旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

台湾ローカル線の旅 台北101

2012-10-21 00:00:00 | 台湾日記

台北101 TAIPEI 101 (508m) (臺北市信義區信義路)

民國93年(2004)開業のこちらのビル。地上101階、地下5階。完成時では世界一の高さを誇っていたそう。ちなみに現在の世界一高いビルは、アラブ首長国連邦ドバイに建つ、ブルジュ・ハリーファ برج خليفة‎ (828m)だそう。


購物中心 TAIPEI 101 MALL を通って切符売場へ!

ショッピングセンターのエスカレーターを5階へ上る。高級そうなお店ばかりが並ぶが、別に買う予定はないので何ら問題はない。


觀景台門票 展望台チケット(450元)

無事に切符を購入。民國101年にかけて、台北101に来たのだが、切符の日付は西元(西暦)で書いてある。つまらない。料金は450元で日本円で約1,237円50銭である。参考までに、東京スカイツリーの料金は、展望デッキ(350m)までが2,000円。展望回廊(450m)まで上ると、更に1,000円が掛かる。切符をもぎられると、何故か写真撮影される。ここで撮った画像と台北101の画像を合成した写真を販売するようである。まあ要らないから買わないけど。モニター画面にお客の合成画像が映し出されてゆく。自分のを見たが、何とも不恰好。それはさておき、分速最高1,010mという高速エレベーターで89階の屋内觀景台(屋内展望台)(382m)へ上る。時間はわずか37秒。では、382mから台北の街を見てみよう。(BGM: Firecracker♪)


西方を望む!


台北車站(台北駅)!

線路は地下にあるので見えない。


南方を望む!

背後は山ですな。


東方を望む!


北方を望む!

この方向に松山飛行場(臺北松山機場)がある。東京でいえば、羽田に相当する。成田に相当するのは、臺灣桃園國際機場


眼下には…

手前の建物は臺北市政府。


中国様式の屋根は國父紀念館!

その北側は、煙草工場の跡地が再開発されている松山文創園区


階段でもっと上の階に上がれる!


屋外に出られます!


91階の戶外觀景台(屋外展望台)!


91階より、ビルのてっぺんを望む!


見られるのは西方のよう…


改めて屋外より西方を望む!

硝子のない分よいが、さっきよりもガスってきたようだ。


台北車站(台北駅)!

知っている建物が少ないので、前出ですが…


中正紀念堂を望む!

紀念堂のほか、國家戲劇院、國家音樂廳、それに總統府も見える。


88階の風阻尼器區 Super Big Wind Damper (ウインドダンパー)

ビルの中には巨大な物体が。怪獣の卵か!?

ダンパー(制御装置/Damper)の原理
ダンパーの起源は地震の多い日本だと言われています。日本では古くから石を家の基盤に使用し、その上から家を建て、地震時に生じる上部構造と地盤との相対変異を利用し地震エネルギーを減少することができます。
ダンパーは、一般的な高層ビルやタワー、ハイテク工場などの大型建築物に設置されている他、日常用いる多くの機器にもダンパーシステムを用い、安定性を高めています。例えば、高速エレベーターや自動車の免振システム、携帯式電子機器の免振装置などです。ダンパーに使われる素材や必要とされる機能が異なるため、一つ一つのダンパーの材質や外形もさまざまです。」(説明文より抜粋)

ダンパーを設置した建物の例として、横浜ランドマークタワー(296m)(神奈川県横浜市西区みなとみらい)もあげられている。

可動式ダンパーのある代表的な超高層ビル
場所:日本 神奈川県横浜市 高さ:296m
日本一の高さを誇る高層ビル。コンピューター制御の可動式ダンパー(TAD/Tuned Active Damper)が設置されており、現在、世界で最も先進的な免振システムの一つです。地震波を記録することができる上、揺れの三分の二を抑えられます。」(説明文より抜粋)

ちなみに日本一の高さのビルは、建設中の、あべのハルカス(300m)(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋)となった。日本一高い建築物は、もちろん、東京スカイツリー(634m)(東京都墨田区押上)である。


DAMPER BABY

こちらが台北101のキャラクター。顔が101か。うーん…


記念撮影をする子供達! いずれも民國101年(2012)6月26日撮影

遠足なのか、体操服の小学生の団体さんが見学で来ていた。 (つづく)