旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

可児市で一泊・敦賀市へ

2024-02-29 23:55:00 | ドライブ

国道1号箱根新道の車窓 (神奈川県足柄下郡箱根町箱根)

令和6年2月24日土曜日。三連休の中日に出掛けてきた。朝からレンタカーで出発。江戸川に架かる国道6号水戸街道の新葛飾橋を渡り千葉県より東京都、下総国より武蔵国に入る。早く都内を抜けてしまおうと四つ木より首都高速中央環状線に流入。6号向島線に入ると両国JCTの手前から渋滞にはまる。そのまま国道6号を行けばよかったか。江戸橋JCTを越えて都心環状線内回りも渋滞しているようだ。予定を変更して外回りに入る。渋滞はない。一ノ橋JCTから2号目黒線へ。空いている。終点で他の高速道路に接続しておらず、目黒で流出して東京都道312号白金台町等々力線(目黒通り)を走る。交通量は多めだが渋滞していない。都道311号環状八号線を経由して玉川ICより第三京浜道路に流入。多摩川に架かる多摩川橋を渡り東京都より神奈川県へ。第三京浜も順調。保土ヶ谷PAで休憩。松屋できつねうどんを食べる。

PAを出発。国道1号横浜新道(有料道路)に入る。武蔵国より相模国に入る。横浜新道終点の手前から渋滞する。現道が合流。国道から神奈川県道30号戸塚茅ヶ崎線に逸れるが遊行寺坂で渋滞中。駅伝の練習なのか何人ものランナーを見掛ける。藤沢市街地を抜けると渋滞は解消。海沿いの国道134号に入り西へ。出川さんの番組で訪れていた野球場を見てここかと思う。この国道も渋滞する。三連休では仕方がないのか。ランナーの他にサーファーの姿も見掛けるようになる。渋滞は解消し西湘バイパスに入る。早川JCTから箱根方面へ。真鶴方面は渋滞している。無料開放された箱根新道に入る。雪の心配をしたが路面に問題なし。急勾配、急カーブを登っていたら突如渋滞してしまう。箱根湯本だけでなく箱根新道も渋滞するのか。千葉県から5時間以上かかってまだ静岡県に入れない。山の雪景色を眺める。渋滞の原因は事故現場での片側交互通行だった。ようやく箱根峠を越えて神奈川県より静岡県、相模国より伊豆国に入る。

四つ木-目黒 軽自動車等 ETC料金720円
玉川IC-戸塚IC 軽自動車等 ETC料金570円
西湘二宮IC-箱根口IC 軽自動車等 ETC料金150円(休日)



順調に坂を下ってゆく。しかし三島市街地に入るとまた渋滞が。


fuji 富士山(3,776m)を望む (静岡県三島市)

伊豆国より駿河国に入る。三島からは往復4車線ないし6車線あるのだが交通量は多い。右折レーンの列が一杯で本線にまではみ出すところが何箇所もあった。道の駅富士に入り休憩。桜エビの入ったお蕎麦が美味しそうだが、朝はうどんを食べたので止めておく。



道の駅を出発。富士川を渡る。由比海岸を快走する。東名高速道路と並走し、東海道本線の貨物列車と並走する。昨年、静清バイパスを通った時には橋桁落下事故の影響で車線が規制されて渋滞していたが、もう影響はない。安全に立体化を進めていただければと思う。途中から自動車専用道路となった。こんな高規格なバイパスが静岡市街地を迂回している。国道2号西広島バイパスは市街地に入ると高架道路が途切れ地上に降りてしまう。何とか高架を仁保まで繋げて欲しい。都市高速は距離に対して通行料金が高くて話にならん。静岡では一部に信号機のある交差点もあったがバイパスが連続して走りやすい。暫定2車線となる藤枝バイパスに入ると速度が低下してきた。しかし午前中の神奈川県内の渋滞を思えば快適である。大井川に架かる新大井川橋を渡り駿河国より遠江国に入る。浜松市では時速80km制限の浜名バイパスを快走する。かつて淡水湖だった浜名湖は明応7年(1498)発生の明応地震で海と繋がり汽水湖となる。陸地が切れた場所、今切口に架かる浜名大橋を渡ってゆく。静岡市以西の藤枝BP・掛川BP・磐田BP・浜名BPは有料道路だったが、平成17年に無料開放。

潮見バイパスに入ると国道23号が分岐するが、国道1号を行く。この辺りで静岡県より愛知県、遠江国より三河国に入る。新幹線の高架、そして山には立岩が見える。愛知県に入ったなという感じ。しかし二川駅付近で国道は渋滞してしまう。地図を見ると豊橋市街地を通過する経路となっている。そういえば豊橋で路面電車に乗って国道1号を通った。豊橋には用はない。迂回すべき。どうやら愛知県に入った所で国道23号を行くのが市街地を迂回する経路だった。県道に逸れて道の駅とよはし近くの七根ICより国道23号豊橋東バイパスに流入する。暫定2車線で渋滞している。国道1号よりは流れているが。豊橋バイパスに入る。往復4車線となり流れもよくなる。日も暮れてきた、東の車窓に豊橋市街地の灯りを遠望すれば空には望月も見える。豊川為当ICで静岡県から続くバイパスが途切れる。県道を経由して国道1号に戻る。国府、御油、赤坂といった地名は東海道を歩いた時を思い出させる。歩いたのは旧街道だが。そして国道は渋滞している。暗くなったし、宿は午後8時到着で連絡してあるし、もう一般道で行くのはいいでしょう。東名音羽蒲郡ICを目指す。なかなか車が進まない。ようやくIC入口。他の渋滞にあった車とともに東名に流入する。



