(初めて訪れた函館の思い出話などを一席、お付き合いのほどを)
二十数年前3月中旬、ワイド周遊券を利用、白鳥(大阪~青森直通特急)、
青函連絡船を乗り継いで、初めての北の大地へ、着いたのは函館駅。
早朝、辺りはまだ暗かったが、降っていたのは雪ではなく雨だった。
(雨…愕然とした記憶がある、雪景色を見に来たはずなのに…)
ほぼ同じ時刻?出発の特急、小樽まわりの「北海?」、室蘭まわりの「北斗?」が
並んで停まっていたが、積丹に行こうとしていた私は北海に乗車した。
車内は異常に暖房が効いていて、それまでほとんど寝られなかった私は、
列車の振動に誘われ、寝込んでしまった。
しばらくして目が覚めると、列車はどこかの山中に差し掛かっていたが、
一面の雪景色に「うわぁ!」とおもわず声を出してしまった。
スキーをしない私は、それまでこんな光景を目の当たりにしたことがなかったのだ。
(これが見たかったんだ!)
余市で下車。時間がないので、ニッカウィスキー工場前で写真だけ撮って、
積丹行きのバスに乗り込んだ。(つづく)
*当時のメモなど残っていないので、記憶だけを頼りに書いてみます。
記念写真が唯一の資料ですが、あえて見ずにね。
間違い、記憶違い等ご容赦ください。
小樽まわりに乗っておいてよかった、今はもうそんな列車ないからね。
新幹線通ったら、「北海」って名前になるってか?
*録画してあった「殯(もがり)の森」を見ました。なにやら賞をとったらしいんですが…
私の心には入ってこなかった… 感受性不足なんだろうか?