旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

恩納村で一泊・本部半島へ

2024-02-13 08:00:00 | ドライブ

コンドミニアムホテル しまんちゅクラブ アネックス館 (沖縄県国頭郡恩納村名嘉真)

令和6年1月25日木曜日。沖縄県国頭郡恩納村の宿に到着。本館でチェックイン。旅行サイトからの予約で料金は一泊朝食付きで5,750円。部屋は本館から道を挟んだ向かいアネックス館である。


低層階で眺望はない

それは承知して予約している。コンドミニアムが何なのか知らないが集合住宅のようである。鍵を開けて部屋に入る。照明をつけてテレビをつける。


tv 今日の取り組みは終わっていた…


客室の様子

寝台が2台。畳に布団を2組敷く事が出来る。定員は4名。一人で泊まるには広すぎるくらいである。




コンロ、流し台もある

料理も出来るがお湯すら沸かさない。



それでは買い出しに出掛ける。ホテルではBBQのプランもあるそうだが朝食のみのプランとした。飲食店やコンビニエンスストアへはホテルのある坂の上の団地から降りて国道沿いまで出る事になる。食べて来てもいいが、車で出掛けるのでお酒が飲めなくなる。気になるお店があるので名護まで出掛ける。カーナビゲーションに設定すると10km以上ある。少し遠いが仕方がない。国道に出るまで道が入り組んでいて行き止まりに突っ込む。「右折です」と言われてもどの角を右かよく判らない。辺りも暗くなったので難儀する。後で地図サイトを見て確認すると簡単な道なのだが、カーナビケーションだと判りづらい。無事に国道58号に出ると名護方面へ。



名護市に入り、サミットの前を通り(スーパーじゃないよ)、沖縄自動車道許田IC、道の駅許田の前を通過する。海岸沿いで景色のよいところだが暗くて何も分からない。名護東道路には入らず現道を名護市街へ。街に入るとすぐに目的のお店はあった。


A&W 名護店 (沖縄県名護市東江)

米国のLexington, KYに本社のあるハンバーガーレストランのA&W Restaurants。日本では沖縄県のみで展開している。横須賀にもあるそうなのだが、ベースの中なので知らん。今回、初めてA&Wを利用しようと思う。持ち帰りする前に気になる飲み物を店内で飲んでみる。


Root Beer ルートビア S(200円)

一部ではサロンパス味といわれる飲み物。まあサロンパスを飲んだ事がないので何の事やら判らん。初めてのルートビア。口にすると…旨い。これは黒松沙士に似ている。沙士は好きなのでルートビアも好きな味である。Root Beerと綴るが、麦酒ではなくアルコールは含まれないから車の運転には支障はない。店内ではおかわり自由という話だが、宿に戻ってOrion Beerを飲みたい。気になっていたメニューを持ち帰りにする。隣接するファミリーマートで麦酒と水を買ってくる。



A&Wにはドライブインのある店舗があり、ここ名護店もそう。ドライブインというと主要道路沿いで街外れにあって駐車場を擁する食堂や土産物屋で、観光バスでトイレ休憩に立ち寄っていた印象がある。ここは米国式でドライブイン用の駐車マスに車を停め、ドライブスルーのように注文。料理が出来上がると店員さんが車まで持ってきてくれてお勘定も車でする。そしてそのまま車内で飲食出来るのだそう。ドライブインしてないので知らんけど。それより店内のソファーに腰掛けて飲食した方がいい気がするが、車から出たくない場合もあるのでしょう。では急いで恩納村の宿に戻る。



お店の前の国道が往復4車線で中央分離帯もあって、そのまま那覇方面に出られない。国頭村方面に少し進んでUターンする。来た道を10km以上戻り恩納村に入る。国道を離れて宿に向かうが、やはり途中で道を誤り行き止まりに突っ込む。何とか到着して駐車場に停めていると、他の宿泊客のグループが出掛けるところであった。会話は中国語のようだった。




A&Wの紙袋とオリオン ザ・ドラフト500ml缶(291円)

沖縄到着2日目にしてやっとオリオンビールを飲む。


A&Wでは2点購入


Super Poutine スーパープーティン(490円)

