の橋梁で鬼怒川を渡る。県道は柳田大橋で鬼怒川を渡る。ゆいの杜地区で路面電車と再会する。こちらでは何本も電車を見掛ける。芳賀郡芳賀町に入る。管理センター前交差点で路面電車は北へ向きを変える。車もそちらに走らせる。電車と並走、と言いたいところだが、電車は最高速度40km/hで車は一般道路では法定速度60km/hなので抜いてゆく事になる。電車の終点に先回り。


宇都宮ライトレール 宇都宮芳賀ライトレール線 普通列車 [HU300形] (芳賀・高根沢工業団地)

電車がやって来た。






宇都宮ライトレール 宇都宮芳賀ライトレール線 芳賀・高根沢工業団地停留場
(栃木県芳賀郡芳賀町大字下高根沢)

電車は折り返し宇都宮駅東口停留所へ向かう。



ここまで来たら行ってみたいところがある。しかしもう暗くなりかけている。塩谷郡高根沢町に入るとすぐ。御料牧場通りを走る。御料牧場は千葉県にあった下総御料牧場が移転してきたものである。明るいうちの通りたかった。ゆっくり走りたいのだが、抜け道になっているらしく後続の車が追いつく。幅員は狭いのだが、端っこに停めて先に行かす。ついでに写真を撮る。


夕暮れの御料牧場を望む (栃木県塩谷郡高根沢町・芳賀郡芳賀町)

御料牧場通りを通り抜けて、県道を経て国道4号に入る。鬼怒川に架かる新鬼怒川橋を渡ると宇都宮市に戻る。平出工業団地の交差点で直進が国道4号の旧道で宇都宮市街地、右折が国道119号日光市・東北自動車道宇都宮IC方面、左折が新4号国道となる。もちろん左折。大変流れがよいと言っておこう。河内郡上三川町に入る。北関道宇都宮上三川ICを過ぎる。下野市を経て小山市へ。栃木県より茨城県、下野国より下総国に入る。結城市になる。ここで大変快適な新4号国道から国道50号に入る。往復4車線だが混雑している。すぐに茨城県より栃木県、下総国より下野国に戻る。小山市街地の渋滞のようだ。跨線橋で東北本線を越える。上空には東北新幹線の高架があり、その間を抜ける。市街地を抜けると車の流れば順調となった。栃木市に入り道の駅で小休止。


道の駅 みかも (栃木県栃木市藤岡町大田和)

現在は栃木市だが、以前は下都賀郡藤岡町だった。道の駅の近くには東北道佐野藤岡ICがある。



道の駅を出発。すぐに佐野市に入り、インター入口を通過する。足利市に入り国道50号より県道へ。栃木県より群馬県に入ったところに、うどんの自動販売機のあるお店があり訪れたかったのだが、栃木県道・群馬県道38号足利千代田線に入るべきところ、群馬県道・栃木県道152号赤岩足利線に入ってしまった。当然、お目当てのお店は見つからない。群馬県道・栃木県道278号中野福居線も通るがこれでもない。レンタカーのカーナビゲーションには候補はなく、また所在地も控えてこなかったのでどうにもならない。県道は細くて暗くて、どこか停めるのに適当な場所も見つからない。後続の車がすぐ追いつくのでゆっくり走る事も出来ない。レンタカー返却の時間もあるのでうどんは諦める。どこかで佐野ラーメンを食べてもよかったけど。もう何度目なのか栃木県より群馬県、下野国より上野国に入る。邑楽郡邑楽町。国道122号を通り館林市に入る。国道354号に出てしまえば勝手知ったる道。群馬県より埼玉県を経て茨城県、上野国より武蔵国を経て下総国に入る。猿島郡境町のセイコーマートに立ち寄りガラナとサンドイッチを買って小休止。お手洗いも借りる。境町では北海道のガラナも買えるし(セイコーマート)、沖縄のさんぴん茶も買える(道の駅)。ルードビアもあるし。利根川を渡り、茨城県より千葉県に帰った。



本年もご覧くださりありがとうございました。