東名の速度は速い。まだ慣れないので走行車線でおとなしくしている。そして東名でも渋滞が。岡崎ICの先で解消する。さて今日は岐阜県に向かうがこのまま東名を行くのではない。豊田JCTで伊勢湾岸自動車道に入り、次の豊田東JCTで東海環状自動車道に入る。東海環状道は関東における首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のような道路をイメージしていたので、勝手に暫定2車線で時速70km制限だと思っていたが、往復4車線で最高速度時速100kmの道路だった。そして交通量は少ない。猿投山トンネルを抜けると三河国より尾張国に入り、瀬戸市を通過すると愛岐トンネルを抜けて愛知県より岐阜県、尾張国より美濃国に入る。中央自動車道と接続する土岐JCTを過ぎると暫定2車線時速70km制限となる。五斗蒔PAに入りカーナビゲーションに宿の番地を設定しようとするが出来ない。近隣と思われる場所を設定してPAを出発。次の可児御嵩ICで流出する。

音羽蒲郡IC-可児御嵩IC 軽自動車等 ETC料金1,470円(休日)



ICを出ると国道21号可児御嵩バイパスを可児市街地へ。ところがカーナビゲーションは田圃の中の道へと案内する。もっと広い道があるだろうに。おかげで広見線が走る所が見られたが。市街地に入り宿を探す。見覚えのある看板が建物の上に見える。知らない街でも馴染みのあるホテルの看板を見ると安心する。駐車場に車を停める。千葉県から岐阜県まで12時間以上かかった。疲れた。


夜空には旧1月15日の満月

今日は元宵節。平溪では夜空に多くの天燈が上げられているのだろう。


ABホテル 可児 (岐阜県可児市広見)

もう午後8時半になる。チェックインする。宿泊料金はホテルの公式サイトから予約して、当日限定プランが5,400円だった。無料朝食サービスがある。可児市に宿を取ったのは岐阜県あたりで探していて中でも料金が安かったからである。可児といっても太多線のどこかという認識だった。


客室の様子



もう疲れたので近くのセブン‐イレブンに買い出しに行ってくる。


ななチキ(ペッパー&ガーリック)(232円+税8%)
サッポロビール サクラビール500ml缶(266円+税10%)

ななチキで麦酒を飲む。旨い。長時間の運転から解放された後に飲む麦酒は余計に旨い。かつて関門隧道を抜けて門司を出発した寝台特急の車窓にビール工場が見えたが、あそこが大正2年竣工のサクラビールだったのだ。昭和18年に大日本麥酒に合併し、戦後に日本麦酒→サッポロビールとの工場となった。平成12年、工場は大分県日田市に移転し、跡地は門司赤煉瓦プレイスとなっている。


大盛 明太マヨのスパゲティ(460円+税8%)

スパゲティにお箸をくれたのは明太子に海苔という和風な商品だからかな。知らんけど。ごちそうさまでした。食後に大浴場に入ってくる。


湯上りに動画を見て寛ぐ

可児のABホテルさんでは大画面で動画が見られる。



先月訪れたコザしんきんスタジアムだ。


チバリヨ~‼


これまで令和6年2月24日撮影 ※動画の撮影日は令和6年2月16日
※参照 https://www.youtube.com/@user-ew7xt3uu6j/featured


やはりキャンプ地を訪れるのならキャンプ中かな。疲れたので早々に就寝する。また未明に目が覚めるが、眠れない事はなく、朝まで寝ていた。


朝食ビュッフェ ※無料朝食サービス これより令和6年2月25日撮影

令和6年2月25日日曜日。可児市のホテルで起床する。大浴場に行くと銭湯かという程の盛況ぶり。一旦部屋に戻ってから朝食会場へ。焼うどんを取ったのに焼きそばもあり取りそうになる。炭水化物はご飯で十分なはずだ。しかし麵も食べたい。最後は納豆玉子かけご飯で締める。


coffee 食後のコーヒーsymbol6

牛乳がある所では牛乳を投入するのに、UCCのスジャータみたいなのを持ってきてしまった。コーヒーフレッシュである。ごちそうさまでした。


ホテル通路より北を望む


南を望む




客室からの眺め、東を望む

ホテルのチェックアウト時刻は午前10時だが、以前豊田市のホテルで作ってくれたポイントカードがあるので正午まで無料で延長出来る。そこまでゆっくりする事はないが、昨夜は早々に寝てしまったので少し動画を見ておこう。