よく似た人名は関係ない。元々はカナダ料理でアレンジされている。


グレイビーソースとチェダー&ゴーダチーズがポテトにかかる

旨い。麦酒によく合う。お店で出来立てを食べればもっと旨かったろうが少し冷めてきた。宿で麦酒を飲みながら食べたかったから仕方がない。ホテルに電子レンジも置いてあるけど。


Hamburger ハンバーガー(260円)


中はこんな感じ♪ これまで令和6年1月25日撮影

シンプルなハンバーガーが旨い。ならば沖縄滞在中に他のハンバーガーも食べてみようか。ごちそうさまでした。さてテレビでは地上波しか映らない。動画サイトも見られない。何もする事がない。まだ午後8時だが就寝する。目覚まし時計はないのでテレビのアラーム機能を利用する。


tv 朝のニュース これより令和6年1月26日撮影

令和6年1月26日金曜日。沖縄県国頭郡恩納村の宿で起床する。早く寝たので午前2時には目が覚めてしまった。もう寝付けない。音が気になるので暖房を切ってみるが寒くてまたつける。そもそも冷蔵庫の音も気になる。旅行メモを書いたりしてから再び寝ようとする。少しウトウト出来たくらい。なかなか朝が来るまで長かった。



福岡からというのが慣れない。


海が見える部屋もあるのか…


本館のBBQ専用テラスと子供用プール


部屋にはベランダがついている


朝食会場に移動する

和文は「朝食会場 案内図」だけで説明は中文と英文がほとんど。内容は判る。訪日観光客の利用が多いのだろう。そう思ったがこの時間は日本人客が数人利用するのみだった。


朝食

旅行サイトで見た説明に「簡単なメニューではございますが」と断ってあったが、充分な内容ではありますまいか。美味しい朝ご飯を頂戴する。


coffee 食後のコーヒーsymbol6 と果物

ごちそうさまでした。



朝食会場の本館(写真右)よりアネックス館(写真左)の客室に戻る。間の道路から海を望む。



天気が良ければなと思う。昨日、総合テレビのdボタンを押して天気予報を見たら朝から晴れマークだった。これはいいと思ったが、よく見るとテレビの初期設定でこの場所が入っておらず、渋谷区の天気予報が表示されていたのだった。今の東京は冬晴れでしょう。恩納村で天気を見ると終日が曇りマークだった。広い部屋に戻ってゆっくり過ごす。


コンドミニアムホテル しまんちゅクラブ アネックス館

連泊してここを拠点に北部を観光するといいのだろう。今はシーズンオフなのかも知れないが、いい気候の時に訪れたい。すると料金もいい値段になるかな。


コンドミニアムホテル しまんちゅクラブ 本館

チェックアウトは午前11時までだが今日も回りたいところがいくつもある。快適なコンドミニアムホテルを午前9時に出発する。車に戻ると昨夜から窓が少し開いたままだった事に気付いた。



最後は道に迷わず国道58号に出られた。今日も名護市に入る。市街地に入り宮里4丁目(北)交差点より国道449号に入る。400番台の国道だが、往復4車線で中央分離帯もある。海沿いに出る。何やら物々しい区間を通過する。反対車線にはダンプカーが長い列を作っている。海沿いの国道を快走して本部町に入る。海上にフェリーの姿が見える。今朝、那覇港を出港して鹿児島新港に向かうフェリーである。これから本部港に寄港するところかと思ったが港を出た後だった。


港に到着、フェリーの姿はない…

正面に瀬底大橋が見える。鹿児島行のフェリーは橋の下を通らず、瀬底島の西側を航行する。水深なのか橋の水面からの高さの関係なのか。知らんけど。


本部港旅客待合所 (沖縄県国頭郡本部町字崎本部)




伊江島 鹿児島 行 フェリー乗り場

那覇港鹿児島新港の航路の他に本部港伊江港の航路がある。離島である伊江島へは伊江村営フェリーが沖縄本島とを結ぶ。伊江島へ行く途中で瀬底大橋の下を通るそう。那覇港鹿児島新港の航路は沖縄県では本部港に寄港。鹿児島県に入り奄美の島々に寄港しながら九州本土の鹿児島新港に向かう。鹿児島に着くのは翌日。

