「復活のボツ写真シリーズ」 その2
下北半島の陸奥横浜に3回目訪れた時のものです。
1回目がコンパクトカメラ、2回目が一眼レフ+ネガフィルム、そしてこの時が
リバーサル(ポジフィルム)と、カメラ寄りの旅へ比重が移っていったのですね。
ここの菜の花畑とは非常に相性のいい私は、この時も天気、見頃に恵まれ、
とてもいい条件だったはずです。しかし、結果的に満足ゆく写真はほとんど撮れませんでした。
肉眼ではものすごい景色が連続しているんですが、それをカメラで表現しようとすると
まったくお粗末、いい構図が見つからないのです。あれこれ努力はしてみたんですがね…
結局、気が急くばかりでいい写真は撮れず、諦めて、途中大湊へラーメンを食べに行ったり、
尻屋崎までドライブしたりで時間をとってしまい、もう一度戻って再び撮影してみたら、
今度は調子が出て、ようやく気に入った撮影場所を見つけられたと思いきや時間切れ、
後ろ髪引かれながら、予約してあった宿に向かったのでした。
中途半端に終わってしまったこのセッション、リベンジを試みて数年後に訪れた4回目は、
菜の花畑が大幅に減少しているのに驚き、がっかりしてしまいました。
やはり「のがすなチャンスを」だったかな。
今回の震災で、ますます菜の花どころじゃなくなったのか… いや、こんな時だからこそ、
ここの日本離れした雄大な風景に癒されたいと思うのは、私だけではないはずですよね。
被災地の復活と共に、ぜひここの菜の花畑も復活させてほしいものです。
5回目はデジタル撮影?
で、お先に復活した写真は、この日午前中、暗中模索していた時の一枚です。
が、やはり「真の雄大さ」は出ていない感じですなあ… しかし、この写真を見ると、
ミツバチがブンブン飛びまわり、強烈な花の香に「クラクラ」っとめまいを覚えたのを
思い出すのです。
【陸奥横浜の菜の花畑/2001.05.18 撮影】
早すぎる梅雨入りだと思っているのは、感覚の鈍くなった人間だけかもしれませんね。
気がつけば庭の紫陽花(アジサイ)が見頃を迎えつつあります。
そろそろカマキリも孵化するかなあ?
大きめの鉢に植え替えたルバーブ。葉っぱが「それらしく」なってきました。
そして今日、あとからまいたのを大きめの鉢に植え替えました(写真左上)。
写真右上は、以前間引いたものをダメ元でポットに差しておいたら根付いたもの。
遅ればせながら大きくなってきたので、同じく植え替えてやりました。
写真手前は、写真左上のルバーブと同じポットに生えていたのを間引き、別のポットに移し替えたもの。
同じように根付いてくれる…のではないかと思っています。
*夕方、ようやく晴れ間が広がってきました。長続きしないみたいだけど、明日、梅雨はひと休み。
温帯低気圧に変わった台風崩れが和歌山市に最接近したのは、今朝未明だったようです。
泥酔していたのと、二重窓+雨戸のおかげで、あまり睡眠を妨げられることはなかったけど、
それでも6時過ぎに家を揺らすような風圧に気付き、目が開いてしまいました。
梅雨入りもそうですが、台風来襲は早すぎますね。次の休み(つまり今日)、トウモロコシの
風対策をしてやろうと思っていたのです、完全に構え遅れになってしまいました。
「かなりの被害だろうな…」と恐る恐るおもてに出たのですが、幸い少し傾いた程度で
被害は最小限、助かりました。で、さっそく杭を打ち込んで、ひもで緩くしばりつけました。
幸いここ数年、大きな台風の直撃は避けられているので、風の影響の大きいキュウリなども
よく育っていましたが、今シーズン、あと数回は風の被害を心配しなければならないでしょう。
でも、北海道ではこんな「箱庭農業」みたいなことやってませんね。元々風の被害が少ないことも
あるでしょうが、規模が違いすぎます。こんな手間のかかることやってられませんわね。
キュウリも風にあおられた割には、花がいくつか落ちた程度で、傷跡少なく、無事でした。
写真は4本目の収穫品、明日とる予定です。
オクラやピーマンについている虫は、どうやら小さな「青虫」のようで、ようやく今日一匹捕殺しました。
保護色でなかなか見つけられないのが悔しい。先日夜に捜査した結果、匂いスミレの葉を食べていた
ヨトウムシを一匹見つけ、捕殺しました。先陣を切って現れたのでしょう、大量発生が迫っています。
油断ならぬ時期になりました。
結局、台風一過とはならず、一日雲の多い天気でした。
野菜の生育のためにも、そろそろ梅雨の中休み、日差しがほしいところです。
今回の旅は、「山歩きなし、車中泊なし」のお手軽バージョンだったので、
車の旅にしては荷物はずいぶん少なかったんです。
トランクはガラガラで、いかに上記の事柄が、荷物を増やしているかがわかります。
それでいつもに比べたら、荷物の片づけは楽なのですが、やはり最低限の手間はかかります。
今日のお天気は助かったよ。明日以降は梅雨の走りみたいな天気が続き、しばらく
愚図つくようで、こうなると荷物が片付かず、部屋中に散乱したままで、イライラするんだよね。
並行して畑のお手入れもしなくちゃいけません。タイミングにもよりますが、長旅の際には、
残してきた野菜たちの状況がかなり気がかりです。家人はせいぜい水やりと収穫くらいしか
してくれないのでね。
トウモロコシを一本立ちにして追肥を施しました。ここまでまずまず順調ですが、
我が家の最大の敵は「風」です。
キュウリも順調、すでに一本収穫したそうです。ひもで支柱にしばり、追肥を与えました。
ピーマンも大きく育っていましたが、二本あるうちの一本に虫食いが目立ちます。
アオムシの仲間の仕業と思われるものの、発見に至りませんでした。
昨年はこの状態から結果的に一本をダメにしてしまったので、何とかしなければ。
同様に追肥を施します。
オクラも大きくなったので、間引いて一本立ちにし、追肥しました。
こちらも虫食いが目立ちます。もっと大きく育てば、少々の虫食いやアブラムシがついても
ビクともせず丈夫ですが、今はまだダメージが大きくてヤバい感じ。
やはり敵を発見できなかったので、今夜、ヘッドランプを頼りに夜の大捜査線を敢行します!
私が通過した翌日、知床峠は雪で通行止めになったという。
滞在中に山桜は見頃となり、予期せぬ春景色を楽しむことができた。
過去、同時期に訪れていたとしても、季節の歩みは一様でなく、
折々で違う趣をみせるのだ。
大海原ですれ違う船よ、もう一度私を北の大地へ連れ戻しておくれ。
その船に自分が乗っている気がして、去り行く船の後ろ姿、航跡を
いつまでも見ていたのかもしれないな。
沈む夕陽が朝陽に姿を変えるように、
繰り返し私は海を渡ることだろう。
今回もおじさんに用意していただいた朝食をモリモリ食べました、ありがとうございます。
お酒もたくさん飲みましたよ。
宿泊客減少で悲鳴をあげる各宿を尻目に、
飄々と力まず営業する姿勢は素晴らしいです。
これからも変わることなく末長く、同じスタンスで続けてほしいと願います。