初めて訪れた中川村、桜の見ごろと好天を
そろえられたのは本当にラッキーだった
ソメイヨシノ、エドヒガンなどの巨木の桜が
同時に咲きそろっているのが圧巻で
あえていうなら、一番手前のベニシダレは咲き始めたばかり
それでもフレームアウトギリギリに配置して
彩に花を添えている
翌日は朝から高雲ってしまい
風景との出会いは一期一会だということを
改めて思い知らされた
【大草城址公園の桜と中央アルプス~長野県中川村にて 2023.03.30 撮影】
道を間違え、Uターンしようと細い路地へ入り込んだ先に
待っていたのがこの風景
村の観光パンフ等には紹介されていない隠れた名所?
おそらく、広く一般には知らせたくない場所なのだろう
ソメイヨシノ、枝垂れ桜などが咲きそろい、咲き乱れ
足元にはラッパスイセン、背後に中央アルプスの雪山
まるで夢でも見ているような、桃源郷に迷い込んだような…
たまたまたどり着いた場所なので
次回もう一度行けるかどうかわかんない
【ここはまぼろしの郷~中川村にて 2023.03.30 撮影】
天気が回復した昨日午後、突如モードが切り替わったかのように気温が急上昇しました。
本日も引き続き暑いくらいで、それまで着用していた冬服が着られなくなりました。
これで黄砂や花粉の飛散がなければ、もっと快適なんでしょうけどねえ。
各葉物野菜の生育状況も急ピッチで進み、本日、あとから種まきしたフダンソウ
(うまい菜)を間引き最終形態にし、7本立ちにしてみました。苗の状態はまずまず
良好です。
間引き菜。一回炒め物料理に使えるくらいあるかな。
オダマキが咲き始めました。
黄色のラナンキュラス。
にぎやかなキンセンカ軍団。
本日も植木鉢の整理などを進めました。これがすこぶる手ごわくて、少しずつ
手を付けるしかありません。また株分けせんとあかん鉢が出てきたなあ。これも
アマリリスなんやろか、見分けがつかん。
天気は下り坂、雨の降らないうちにと午前中に、植木鉢の整理整頓を始めました。
ようやく家の中の片づけに目途が付いたので、庭にも目を向けられるようになりました。
しかし、やってもやっても終わらず、どんだけの数、植木鉢あんねん!
少し大きめの鉢が出てきたので、そこへ小さな鉢で窮屈そうだったアマリリスを
植え替えてやりました。写真左端がそうで、奥のアマリリスと同じ植木鉢みたいです。
すべて同じこげ茶系の色合いで、おそろいなのがいい感じ。ただし、これでそろいぶみと
手放しでは喜べません、土とか適当なので、うまく根付いてくれないことには…
咲き始めたフリージア。
こちらも咲き始めのムスカリは、伸び放題なスイセンの葉に埋もれ目立ちません。
こういうのも、整理せんとあかんねんなあ。
オダマキのつぼみ。今日庭のあちこちに株があるのに気がつきました。
昨夏種が飛び散ったみたい、咲きそろうとにぎやかでしょう。
アネモネ、ピンク衆。
すっきりと天気が回復しました。日差しは強く、北風は冷たく、春と冬がせめぎ合って
いるように感じました。
前々からの懸案事項、アマリリスの株分け、植え替えを行いました。しかし、そもそも
今頃の時期にしていいものかどうかもわからず、やり方も自己流なので、まずは無事
根付くことを祈るだけです。
元々奥側の小さな植木鉢に二個の球根が同居していて、土中絡み合った根を分離、
大きいほうの株をサイズの大きな植木鉢へ移しました。今期は無理でも、来期
きれいな花を咲かせてくれるとうれしいです。
たくさん花を咲かせているアネモネ、奥の黄色はラナンキュラスです。
オダマキの花芽が伸びてきました、近々花を咲かせそうです。
花数を増やすキンセンカ。
今日初めてモンシロチョウを見ました。我が家のツバキのアゲハチョウも無事越冬、
ボディの横に黒いラインが入っています。羽化が近いのかもしれません。
ホームズもの読書シリーズ第五弾は、「シャーロック・ホームズ全集5・
バスカヴィル家の犬/アーサー・コナン・ドイル著」です。このところは
全集の番号順、書かれた年代順に読めていることになります。