時刻表【上り便】(2023.4~2024.3)
那覇港(7:00発)→本部港(9:00着 9:20発)→与論港(11:50着 12:10発)→
和泊港(14:10着 14:40発)→亀徳港(16:30着 17:00発)→名瀬港(20:30着 21:20発)→
鹿児島新港(翌日8:30着)

時刻表【下り便】(2023.4~2024.3)
鹿児島新港(18:00発)→名瀬港(翌日5:00着 5:50発)→亀徳港(9:10着 9:40発)→
和泊港(11:30着 12:00発)→与論港(13:40着 14:10発)→本部港(16:40着 17:10発)→
那覇港(19:00着)

那覇港・沖縄本島(沖縄県那覇市)
本部港・沖縄本島(沖縄県国頭郡本部町)
与論港・与論島(鹿児島県大島郡与論町)
和泊港・沖永良部島(鹿児島県大島郡和泊町)
亀徳港・徳之島(鹿児島県大島郡徳之島町)
名瀬港・奄美大島(鹿児島県奄美市)
鹿児島新港・九州(鹿児島県鹿児島市)




沖縄県道172号瀬底健堅線 瀬底大橋 (沖縄県国頭郡本部町瀬底)

瀬底大橋を渡り瀬底島へ。



瀬底島ではお手洗いだけ借りて沖縄本島に戻る。





橋上で片側交互通行になっていて停止する。海を見ると本部港を出たフェリーが見える。


マリックスライン 〔クイーンコーラルプラス〕(5,910t)

遠くて写真が鮮明でなく船名は読み取れないが、スケジュールからして〔クイーンコーラルプラス〕のはず。鹿児島・沖縄航路にはマリックスラインの他にマルエーフェリーが運行しており、一日交代でそれぞれの船が出ている。以前は東京から沖縄へ向かうフェリーもあった。那覇から基隆や高雄まで行く国際航路もあったのだが今はない。県道より国道449号に戻る。本部町の市街地に一部往復2車線の区間があるが概ね4車線で走りやすい。県道114号に入る。海洋博公園へ向かう。海が見たいだけだが、入場料や駐車料金が要るだろうと思い立ち寄らなかった。後で調べると駐車料金は無料。公園の入場も無料だった。沖縄美ら海水族館などの有料の施設を利用する時に料金を支払うようだ。何も知らず、海側に適当な駐車場がないなと思いながら県道を進む。


ローソンの駐車場より伊江島を望む

ローソンの駐車場から海が見えるので立ち寄る。車内にまだ飲み物はあるけど、缶コーヒーとさんぴん茶を買ってくる。沖縄のバスでSuicaは使えないが、コンビニエンスストアでは利用出来る。




伊江島(沖縄県国頭郡伊江村)

コーヒーを飲みながら伊江島を眺める。横から見ると帽子を伏せたような形。


城山(タッチュー) これまで令和6年1月26日撮影

伊江島へは先程立ち寄った本部港より伊江港へ船が通う。初めて沖縄へ来た時に上空を通過したが、タッチューが見える角度ではなく、その印象はなかった。


伊平屋島・沖縄県島尻郡伊平屋村付近 これより令和2年6月30日撮影

初めて見た沖縄の島。沖縄県最北の有人島。


伊是名島に具志川島・伊是名村付近と野甫島に伊平屋島・伊平屋村付近




伊江島・国頭郡伊江村付近 これまで令和2年6月30日撮影

三本の並行する滑走路が印象的だった。手前が伊江島空港(IEJ RORE)で昭和50年の沖縄国際海洋博覧会の時に開港している。現在定期便はない。奥は米海兵隊の飛行場。真ん中も米軍の施設だがもう使われていないとか。



