旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

秩父本線・西武秩父線

2024-05-31 23:55:00 | 鉄道

JR東日本 高崎線 普通 1863E列車 [E231系K-04編成] (熊谷)

令和6年5月27日月曜日。埼玉県の熊谷駅に来ている。


JR東日本 高崎線 熊谷駅 (埼玉県熊谷市筑波)

在来線の改札口。上越新幹線は外から直接入れる新幹線改札口はなく、在来線改札口と中間改札である新幹線のりかえ口の2回の改札を通過する必要がある。


出札口(みどりの窓口)


秩父鉄道 秩父本線 熊谷駅 (埼玉県熊谷市桜木町)

こちらは秩父本線の改札口と出札口。自動改札機ではPASMOSuicaなどの交通系ICカードが利用出来る。秩父鉄道には硬券の切符もあり魅力的だが、まだ下車する駅を決めかねているのでSuicaを使う事にする。硬券は買わなかったが出札口で千円をチャージしてもらう。乗車する列車の出発までに少し時間があり付近を彷徨う。


秩父鉄道 7500系 (熊谷)

三峰口方に列車が出てゆく。時刻表に出てないので回送列車でしょう。


羽生方を望む

熊谷羽生行普通106列車が出てゆく。


JR東日本 高崎線 熊谷駅《北口(正面口)》 (埼玉県熊谷市筑波)
秩父鉄道 秩父本線 熊谷駅 (埼玉県熊谷市桜木町)

高崎線・上越新幹線・秩父本線の駅。かつては東武鉄道熊谷線(熊谷妻沼間)もあった。利根川を渡り群馬県の小泉線西小泉駅に至る予定だったが、線路は繋がる事なく昭和58年に廃止された。


駅頭の様子




秩父鉄道 秩父本線 熊谷駅《南口》 (埼玉県熊谷市桜木町)
JR東日本 高崎線 熊谷駅 (埼玉県熊谷市筑波)

そろそろ出発時刻。秩父本線の改札をSuicaで入場してプラットフォームに降りると列車が入ってくるところだった。


秩父鉄道 秩父本線 普通 1521列車 [5000系] (熊谷)

羽生影森行普通1521列車(3両編成)に乗車する。車内は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)。元は東京都交通局6000系で三田線を走っていたのだそう。


広瀬川原車両基地付近

電気機関車デキ200形と12系客車が見える。


これまで令和6年5月27日

蒸気機関車C58 363号機の牽引するSL〔パレオエクスプレス〕で使われる客車である。


秩父鉄道 秩父本線 SL〔パレオエクスプレス〕 5001列車 [C58 363号機牽引](御花畑)
これより令和4年11月14日撮影

埼玉県民の日に見掛けたSL〔パレオエクスプレス〕。




埼玉県民の日」のヘッドマーク


12系客車 これまで令和4年11月14日撮影


埼玉県マスコット「コバトン」

今回の写真に戻る。


武川停車中 これより令和6年5月27日

武川駅の手前で三ヶ尻線が近づいてきた。宿泊していたホテルの近くにあるセメント工場、三ヶ尻駅へ線路が続いているそう。三ヶ尻線は貨物線で旅客列車は走らない。高崎線熊谷貨物ターミナル駅までの路線だったが、三ヶ尻熊谷貨物ターミナル間は令和2年に廃止されている。


石灰石を運ぶ貨車

秩父方面から秩父本線を走ってきて武川より三ヶ尻線に入るのだろう。貨物列車が頻繁に走るためか秩父本線の保線は良好で電車に乗っていても揺れが少ないように感じる。さて沿線に大きな商業施設が見えてふかや花園駅に到着。商業施設を利用すると思われる客が下車する。平成30年開業の新駅。


関越自動車道と交差 (ふかや花園-小前田)