バスカヴィル家~を読むのは初めてでしたがタイトルには聞き覚えがあり、
それもそのはず、ホームズの長編もの四作中、一番の人気作だということです。
確かに、これまで読んだ「緋色の習作」や「四つのサイン」と比べても、
これが一番面白くて、よくできていると思いました。いにしえの作品にしては、
現在でもそのまま通じるくらい完成度が高く、昨今発表される数多くの
ミステリー小説は、本を正せば、底の底の部分では、どれも皆この作品を
下敷きにしているのではと思えるほどです。直接本件に関係あるのかないのか
よくわからない事件を並行して勃発させ、読者をミスリードする、解決までの
道筋を余計にややこしくするなんてことを、こんな創世記にすでにやっていた
ことにも感心します。サスペンス、スリル、怪奇趣味などが高いレベルで融合
しているように思いました。
前二作の長編と比べても工夫がみられ、前作では最後に年代を遡り事件の背景が
明らかにされるのに対し、今作では冒頭で事件に至るまでの古い因縁が語られるし、
ホームズがロンドンに残留し現場へは赴かず、名探偵不在のまま、途中経過は
ワトスンの手紙や日記で事件の進展が明らかになったりと、読者を飽きさせない、
中だるみを防ぎ、興味を持続させることを意図したつくりとなっています。
またこの作品にも、ドイル家の複雑な家庭事情が織り込まれていて、ドイルの
当時の深層心理が読み解けるなど、いわば二重構造のような構成は、現代の複数の
推理、結末が用意された難解な作品たちと相通ずるようにも思われ、この点でも
先駆者だったと思えてきます。
短編の切れのある作品群もいいですが、やはり長編で読み応えのある本作は
とても魅力的です。そういえば、前作でホームズは死んだはず、なんの説明も
なくこの物語はしらっと幕を開け、何事もなかったようにホームズが活躍します。
この作品の位置づけに関しては、ホームズが死去する前の過去の物語だとする説、
「実は死んでいなかった」的な復活後の物語だとする説との、二通りの見解に
分かれているそうです。ドイル自身商業的な誘惑が捨てきれず、ホームズものを
復活させたのには違いないとのことで、どちらにせよそれなりの矛盾が生じて
いることはやむを得ないでしょう。
昨日はほぼ一日中雨が降り続き、今日は天気予報的には曇りだったはずが、雨雲レーダー
には感知されないような低い雲が垂れ込め、朝から弱い霧雨でした。昼過ぎに雨の止み間を
見計らい外の作業を行いましたが、のち、ほどなくまた小糠雨となりました。明日はまた
激しい雨が予想されていて、こうした愚図つく日和が続くのって、この頃の和歌山市では
珍しいことなんですよね。
先週晴天が多かったためか、あとから種まきしたチンゲンサイとコマツナ(小松菜)が
急成長を遂げて、本日慌てて間引き、最終形態にしました。こちらは作業後のチンゲンサイ
で、写真にはありませんが一方のコマツナのほうがさらにたくましく生育していました。
それぞれ一回ずつ炒め物料理に使えそうなくらい量たっぷりの間引き菜です。
今日スーパーでキャベツを買わなくて正解だったかも。一度買い物かごに入れたのを、
迷った挙句売り場に戻しました。今キャベツってお高いんですよねえ、ひと玉あたり
税別250円以上もいたします。一昨日冷蔵庫内に残っていて萎れかけていたのを回鍋肉
(ホイコーロー)にして食べ切ったばかり。高いし、廃棄ってわけにも参りません。
でも、キャベツってひと玉使い切るのけっこう大変。半分にしたのを売っているけど、
あれって日持ちしない気がするんよねえ。
応急手当して支柱を立てたキンセンカは風に負けず無事残りました。ラナンキュラスも
咲き始めました。
フランスパンを買ってきたので、今晩はグラタンをつくってワインを開けます。
手持ちのワインの在庫はこれで最後。そろそろ活動を再開して、ワインを仕入れて
こんとあかんなあ。
強い南風を伴う雨が、朝から断続的に降りました。雨の止み間を見計らい、慌ただしく
フダンソウ(うまい菜)の収穫作業です。昨年11月末から育ててきて、ようやく一回目の