ローソンを出発。県道から国道505号に入る。先程名護から通ってきた国道449号と併せて本部半島を巡る道路。別々の路線となっている事情が判らない。今帰仁村に入る。以前はFM誌を読んでおりエフエム沖縄の中継局に今帰仁の地名を見て難読という事もあって記憶に残っている。今は読み方は判る。今帰仁村に入った事で沖縄本島すべての市町村に到達した…と思ったものの、昨日国道331号から逸れてニライカナイ橋から沖縄道南風原北ICに行ったので島尻郡与那原町が未踏となっている。今帰仁村の市街地を抜ける。国道505号より県道248号屋我地仲宗根線に入る。ワルミ海峡に架かるワルミ大橋を通って屋我地島に渡る。今帰仁村より名護市に入る。



屋我地島に入ると県道110号を島の北へ向かう。県道247号古宇利屋我地線に入りさらに北へ。



橋のたもとに駐車場があり車を停める。


沖縄県道247号古宇利屋我地線 古宇利大橋 (沖縄県名護市・国頭郡今帰仁村)

雨こそ降らないが天気がよくない。






それでは古宇利大橋を渡る



古宇利大橋を渡り名護市より今帰仁村に入る。屋我地島は名護市、古宇利島は今帰仁村に属する。


古宇利漁港より古宇利大橋を望む




これまで令和6年1月26日撮影

古宇利島から見た方が海が青いかな。しかし本当の青さはこんなものではないだろう。


山口県道276号角島神田線 角島大橋 (山口県下関市豊北町) これより令和2年8月17日撮影



こうゆう青い空と海が見たかった。お天気はどうにもならんか。




日本海を望む


これまで令和2年8月17日撮影



真夏の山口県の写真から沖縄県の話に戻る。古宇利島を一周してみる。


対岸は沖縄本島 これより令和6年1月26日撮影

大宜味村あたりか。







島を一周してきた。橋の景色のいいところはお店か何か建っている。道は狭いし路肩に停めて撮影する訳にはいかない。硝子越しで申し訳ないが車内から撮影する。後から調べてみると有料かなと思った駐車場は無料だった。そこに停めて歩いて撮影場所を探せばよかった。何の下調べもせずドライブしているだけである。


車内より古宇利大橋を望む



島を後にする。古宇利大橋を渡り今帰仁村の古宇利島より名護市の屋我地島に入る。県道110号をワルミ大橋ではなく島の南に向かう。屋我地大橋を渡り奥武島に入る。この辺りは羽地内海という。瀬戸内海沿岸の人間としては落ち着く景色である。島の見えない海は心許ない。昨日は島の名前が同じ南城市(島尻郡旧玉城村)の奥武島を訪れたが、猫ちゃんと天ぷらの島という感じだった。ここ名護市の奥武島は無人島でお墓の島なのだそう。道路沿いに沖縄の立派なお墓がいくつも見られる。そもそも奥武島にはお弔いの島の意味があるそう。羽地奥武橋を渡り沖縄本島に戻る。



国道58号を国頭村奥方面へ。今日は辺戸岬へ行く訳ではない。道の駅を訪れるだけ。大宜味村に入り道の駅に到着。お手洗いを借りる。


道の駅から国道を渡り海を眺める

右手には宮城島。国道58号が塩屋湾の湾口を通って短絡するため経由する島である。




古宇利大橋が見える


左より屋我地島、古宇利大橋、古宇利島


古宇利島

三年半前にもこの道の駅を訪れているが、海を見ても大した印象も残っていない。今日、古宇利島に行って来てこの景色を望むと興味深い。


海染川に架かる海染橋


沖縄総合事務局

道路に「国土交通省」とか「北海道開発局」と書かれるところが「沖縄総合事務局」となる。


ヤンバルクイナは見られなかったが、川には白い水鳥が

詳しい種類は判らないがダイサギなのか。白鷺なのは確かでしょう。知らんけど。


那覇方を望む


国道58号 ROUTE 津波 Tsuha

地震などで発生するやつとは読みが違う。


道の駅おおぎみビジターセンター前停留所 (沖縄県国頭郡大宜味村字津波)




道の駅 おおぎみ やんばるの森ビジターセンター (沖縄県国頭郡大宜味村字津波)

せっかく大宜味村まで来たのだから大宜見村役場の大正14年建築の旧庁舎を見てくればよかった。 (つづく)