沖縄の動画が上がっていた


既視感が…


モニターでこんな角度からの映像が見られるのか

ピーチさんの座席にモニターはなかった。片道一万円しないからいいかな。




那覇空港(OKA ROAHRWY36Lに離陸symbol5


道の駅の詳しい様子も…
※参照 https://www.youtube.com/@tabisuru_porco/featured

この動画を先に見ていたら道の駅許田に立ち寄っていたかも。ところで可児市は目的地ではなく経由地である。ゆっくりしてはいられない。午前9時に出発するつもりだったが、15分以上過ぎる。


快適なホテルをチェックアウトする



駐車場には沖縄と違って各地のナンバーが見られる。愛媛もあれば習志野も停まっている。この周辺だけで千葉県内のナンバーを自分以外に数台見掛ける。沖縄で借りたのは普通車だったが、今回は軽自動車を借りている。料金は沖縄の普通車の方が安かった。



ホテルを出発。市街地を抜けて国道21号へ。中山道である。可児市内に宿場はなかったが、太田宿(岐阜県美濃加茂市)、伏見宿(可児郡御嵩町)が隣の市町にある。旧中山道とバイパスが分かれて可児郡御嵩町を少し通って可児市に戻る。高速に入る前にガソリンを満タンにしておく。岐阜県での価格はあまり高くないように感じる。東海環状道可児御嵩ICより流入する。木曽川を渡る。景色が素晴らしい。暫定2車線で時速70km制限なので後ろより速い車が来ると面倒くさい。追い越し車線の設けられている区間で先行させる。美濃関JCTで東海北陸自動車道に入るようカーナビゲーションが案内する。大垣方面に行くから直進だろうと思ったが、東海環状道はこの先の山県ICで途切れている事に気付いた。今朝、ホテルフロントの女性に大垣方面に行く方法を尋ねると中央道を勧められた。なぜ東海環状道を勧めないのか疑問だったが、繋がっていないのなら勧めないだろう。未完の高速があると終点まで行ってみたくなる。このまま東海環状道を直進する。大半の車が美濃関JCTから東海北陸道に入ったたので交通量は極めて少なくなった。終点の山県ICで流出。ICはETC専用。

レギュラーガソリン(166円?) 21.77L 3,614円(可児市内の給油所)

可児御嵩IC-山県IC 軽自動車等 ETC料金740円(休日)



国道256号に接続する。往復4車線の山県市街を走る。広島県にも山県郡があるから読みは判る。大野神戸ICへの案内に従い進む。岐阜市に入る。案内に従い右折するがどこを走っているのか判らない。紙の地図が見たい。本巣郡北方町、本巣市を走っているようだ。建設中の東海環状道と交差する。揖斐郡大野町に入る。ようやく大野神戸ICがあった。福山ナンバーの車に続いて流入する。ETC専用。IC内で安八郡神戸町に入る。「神戸」は「ごうど」と読む。「こうべ」でも「かんべ」でもない。山県ICから未開通区間を一般道に迂回して走ってきたがなかなか遠かった。山県IC-大野神戸IC間は令和6年度開通予定で、途中には岐阜IC、糸貫IC、本巣PAが設けられる。



ここも暫定2車線、時速70km制限。交通量は少ない。折角高速に入ったが大垣西ICで流出する。

大野神戸IC-大垣西IC 軽自動車等 ETC料金250円(休日)



国道21号に戻る。不破郡垂井町に入る。鉄道の旅ではお馴染みの場所である。東海道本線、東海道新幹線に挟まれた区間。鉄道に乗っても登る感覚があるが、道路も登っている。国道21号は関ケ原バイパスが分岐する。現道は滋賀県米原市へ至るが、バイパスは途中までで別の国道に接続している。バイパスに入ると関ケ原町となる。東海道本線(垂井線)をアンダーパスする。暫く行くと関ケ原駅近くで東海道本線(新垂井線)をアンダーパスする。国道365号に入り長浜市方面へ。岐阜県より滋賀県、美濃国より近江国に入る。米原市となる。伊吹山の麓だが天気が悪く山は見えない。長浜市に入る。道の駅に入り休憩する。


道の駅 浅井三姉妹の里 (滋賀県長浜市内保町)


お市の方と浅井三姉妹



道の駅を出発。木之本で国道365号より国道303号を経て国道8号に入る。北陸自動車道木之本IC口を通過。琵琶湖の湖畔を走る。近江塩津駅前を通り山間に入ってゆく。といっても山深くはない。新道野越で滋賀県より福井県、近江国より越前国に入る。坂を下ってゆくと国道161号との交点。琵琶湖の西側を通る国道である。鉄道で言うと国道8号が北陸本線で、国道161号が湖西線か。敦賀バイパスと現道が分岐するが、現道を進む。小浜線の踏切を通過。敦賀市街地を行く。敦賀駅に向かうが、ちょっと寄りたいところがある。


北陸道総鎮守 越前國一之宮 氣比神宮 (福井県敦賀市曙町)

車窓におやしろを見て敦賀駅へ向かう。 (つづく)