収穫までこぎ着けました。プランター1個分としては、まずまずの収穫量でしょう。
生ぬるい風が吹く中、続けてキンセンカの支柱建てを行いました。これまでは原則花の
手入れは私の守備範囲外でしたので、なかなかそこまで現状手入れが行き届きません。
風にあおられ、根元から二本折れていました。これらは仏花としてお供えに当てたいと
思います。
昼からは北寄りの風に変わり、急激に気温が下がりました。なにせこの頃温度変化が
激しいので、体調維持が大変です。
今まではこれで役目御免、バトンタッチした調理を、自らやらざるを得なくなりまして、
本日初めてお浸しをつくってみました。当てずっぽうにしては茹で加減はまずまずで、
しかし、水気を絞り足りなかったようで、少し水っぽくなりました。これで総収穫量の
半分ほど、これなら、いっぺんに全部茹でてもよかったですかねえ。初心者素人料理人、
日々悪戦苦闘が続きます。
あとから種まきしたフダンソウ(うまい菜)の二回目の間引きと追肥を行いました。
写真は作業後のもので、ここまではまずまず順調みたいです。
間引き菜。
昨年11月23日に最初に種まきしたフダンソウ、丸三か月かかって、今週末ようやく
収穫までこぎ着けそうです。我が家の冬場の日照時間がもう少し長ければ、せめて
あと一か月早く収穫できていたはずです。ただし、今週はずっと気温が低いようだし、
週末以降曇りや雨マークがずらりと並んでいるので、このあと葉物野菜全般生育が鈍る
可能性がありますかね。
花数を増やしてきたキンセンカ。アネモネやストックも目立つようになりました。
町中を流れる足羽川に沿って延々続く古木の桜並木
市街地のすぐそばにこんなスケールの大きな景色がある
北国をいつもうらやましく思う
なんとかそのスケール感を表現できはしないかと
構図を意識して写してみた一枚
【堤防沿いの巨木の桜~福井市・足羽川桜並木にて 2023.03.28 撮影】
すでに何度も足を運んでいる西山公園
今回も桜の見頃に合わせて訪れられたようだ
早咲きするツツジの株が年々増えているような気がする
【桜とツツジ競演~鯖江市・西山公園にて 2023.03.29 撮影】
ホームズシリーズ読書第四弾は、「シャーロック・ホームズ全集4・シャーロック・
ホームズの思い出/アーサー・コナン・ドイル著」です。全集3のシャーロック・
ホームズの冒険と同じような構成で、短編が12編収録されています。
まず驚くのが、巻末に収められた『最後の事件』ですかね。一連の物語の締めくくりに
ホームズが死ぬらしいという知識は何となく持ち合わせていて、しかし何の前触れも
なく唐突に終章が訪れるので、かなり違和感を感じるのは確かです。解説によると、
推理小説を早めに切り上げて、本来書きたかった歴史小説へ転換するべく、ドイルは
ホームズを早々に葬り去りたかったようなのですが、ホームズファンである実母メアリ
がそれを許さず、仕方なく存続させた経緯があるらしく、今度こそ終わらせた時には、
さぞや清々したことでしょう。
姦通した母への恨みは消えるわけでなく、シリーズ中多数登場する「メアリ」と
いう名の女性は悪女の役割を与えられ、ホームズを死に至らしめる宿命のライバル・
モリアーティ(Moriarty)教授のつづりの中にメアリ(Mary)が含まれるなど、
意趣返しは変わらず徹底していて、ドイルの執念深いまでの恨みつらみが見え隠れ
するホームズものは、内情を知ると、けっこうドロドロの内輪もめなお話ばかり
なので興味が尽きません。
早く終わらせたいドイルの心持ちを反映させられたホームズは、前作~冒険の
いきいきした活躍と比べると全般覇気がないようにも映りますが、そこはかとなく
全般重い空気が漂う~思い出を、私は気に入って読み進めましたよ。
さて、次作はどうなるのか? ホームズの死でいったん幕を下ろしてしまった物語を、
「実はホームズは生きていた!」みたいにしらじらしく復活させ存続させたのか、
それとも、過去にはこんなすごいエピソードがありました的なワトスンの昔語りが
繰り広げられるのか? 今からとても楽しみにしているのです。