のりかえ 東上線 池袋方面 八高線 八王子方面 八高線 高崎方面

八高線が近づき寄居に到着。東上本線も乗り入れる鉄道の要衝である。


奥に八高線プラットフォームを望む


東上本線プラットフォームを望む

東武鉄道東上本線は大正3年の開業から110周年なのだそう。テレビ番組でも紹介されていたので久しぶりに乗ってみようかと思っていた。しかし秩父本線の車窓はここからが魅力的である。天候も崩れるようにはないので秩父まで行ってみよう。Suicaなので乗車変更の必要はない。


荒川を望む (波久礼-樋口)


国道140号と並走する

昨年12月に山梨県甲府市より埼玉県熊谷市まで走ったが、この辺りを通った頃は日没後だった。


長瀞停車中

観光客らしき客が当駅で下車してゆく。


荒川を渡る (上長瀞-親鼻)


セメント工場が見える (和銅黒谷-大野原)

ここが貨物駅の武州原谷駅かな。


秩父太平洋セメント

小野田セメントと秩父セメントが合併して秩父小野田セメントになったところまでは知っているが、その後に日本セメントと合併して今は太平洋セメントとなっているのだそう。


秩父鉄道 秩父本線 普通 1521列車 [5000系] (大野原)

大野原で上り列車と交換待ち。



車内に戻り出発を待っていると、やって来た上り列車は貨物列車だった。取り損ねた。


秩父鉄道 秩父本線 普通 1521列車 [5000系] (秩父)

秩父に到着。下車する。


metro 秩父本線で秩父に到着symbol6

秩父本線 普通 1521レ 熊谷(10:54)→秩父(12:01) 5201 運賃880円


プラットフォームより武甲山(1,304m)を望む


列車は影森へ…




出札口と改札口

簡易改札機が設置されている。


秩父鉄道 秩父本線 秩父駅 (埼玉県秩父市宮側町)


駅頭の様子

雨は降っていないので秩父の街を少し歩いて行く。




秩父神社 (埼玉県秩父市番場町)


神社から道が伸びる


小池煙草店 (埼玉県秩父市番場町)

登録有形文化財。昭和初期の店舗兼用住宅。今はたばこ屋さんではないようだ。


安田屋 (埼玉県秩父市番場町)

登録有形文化財。昭和5年頃の建築。大正5年創業のお肉屋さん。


カフェ・パリー (埼玉県秩父市番場町)

登録有形文化財。昭和2年の建築・創業の秩父パリー食堂。



レトロな建物の残る一角。平日でも観光客の姿は見られるが、訪日観光客らしき人は西洋人の一組を見掛けただけ。日本人がほとんどのようである。


秩父鉄道 秩父本線 御花畑駅 (埼玉県秩父市東町)

秩父本線から西武秩父線に乗り換えようとしているが、秩父駅と西武秩父駅は少し離れている。今日は街を散策しているのでいいのだが、単純に乗り換えるなら西武秩父駅へは御花畑駅下車が近い。




市役所付近から武甲山(1,304m)を望む


秩父駅から西武秩父駅に到着




出札口と改札口

池袋行の特急が出たばかりで次は一時間後。飯能行の普通列車を利用する。時間的には秩父で昼食なのだが、朝食を沢山食べてまだお腹が空かない。飲み物でも買ってくる。


西武鉄道 西武秩父線 西武秩父駅 (埼玉県秩父市野坂町)




秩父市イメージキャラクター ポテくまくん

ポテくまくんがかかりつけ医なのではなく、電柱の広告の○○医院の事だと思われる。



西武秩父駅の改札をSuicaで入場する。


西武鉄道 西武秩父線 普通列車 [4000系] (西武秩父)

西武秩父飯能行普通列車(4両編成)に乗車する。


4000系の様子

セミクロスシートの車内。


国鉄では当たり前だったボックス席が令和の時代にも…

特急ラビューもいいが、こんな列車もいい。


サントリー ほろよい〈台湾ライチ〉350ml(162円)

ほろよいで寛ぐ。


西武鉄道 特急〔ちちぶ13号〕 [001系(ラビュー)] (西武秩父)

特急が到着。そして普通列車が出発する。


metro 西武秩父線で西武秩父を出発symbol6


長閑な車窓 (横瀬-西武秩父)


横瀬駅の側にもセメント工場

UBE三菱セメントの工場で、宇部興産(現UBE)と三菱マテリアルが出資する会社。


列車は横瀬川沿いの山間に入ってゆく (芦ケ久保-横瀬)

芦ケ久保を出ると長大な正丸トンネル(4,811m)に入る。西武秩父線は単線で、トンネル内には信号場が設けられている。この列車は交換で停車する事なく通過する。


トンネルを抜けて正丸駅に停車中


高麗川沿いを走る (吾野-西吾野)

正丸トンネルを抜けて川の流れの向きが変わったはず。どちらも荒川水系だが。


吾野駅に停車中

吾野西武秩父間が西武秩父線であり、池袋吾野間が池袋線である。池袋線の全通は昭和4年だが、西武秩父線の開業は昭和44年である。


西武鉄道 特急〔ちちぶ15号〕 [001系(ラビュー)] (東吾野)

特急列車と交換する。


武蔵丘車両基地付近


山間を出て視界が開けてきた (東飯能-高麗)

ローカル線の雰囲気だったが、乗客も増えて都市近郊の路線といった感じ。


八高線のプラットフォームを望む (東飯能)

この区間の八高線は電化。高麗川で川越線に直通する八王子川越間の列車が運転されている。


西武鉄道 池袋線 普通列車 [4000系] (飯能)

終着の飯能に到着。下車する。


metro 池袋線で飯能に到着symbol6

乗り換えの間に駅のお手洗いを借りる。4000系にはお手洗いはあるが乗り換える列車にはない。


西武鉄道 池袋線 急行列車 [20000系] (飯能)


ライオンズ愛にあふれる列車


車内はロングシートだがデザインがいい






metro 池袋線で飯能を出発symbol6

飯能池袋行急行列車に乗車。所沢までは各駅に停車する。昨夜は航空自衛隊熊谷基地近くのホテルに宿泊したが、池袋線は稲荷山公園駅から左右が入間基地という場所を走る。入間飛行場(RJTJ)であり2,000mの滑走路1本を有する。西所沢では狭山線が接続する。西武球場前に行くのに乗り換えた事がある。所沢を出ると池袋までにひばりケ丘石神井公園しか止まらない。埼玉県より東京都に入る。武蔵野線乗り換えで利用する秋津も通過する。西武鉄道は新宿線も池袋線もあまり馴染みがない。お馴染みは秋津西所沢西武球場前間くらいか。所沢から僅か24分で池袋に到着した。


西武鉄道 池袋線 急行列車 [20000系] (池袋)

西武秩父線 普通 西武秩父(12:50)→飯能(13:37) 4011
※飯能-吾野間は池袋線
池袋線 急行 飯能(13:44)→池袋(14:33) 20904
◆西武秩父-池袋間のIC運賃796円

池袋線改札内でお手洗いを借りればよかったが出場してしまった。東武百貨店のお手洗いを借りる。西武百貨店で借りるべきだったかな。今日は東上本線も利用しなかったし。東武の改札前を通り西口へ。何度か利用している飲食店へ入り昼食。


オリオンビール(400円)

今日は沖縄そばではないがオリオンビールを飲む。実に旨い。デザインが1月以降製造分より順次切り替えとなるがこれは旧デザイン。


注文の料理が出来上がる

なんとも旨そう。


四川排骨刀削面 紅焼スペアリブ刀削麺(1,050円)

汁なしの麵を食べるつもりだったが汁ありを頼んでいた。まあいいか。辛さは選べるが、1が全く辛くないそうで、2にしてもらった。


排骨(スペアリブ)はこんな感じ♪


麵はこんな感じ♪

見るからに旨そうだったが、食べてみるとやっぱり旨い。辛さは2では大して辛くない。もう少し辛くしても大丈夫だった。辛くないので汁を飲み干しそうな勢いだったが、油も多そうなので少し残す。ごちそうさまでした。


老婆餅(360円)

中華菓子も買って帰宅した。 (おわり)


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